本書を読んだ後に、大阪松竹座の舞台版「泣いたらアカンで通天閣」を拝見しました。
ゲンコ役の赤井英和さん、センコ役の三倉茉奈さん、それぞれがぴったりの配役で楽しめました。
感動しました。是非、続編を希望します。
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泣いたらアカンで通天閣 単行本 – 2012/5/15
坂井希久子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「おとうちゃん、たっぷり愛してくれて おおきに、ありがとう。」
どん詰まり下町商店街に息づく、とびっきりの人情と懐かしい家族の物語
シャッターが目立つちょっと寂しげな北詰通商店街に店を構える「ラーメン味(み)よし」。
「味よし」とは名ばかりで、店主のゲンコが作るラーメンはえらく不味く、赤字続き。
ゲンコはしっかり者の一人娘・センコの目を盗んでは、店をほったらかしてふらふら遊びに行ってしまう。
センコは帳簿とにらめっこしては頭を抱える日々。さらに自身の厄介な恋愛問題にもモヤモヤしながら毎日を過ごしていた。
そんなある日、東京で就職した幼馴染のカメヤが突然帰ってきた。だがコソコソしていてどこか様子がおかしい。
さらにどういうわけかゲンコが、街の問題児・スルメを家で預かると言い出し、そんな余裕はないと激怒するセンコだったが……。
くせ者揃いの家族とお節介なご近所さんに囲まれて、センコは自分を育む「街の息遣い」をいとおしく思い、かけがえのないものに気が付いていくのだった――。
どん詰まり下町商店街に息づく、とびっきりの人情と懐かしい家族の物語
シャッターが目立つちょっと寂しげな北詰通商店街に店を構える「ラーメン味(み)よし」。
「味よし」とは名ばかりで、店主のゲンコが作るラーメンはえらく不味く、赤字続き。
ゲンコはしっかり者の一人娘・センコの目を盗んでは、店をほったらかしてふらふら遊びに行ってしまう。
センコは帳簿とにらめっこしては頭を抱える日々。さらに自身の厄介な恋愛問題にもモヤモヤしながら毎日を過ごしていた。
そんなある日、東京で就職した幼馴染のカメヤが突然帰ってきた。だがコソコソしていてどこか様子がおかしい。
さらにどういうわけかゲンコが、街の問題児・スルメを家で預かると言い出し、そんな余裕はないと激怒するセンコだったが……。
くせ者揃いの家族とお節介なご近所さんに囲まれて、センコは自分を育む「街の息遣い」をいとおしく思い、かけがえのないものに気が付いていくのだった――。
- 本の長さ270ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2012/5/15
- ISBN-104396633890
- ISBN-13978-4396633899
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商品の説明
著者について
坂井希久子
1977年、和歌山県和歌山市生まれ。同志社女子大学学芸学部日本語日本文学科卒。
2002年、作家を志し勤めていた京都の通販会社を退職し上京、小説講座の門を叩く。
2008年、「虫のいどころ」で第88回オール讀物新人賞受賞。著書に『コイカツ-恋活』『羊くんと踊れば』がある。
1977年、和歌山県和歌山市生まれ。同志社女子大学学芸学部日本語日本文学科卒。
2002年、作家を志し勤めていた京都の通販会社を退職し上京、小説講座の門を叩く。
2008年、「虫のいどころ」で第88回オール讀物新人賞受賞。著書に『コイカツ-恋活』『羊くんと踊れば』がある。
登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2012/5/15)
- 発売日 : 2012/5/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 270ページ
- ISBN-10 : 4396633890
- ISBN-13 : 978-4396633899
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,582,545位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 37,564位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2017年4月16日に日本でレビュー済み
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関西に住んでいたことがあって、懐かしかった。登場人物が面白くて、食事の支度もそこそこに読んでしまいました。
2020年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アンソロジーの一編で著者に興味を持ち、2冊ほど購入しましたが、予定調和の幻想的なご近所ご家庭物語で、いかにも東京の人が想像する古き良き大阪を提供しました、っていう感じでした。
2013年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
帯にドラマと映画化が決定と書いてありましたが、
ドラマの日程はもう過ぎていました・・・。
本の内容は暖かく、おせっかいで、シャイな町の人たちと
心温まるドラマになっていて、本来あるべき人間関係を
改めて考えさせてくれる感動の1冊となっています。
特に主人公のお父ちゃんは最高でした!
