あんまし評判良くないみたいですが、確かに新発見があったり、「グイグイ読ませる文章」ないかもしれません。でもYMOに興味ある方には(私含め)アリだと思います。
私にとって、田中雄二さんはまじリスペクトの知識の方です。神です。
でも、この方はレビューの評価とか厳しいけど、インタビュ人選とかが絶妙な感じします。
「YMOとその時代」読んで好きな方はこっちもいいかも?という個人的感想です
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YMO GLOBAL YMOから広がるディスクガイド 単行本 – 2007/4/20
田山 三樹
(監修)
YMOの音楽はどのようにして生まれ、育まれたのか? 本書は、YMOが生み出した音楽をメインに、3人のメンバーがYMO結成前に影響を受けた音楽、YMOと同時代を伴走した音楽、そしてYMOから影響を受けたYMOチルドレンたちの音楽までを幅広く紹介したYMO関連ディスク・ガイド本である。
近田春夫、松武秀樹らが語るYMO、加えて北中和正、佐久間英夫、美馬亜貴子ら音楽ライターによるレクチャーも掲載。
CONTENTS
■まえがき「こんな本です」
■本書の見方
■CHAPTER 1 PRE-YMO SCENE
・LECTURE 世界の音楽とYMO~アメリカン・ミュージックを中心に話 ◎北中正和
・REVIEW YMOへと至る時代の作品
・REVIEW YMOを作った音盤
■CHAPTER 2 YMO WORKS
・LECTURE 音楽的キャパシティーを広げてくれた"博士たち" 話◎佐久間英夫
・REVIEW YMOが残した作品の数々
■CHAPTER 3 IN THE SAME AGE
・REVIEW YMOと同時代を生きたアーティストたち
■CHAPTER 4 SOLO WORKS
・LECTURE 「ライディーン」を初めて聴いたときのワクワク感 話◎美馬亜貴子
・REVIEW YMO活動期のソロ作品
■CHAPTER 5 PRODUCING / PARTICIPATION WORKS
・REVIEW YMOメンバーのプロデュース/参加作品
■CHAPTER 6 POST-YMO SCENE
・LECTURE 継承すべき"音楽への自由なマインド" 話◎佐久間英夫
・REVIEW ポストYMO世代のテクノ・ミュージック
■CHAPTER 7 SOLO WORKS AFTER YMO
・REVIEW YMO散開後のソロ作品
■CHAPTER 8 VISUAL WORKS
・REVIEW YMOにまつわる映像作品
【COLUMN】
・YMO結成前夜~はっぴいえんどを中心に 文◎前田祥丈
・坂本龍一が"個展"について語る 文◎田山三樹
・YMOとテクノ歌謡 文◎四方宏明
・軌跡のレーベル「EN」 文◎田山三樹
・F.O.Eの全活動 "RIGHT PLACE、WRONG TIME" 文◎野中英紀
・YMOの"再生" ウォッチング 文◎田山三樹
・YMO以降のテクノ 文◎佐久間英夫
・90年代以降のYMOチルドレン 文◎四方宏明
・YMOとワールド・ミュージック 文◎北中正和
・お蔵入りした豪華なる傑作 文◎田山三樹
【INTERVIEW】
・ハヤシヒロユキ(ポリシックス)
「これからも一生聴き続ける、俺にとっての大事なルーツの1つです」
・奥村靫正
「意匠については、僕自身の興味とチャレンジですね。そこは全部任されていたから」
・近田春夫
「"歌謡曲って、いずれは全部こういうもんになっちゃうんだろうなー"
って思ったのを憶えている」
・松武秀樹
「ロック的な楽器編成を超える可能性をシンセに見いだしたんじゃないかな」
・PLAYBACK YMO"散開"宣言インタビュー
「ライト感覚で散開します。」
■執筆者プロフィール
■インデックス
■あとがき「SDYMO」
近田春夫、松武秀樹らが語るYMO、加えて北中和正、佐久間英夫、美馬亜貴子ら音楽ライターによるレクチャーも掲載。
CONTENTS
■まえがき「こんな本です」
■本書の見方
■CHAPTER 1 PRE-YMO SCENE
・LECTURE 世界の音楽とYMO~アメリカン・ミュージックを中心に話 ◎北中正和
・REVIEW YMOへと至る時代の作品
・REVIEW YMOを作った音盤
■CHAPTER 2 YMO WORKS
・LECTURE 音楽的キャパシティーを広げてくれた"博士たち" 話◎佐久間英夫
・REVIEW YMOが残した作品の数々
■CHAPTER 3 IN THE SAME AGE
・REVIEW YMOと同時代を生きたアーティストたち
■CHAPTER 4 SOLO WORKS
・LECTURE 「ライディーン」を初めて聴いたときのワクワク感 話◎美馬亜貴子
・REVIEW YMO活動期のソロ作品
■CHAPTER 5 PRODUCING / PARTICIPATION WORKS
