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坐禅ガール 単行本 – 2014/3/11
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- 本の長さ263ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2014/3/11
- ISBN-104396634390
- ISBN-13978-4396634391
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登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2014/3/11)
- 発売日 : 2014/3/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 263ページ
- ISBN-10 : 4396634390
- ISBN-13 : 978-4396634391
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,437,842位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 33,777位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
Randy Taguchi first began writing online in 1996 and soon attracted a large following in Japan, where she is sometimes referred to as the "Queen of the Internet." She is a popular and prolific author, whose work includes a busy blog, seventeen novels, two of which -- Outlet and Fujisan -- have been released in English to date, many short stories, and more than twenty essays. She is currently supporting the Fukushima Kid's Summer Camp program, helping children impacted by the 2011 earthquake, and she released a brief essay entitled "How Japan Made the Nuclear Choice" in reaction to the incident. Her latest work, Zazen Girl, was released in 2014.
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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個人的には、311より前の作品は、自分の人生を変えてしまうほどの大きな力があったのだけど、
最近は買ってもふつうの読書として終わってしまっているような…
また以前のような作品が正直読みたい。
後半でアイリーンが言う言葉の中で心に響いた台詞はいくつか有りましたが、数日間の坐禅でこんな体験をするのははっきり言ってありえないと思いました。
最低でも心に変化が感じられるまで、2、3か月はかかると思います。だからこそ、皆コツコツ毎日続けるのに、こんな風に短期感で不思議な体験をして更にNY行きなんか決められるとなんと言うか、違和感。
まぁ、取り敢えず興味あるタイトルなので読んでみました!!
けど、読後に残るものはずっしりと重いです。
心は煩悩だらけ。乱れに乱れてる。でも、それは誰しも当然のこと。
まずはそれに気づく。それがとても重要なこと。
そしてじっくりとそんな乱れた自分を観察する。そこからすべては始まる・・・。
ううーーん、書いてあることには共感できるけど、
そこへ心を持っていく手段としての「座禅」という行為にはちょっと疑問符をつけたくなる。
なぜそこで「座禅」なのかまではうまく描き切れていなかった気がするのは私だけでしょうか?
なぜ「座禅」なんだろう?なぜ「座禅」というがそこまで導いてくれるのだろう?
私はそこを理解したかった。
けど、「座禅」や「カルマ」など哲学や精神的なことを難しく考えなくても、
恋や人間関係の苦しみを言いあてられるような箇所の方が心にスーッと入ってきたように思います。
日常的な感情に訴えてくる部分も多い作品です。
肩ひじ張らずに手にとってみるのがいいでしょう。
はた目にはもどかしいことこの上ありません。
しかしながら、よう子は、まず受け入れます。
彼女もまた、さまざまなものを抱えているからなのでしょうか。
禅といえば煩悩。
いやむしろ、煩悩があるから宗教が必要なのでしょう。
煩悩を捨てれば悟りに到るのか。
さにあらず、そうは簡単にいかないところから小説は始まります。
よう子が、りん子が見つける答えとは。
いや、そもそも答えは見つかるのか。
およそ他人の煩悩はうっとうしいものなのに、
作者が小説の力で示したものは、あまねく愛しくて、
思わず背すじが伸びました。
それを境に、皆が潜在的に無意識に抱えていたものが露顕したことに、彼女が一番自覚的なのだと思う。
この作品では、津波で恋人を失った女性が登場する。そしてまた彼女を鬱陶しく思いつつも面倒を見てしまう女性作家。
それぞれに女性として、個人的な、世代的な悩みを抱えている。
著者な坐禅に着目する。アメリカでは女性の禅マスターが脚光を浴びているのに、禅発祥の地日本では、いまだ男性向けのストイックな世界。しかし、元来肉体の劇的な変化をデフォルトで抱えている女性のほうが、禅の本質を理解できるのではないか。
読み終えた途端、すっと気持ちが軽くなるような、そんな小説だった。
あらゆる女性に響くだろう、と思った。
個人的に坐禅は習慣としてするのですが、やってるときって自分のいやな部分や後悔したことが頭の中を駆け巡るんですよね。だけどそんな自分を観察して受け入れると、まーいいかって気になります。著書でも、自分自身を受け入れていく過程に感情移入してしまいました。面白かったです。