ドラマの日程はもう過ぎていました・・・。
本の内容は暖かく、おせっかいで、シャイな町の人たちと
心温まるドラマになっていて、本来あるべき人間関係を
改めて考えさせてくれる感動の1冊となっています。
特に主人公のお父ちゃんは最高でした!
2016年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同作者の関西を基盤とした物語は秀逸です。
人々のキャラクターも生き生きとしていて、
物語に引き込まれます。
周りの人にもすすめたくらいの良作でした。
人々のキャラクターも生き生きとしていて、
物語に引き込まれます。
周りの人にもすすめたくらいの良作でした。
2013年2月18日に日本でレビュー済み
大阪・天王寺・父と娘とくれば、『じゃりんこチエ』
そんなコミカルな人情物語かと思いきや、不倫、育児放棄とヘビーな題材が放り込まれてる
それでシリアスな展開かと思えば、会話のやりとりがコミカルだったり、何となく落ち着かない気分で読み進めた
ストーリーは先の展開が予想できるし、その通りになる
いつか読んだ本、いつか観たドラマって感じ
登場人物のキャラも含め、目新しさは無かった
育児放棄については、それだけで一冊の本になるような題材だけに、中途半端な取り上げ方、まとめ方になってる
『それでエエの?』って感じ
消化不良というか、物足りなさが残った
面白さにグイグイ引き込まれるような話ではなかったが、確かな文章力で丁寧に書かれた小説
特に会話のやりとりが自然で良かった
関西圏以外の作家が関西弁を書くと、意識し過ぎるのか『そんなコテコテの関西弁、今どき誰も使わへんで…』となって、一気に興醒めしてしまう事がよくあるが、和歌山出身の作者だけに大阪弁の自然な会話になってて安心して読めた
また、和歌山県民しか分からないと思うが『かめや』の正子の話し言葉が和歌山弁訛りになってる
そういう細部も疎かにしない、正統派の作家だと思った
これからに期待したい
そんなコミカルな人情物語かと思いきや、不倫、育児放棄とヘビーな題材が放り込まれてる
それでシリアスな展開かと思えば、会話のやりとりがコミカルだったり、何となく落ち着かない気分で読み進めた
ストーリーは先の展開が予想できるし、その通りになる
いつか読んだ本、いつか観たドラマって感じ
登場人物のキャラも含め、目新しさは無かった
育児放棄については、それだけで一冊の本になるような題材だけに、中途半端な取り上げ方、まとめ方になってる
『それでエエの?』って感じ
消化不良というか、物足りなさが残った
面白さにグイグイ引き込まれるような話ではなかったが、確かな文章力で丁寧に書かれた小説
特に会話のやりとりが自然で良かった
関西圏以外の作家が関西弁を書くと、意識し過ぎるのか『そんなコテコテの関西弁、今どき誰も使わへんで…』となって、一気に興醒めしてしまう事がよくあるが、和歌山出身の作者だけに大阪弁の自然な会話になってて安心して読めた
また、和歌山県民しか分からないと思うが『かめや』の正子の話し言葉が和歌山弁訛りになってる
そういう細部も疎かにしない、正統派の作家だと思った
これからに期待したい
2015年1月7日に日本でレビュー済み
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笑い転げて、最後はポロリと泣ける作品。
天才ってほんまに居てるんだと痛感しました。
レンタルのゲオさんで偶然に手に取った同作のDVDでしたが、原作本は更にすごい衝撃でした。
天才ってほんまに居てるんだと痛感しました。
レンタルのゲオさんで偶然に手に取った同作のDVDでしたが、原作本は更にすごい衝撃でした。
2016年3月4日に日本でレビュー済み
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「大人の迷子」を読んで、この著者の別の本を購入した。坂井流の軽妙な文章が気に入っている。