・REVIEW YMOメンバーのプロデュース/参加作品
■CHAPTER 6 POST-YMO SCENE
・LECTURE 継承すべき"音楽への自由なマインド" 話◎佐久間英夫
・REVIEW ポストYMO世代のテクノ・ミュージック
■CHAPTER 7 SOLO WORKS AFTER YMO
・REVIEW YMO散開後のソロ作品
■CHAPTER 8 VISUAL WORKS
・REVIEW YMOにまつわる映像作品
【COLUMN】
・YMO結成前夜~はっぴいえんどを中心に 文◎前田祥丈
・坂本龍一が"個展"について語る 文◎田山三樹
・YMOとテクノ歌謡 文◎四方宏明
・軌跡のレーベル「EN」 文◎田山三樹
・F.O.Eの全活動 "RIGHT PLACE、WRONG TIME" 文◎野中英紀
・YMOの"再生" ウォッチング 文◎田山三樹
・YMO以降のテクノ 文◎佐久間英夫
・90年代以降のYMOチルドレン 文◎四方宏明
・YMOとワールド・ミュージック 文◎北中正和
・お蔵入りした豪華なる傑作 文◎田山三樹
【INTERVIEW】
・ハヤシヒロユキ(ポリシックス)
「これからも一生聴き続ける、俺にとっての大事なルーツの1つです」
・奥村靫正
「意匠については、僕自身の興味とチャレンジですね。そこは全部任されていたから」
・近田春夫
「"歌謡曲って、いずれは全部こういうもんになっちゃうんだろうなー"
って思ったのを憶えている」
・松武秀樹
「ロック的な楽器編成を超える可能性をシンセに見いだしたんじゃないかな」
・PLAYBACK YMO"散開"宣言インタビュー
「ライト感覚で散開します。」
■執筆者プロフィール
■インデックス
■あとがき「SDYMO」
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社シンコーミュージック・エンタテイメント
- 発売日2007/4/20
- ISBN-104401631161
- ISBN-13978-4401631162
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登録情報
- 出版社 : シンコーミュージック・エンタテイメント (2007/4/20)
- 発売日 : 2007/4/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 176ページ
- ISBN-10 : 4401631161
- ISBN-13 : 978-4401631162
- Amazon 売れ筋ランキング: - 869,719位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,448位エンターテイメント音楽のJ-POP
- - 1,508位ワールドミュージック
- - 1,615位ワールド楽譜・スコア・音楽書
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2007年12月6日に日本でレビュー済み
YMOの存在はビートルズに近づいている。ビートルズ世代、YMO世代と言ったって当時熱狂していたのはほんの一握りの人々だったという点、解散してからも繰り返しブームの波が来る点。
でも、もうひとつYMOに近似した存在を挙げるとすれば、それはピンク・レディーだ。YMOとPLは時代の前後の文脈から切れた突然変異、“一過性の未来”であった気がする。時代は当時すでに未来を失っていたのかもしれないが、YMOとPLは一抹の未来を見せてくれた。すでに20年〜30年の時が経っているのにもかかわらず、両者はウェットなノスタルジーからは切断されている。過去の遺物でありながらいまだに未来なのである(YMOを語るのにビートルズとピンク・レディーを挙げるなんてファン心理逆撫でですな)。
この本は総じて選者、評者の対象への愛情は感じられるけど、ディスク・ガイドとしてはやや粗雑だ。まぁ僕はYMOに精通しているわけじゃないので、本書ではじめて細野氏とJBの深いいきさつを知り、「ああ立花ハジメのレプリカントJBってそういう文脈か。あれはプリンスの数年先を行ってたよなぁ」とか新たな発見もあったけど。美馬亜貴子インタビューの中に“YMO教育テレビ”って言葉が出てくるけど、確かに当時YMOを窓口として音楽のみならず様々なアート、周辺の人物を知り、思想を身に着けて行ったってのはある。
本書で残念なのは四方宏明という人の文章だ。細野晴臣や山下達郎が日本のミュージック・シーンの仮想的としてリスペクトした対象の誤記(“筒美恭平”)は、仮に校正漏れであったとしても致命的である。またネガティヴな意味でのおたく的アプローチは本書の中で完全に浮いている感がある。近田春夫のクールで肩の力が抜けきったインタビューの後だけにその断層はさらに鮮明だ。YMOはおたくの対極にある「かっこいい」存在だったんじゃないの?
