ラリパッパな曲名だったり
ロゴデザインだったり
ありえないファッションだったり
髪型だったり
ポーズだったり
掲載されたシングルジャケットを見て音を想像すると楽しい。
この人たち現在はもう既に還暦過ぎ(故人だったり)てんだろなぁ〜
80年代中ごろ、江口寿史が「音楽業界の片隅のロック界でもほんの一部でしかブームになっていない」と
表現していたネオGSブームのとき、ファントムギフトがカバーした「トンネル天国」が聴きたかったけど、メジャーどころ
のバンドの楽曲しか収録されていない、タイトルに「懐かしの」とか「青春の」とか枕詞の付いたCDしか手に入らず
(それでも「ジザベル」や「銀色のグラス」の無理やりなファズギターや「キサナドゥ」の歌詞は驚く&笑うに十分値するカッコイイ曲だったけど)
ネットがなかったあの頃「ダイナマイツってどんなバンドだったんだ?」って言う疑問に答えてくれたのが
90年代初頭に出た黒沢氏の著書であり、同氏がコンパイルしたカルトGSのCDだった。
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日本ロック紀GS編 コンプリート 単行本 – 2007/9/29
黒沢 進
(著)
GS研究の第一人者・黒沢進による究極のグループ・サウンズ・ブック、ついに完成!
これを超える“GS本”は、もう出ない!!1994年に発売されながら惜しくも絶版、高額で取り引きされてきた幻の名著が完全版として復活!!全118グループのレコード・ジャケット(シングル/LP)をすべてカラーで掲載、実に5年越しで大幅な加筆・再構成を施した、究極の一冊が登場です。
【CONTENTS】
GS史概略
GSに先行する諸形態
東京ビートルス誕生/その他の和製ビートルズ/エレキ・インスト・バンドの勃興
日本の夏、エレキの夏、'65年の夏/英ビート・グループのカヴァー盤/米サーフ&ガレージのカヴァー盤
GSの前兆/時代の徒花、エレキ歌謡/GSスタイルの確立
日本のガレージ&サイケのあけぼの
“グループ・サウンズ”というジャンル名の誕生/日本にファズが来た日
モップスとサイケデリック・サウンド/その他のサイケデリック・グループ/サイケ風俗の氾濫
幻想の昭和元禄/マッシュルーム・カットからヒッピー・ヘアーへ
クリスティック・スパイダーズ
GS海外コンピレーションの現況
打ち砕かれた先入観/1曲のみGSを収録したコンピ盤/イタリア製GSコンピ盤の出現
<イタリア製>第3集の登場/90年代初頭のリリース状況/ガレージ感覚とは何か
GS者から見たUS60'sガレージ/サイケBest 15
GS Discography A to Z
GS Discography INDEX
GSからニューロックへ
Discography補遺
60年代当時に発売されていたGSの海外盤
自主制作GS
レコード未発売主要GS/地方GS
GS出演映画一覧
GS時代のガール・シンガーたち
日本の60年代サイケデリック・フォーク
境界線上の“GS”
ファズる心
巻末付録
黒沢進監修/解説によるGS復刻CD
その他の主要GS復刻CD
2008年のモダンGS(サミー前田)
謝辞
これを超える“GS本”は、もう出ない!!1994年に発売されながら惜しくも絶版、高額で取り引きされてきた幻の名著が完全版として復活!!全118グループのレコード・ジャケット(シングル/LP)をすべてカラーで掲載、実に5年越しで大幅な加筆・再構成を施した、究極の一冊が登場です。
【CONTENTS】
GS史概略
GSに先行する諸形態
東京ビートルス誕生/その他の和製ビートルズ/エレキ・インスト・バンドの勃興
日本の夏、エレキの夏、'65年の夏/英ビート・グループのカヴァー盤/米サーフ&ガレージのカヴァー盤
GSの前兆/時代の徒花、エレキ歌謡/GSスタイルの確立
日本のガレージ&サイケのあけぼの
“グループ・サウンズ”というジャンル名の誕生/日本にファズが来た日
モップスとサイケデリック・サウンド/その他のサイケデリック・グループ/サイケ風俗の氾濫
幻想の昭和元禄/マッシュルーム・カットからヒッピー・ヘアーへ
クリスティック・スパイダーズ
GS海外コンピレーションの現況
打ち砕かれた先入観/1曲のみGSを収録したコンピ盤/イタリア製GSコンピ盤の出現
<イタリア製>第3集の登場/90年代初頭のリリース状況/ガレージ感覚とは何か
GS者から見たUS60'sガレージ/サイケBest 15
GS Discography A to Z
GS Discography INDEX
GSからニューロックへ
Discography補遺
60年代当時に発売されていたGSの海外盤
自主制作GS
レコード未発売主要GS/地方GS
GS出演映画一覧
GS時代のガール・シンガーたち
日本の60年代サイケデリック・フォーク
境界線上の“GS”
ファズる心
巻末付録
黒沢進監修/解説によるGS復刻CD
その他の主要GS復刻CD
2008年のモダンGS(サミー前田)
謝辞
- 本の長さ168ページ
- 言語日本語
- 出版社シンコーミュージック
- 発売日2007/9/29
