ここ数年、海外も含めシティポップブームが続いているが、私が初めてシティポップというくくりを知ったのはこの本が出版された2002年。
80年代はシティポップという言葉はなかった(と思う)。
ここで紹介されているものやフォーク、ロック系も含め、すべて「ニューミュージック」でくくられていた。
ニューミュージック内でさらに細分化されたジャンルで「シティポップス」とか「シティミュージック」という言葉はあったような気はするが、「シティポップ」という言葉はこの本からだと思う。
私は中学時代だった80年代前半からまさにこのタイプの音楽が好きだったので、この本は今でも愛用している。
その後改訂版が2度出て両方とも購入したが、やはりこの初版が良い。
今のシティポップは定義が狭くなってしまったが、この本に紹介されている70年代後半~80年代前半の都市部の音楽こそがシティポップであり、プラスティックラブや真夜中のドアのようなタイプだけではなく、もっと幅広くシティポップが親しまれることを望む。
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ジャパニーズ・シティ・ポップ ─ ディスク・ガイド・シリーズ 単行本 – 2002/9/1
木村 ユタカ
(著)
70年代以降の日本のロック~ポップスを“都市”をキーワードに大胆にセレクト。都市型ポップ500枚掲載!!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社シンコーミュージック
- 発売日2002/9/1
- ISBN-104401617738
- ISBN-13978-4401617739
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
70年代以後の日本のロック・ポップスを「都市」をキーワードにセレクト。その時々の街とそこに生活する人々の姿、そして時代そのものを映し出す500枚を紹介する。
登録情報
- 出版社 : シンコーミュージック (2002/9/1)
- 発売日 : 2002/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 192ページ
- ISBN-10 : 4401617738
- ISBN-13 : 978-4401617739
- Amazon 売れ筋ランキング: - 894,719位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 93位POPSヴォーカル楽譜・スコア・音楽書
- - 642位その他のジャズ楽譜・スコア・音楽書
- - 1,469位エンターテイメント音楽のJ-POP
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年5月5日に日本でレビュー済み
この手のレビュー本は見ているだけで楽しくなります。ましてや自分の持っているアルバムが紹介されているだけでも、うきうきしてきます。その評論がきついことを書かれても、まったく関係ありません。
‘こいつわかっちゃいないね。田舎者だぜ’ってなモノであります。
ちなみに‘森勉’氏は、とあるレコード屋の店長です。これ有名。んっ、関係ないか。
‘こいつわかっちゃいないね。田舎者だぜ’ってなモノであります。
ちなみに‘森勉’氏は、とあるレコード屋の店長です。これ有名。んっ、関係ないか。
2004年7月3日に日本でレビュー済み
角松敏生、国分友里恵、山下達郎、ユーミン、杉真理といった私のお気に入りはモチロンですが、松田聖子、河合奈保子、榊原郁恵に野口五郎、西城秀樹といったアイドル系の作品までもがこの本では紹介されています。一見、節操のない選盤のように感じますが、読んでいるうちにこれらのアイドル系作品も聴いてみたくなってくるから不思議です。今まで気にも留めていなかった作品が意外にも良かったりするということに本書を読むことで気付くかも知れないですよ。お勧めです。
2002年10月7日に日本でレビュー済み
これは70~80年代における日本ポップスを愛好している人に手にとっていただきたい本です。 500枚以上のアルバムが紹介されていますが、その選び方は、売れた/売れないとか、手に入る/入らないということにはおかまいなしの、俺様ルール的なもの。 さて、自分のごひいきが選ばれているでしょうか?
・・・それにしても、有賀啓雄のアルバムを3枚とも載せるなんて、普通じゃない!そんなところが気に入りました(ちなみに、僕は有賀さんの大ファンです)。
・・・それにしても、有賀啓雄のアルバムを3枚とも載せるなんて、普通じゃない!そんなところが気に入りました(ちなみに、僕は有賀さんの大ファンです)。