でも、もうひとつYMOに近似した存在を挙げるとすれば、それはピンク・レディーだ。YMOとPLは時代の前後の文脈から切れた突然変異、“一過性の未来”であった気がする。時代は当時すでに未来を失っていたのかもしれないが、YMOとPLは一抹の未来を見せてくれた。すでに20年〜30年の時が経っているのにもかかわらず、両者はウェットなノスタルジーからは切断されている。過去の遺物でありながらいまだに未来なのである(YMOを語るのにビートルズとピンク・レディーを挙げるなんてファン心理逆撫でですな)。
この本は総じて選者、評者の対象への愛情は感じられるけど、ディスク・ガイドとしてはやや粗雑だ。まぁ僕はYMOに精通しているわけじゃないので、本書ではじめて細野氏とJBの深いいきさつを知り、「ああ立花ハジメのレプリカントJBってそういう文脈か。あれはプリンスの数年先を行ってたよなぁ」とか新たな発見もあったけど。美馬亜貴子インタビューの中に“YMO教育テレビ”って言葉が出てくるけど、確かに当時YMOを窓口として音楽のみならず様々なアート、周辺の人物を知り、思想を身に着けて行ったってのはある。
本書で残念なのは四方宏明という人の文章だ。細野晴臣や山下達郎が日本のミュージック・シーンの仮想的としてリスペクトした対象の誤記(“筒美恭平”)は、仮に校正漏れであったとしても致命的である。またネガティヴな意味でのおたく的アプローチは本書の中で完全に浮いている感がある。近田春夫のクールで肩の力が抜けきったインタビューの後だけにその断層はさらに鮮明だ。YMOはおたくの対極にある「かっこいい」存在だったんじゃないの?
2007年6月28日に日本でレビュー済み
それだけにYMOの本と思って買うとハズレ。
といっても本筋の音楽ガイドも初心者には字数的な観点から敷居が高め、
同様に現役時代からの玄人向けにももっと踏み込んだ内容にできたはず。
さらに何故かテクノ歌謡とYENレーベルの紹介ページがコラム扱いになってて全体の統一感が皆無。
他のコンテンツも引っくるめて詰め込んだ結果、内容が薄まって焦点がボケすぎたかも。
といっても本筋の音楽ガイドも初心者には字数的な観点から敷居が高め、
同様に現役時代からの玄人向けにももっと踏み込んだ内容にできたはず。
さらに何故かテクノ歌謡とYENレーベルの紹介ページがコラム扱いになってて全体の統一感が皆無。
他のコンテンツも引っくるめて詰め込んだ結果、内容が薄まって焦点がボケすぎたかも。
2007年5月25日に日本でレビュー済み
「ディスクガイド」と謳っている割には、オリジナル盤のリリース年月日も載ってなければ、アルバムごとの収録楽曲名の記載すらない(かろうじて本家YMOのアルバムについては曲名表記だけはアリ)。というわけで、この本にデータ的な価値は全くない。んでもってまた、YMOから派生する(あるいはYMOに繋がってゆく)無数の音楽の中から「ムムッ、なかなか優れた視点でアルバムがチョイスされているな!」というほどのことも全くなく。要するに“自称”音楽ライターの皆さま方が、学生サークル的なノリでやっつけた「自分の知ってる『YMOと関係あるアルバム』について感想文を書きました」的な仕事です。とにかくすべての文章のレベルが低い低い。「ライター」ってどんな仕事だよと感じることしきり。ところどころ挿入されているコラムも稚拙だし、インタビューにもさして見るべきところなし。YMO好きであればあるほど(掲載されているアルバムを持っていればいるほど)不愉快な気持ちになるディスクガイドです。−というわけで☆ひとつっ!まあ、YMO好きとしてはこーゆーモノ買って文句つけるのもまた楽しいんですけど。
2007年8月26日に日本でレビュー済み
何を期待して商品を選ぶかは個々の問題。まぁ、タイトルに GLOBAL とはね。私は結構楽しく読ませて貰ったけど。値段も手頃だし。コアなファンならソロワーク全て網羅して欲しかった。(これは筆者自ら前書きで注釈してるのでマイナスポイントではなく主観的意見です)再始動(?)時の今は当時リアルタイム体験した世代には良いんじゃない?
2007年7月8日に日本でレビュー済み
昨今のYMO関連本でも群を抜く内容の酷さなので、穿って読むにはいいかもしれないけど、お金払うのはちょっと。ブックオフで買ってネタとして持っておく程度の本でしょう。一人で読むと不愉快になるので、詳しい人と一緒に笑いながら読もう。話題も広がることでしょう。
2016年6月4日に日本でレビュー済み
杜撰な記述がとっても目立ちます
ディスクガイドとして片手落ちの感
ディスクガイドとして片手落ちの感
他の国からのトップレビュー
SiMaC FuRy
5つ星のうち5.0
Words in Japanese.
2021年2月27日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Very informative. My back up copy