- ISBN-104401631501
- ISBN-13978-4401631506
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登録情報
- 出版社 : シンコーミュージック (2007/9/29)
- 発売日 : 2007/9/29
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 168ページ
- ISBN-10 : 4401631501
- ISBN-13 : 978-4401631506
- Amazon 売れ筋ランキング: - 223,225位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 346位ワールドミュージック
- - 382位ワールド楽譜・スコア・音楽書
- - 395位エンターテイメント音楽のJ-POP
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は1980年代に黒澤進さんが出版された「GS図鑑」という本を持っていますが、かまやつさん(スパイダース)や司薫さん(4・9・1)や橋本淳さん(作詞家)等へのインタビューが載っていたりして、とても楽しい本でした。もう読みすぎてボロボロです。今回の本は、「GS図鑑」より値段が1000円ばかり高いし、ジャケットがすべてカラーであるとの情報により期待していました。ところが、前の本がベッドにひっくり返って読める本だったのに対して、この本は机の前にきちんと座って読まねば成らないような本です。しかもGSをとりまいた時代の背景とか、ミュージックシーンとかにページが割かれていて、その分主役である個々のGSについての記述が少なく成っています。それが良かったのか悪かったのかは、読む人によって違うと思います。とは言っても今はこの本しか選択肢が有りませんが。
2010年12月4日に日本でレビュー済み
GS懐古っていうのは昔からあった。でも、GSの価値はガレージサウンドにあったという視点から、すべてのGS楽曲を聞きなおし、評価を行った本書は、個々の音楽を評論するいままでの音楽評論を超えた画期的なGS音楽構造論でしょう。GSグループサウンズの根底には、世界的に通底するガレージサウンドがあり、それが日本的に展開されていたものがグループサウンズ、それは現在のガレージサウンドにも通じている、なんていう音楽評論がいままであったでしょうか。異常にスゴイ本が日本に生まれたものです。旧著を熟読した世代からすれば、本書はカラーになったし、大判になったので豪華さはあるが、内容的には、変わりがないので、旧著のほうが愛着があるんじゃないだろうか。でも、今に復活した意義は十分評価できると思う。どうか、この本を見ながら、GsのCDをきいてほしい。僕も最初にビーバーズのアイムアマンをきいたときのショックは今も忘れられません。日本にこんなかっこいい音楽があったのって腰を抜かしてしまいました。今まで聞いてきた音楽が色あせてしまいました。あなたも是非発見してください。黒沢さんは亡くなってしまいましたが、Gs研究でこれ以上のものはこれまでも今後も出てこないと思います。音楽評論を勉強したい人も参考になると思います。値段もとても安いでしょう。
2009年2月26日に日本でレビュー済み
80年代の“遅れてきたGS者”にとって、『熱狂!GS図鑑』(1986年)はバイブルのようなものだった。楽しくて読みごたえがあり、オレは昼となく夜となく読みふけり、街にもよく持ち出していた。しかし、著者の黒沢さんにとっては大いに不満があったようで、もっときっちりした形へのバージョンアップを図ったものが、この本の旧版である『日本ロック紀GS編』(1994年)。それをさらに発展させ、サイズをB5に、GSディスコグラフィーをオールカラーにし、新たな記事や記述を加えたのがこの本(2007年)である。その執筆作業を完了させることなく黒沢さんは急逝したが、彼が公認した若手ライターの高木龍太さんがその後を引き継ぎ、完成とあいなった。
☆を4つとしたのは、あちこちに細かいミスがある(初版と第2版とを比較すると、それらのうちの一部は直されている)、ディスコグラフィー部分の活字がとにかく小さい、ABC順で引きにくい(50音順の索引はある)、バンドごとの区切りがページ上でハッキリせず見づらい、同じ曲の別バージョン情報が不足気味、ディスコグラフィーの対象外となった“境界線上のGS”の扱いがあいまい、自主制作GSのページがモノクロ……などといったようなことによるものだが(ズー・ニー・ヴー「涙のオルガン/白いサンゴ礁」のWジャケットは、「白いサンゴ礁」の面も載せて欲しかった…)、GSといっしょに暮らすとき、かたわらにあれば毎日がより楽しくなる、まさにGS者必携の1冊となっている。
なお、猥雑な部分も含めたGSの“本質”に触れてみたい方には、やはり黒沢さんの大きな仕事のひとつである『 日本の60年代ロックのすべて COMPLETE Susumu Kurosawa Works vol.2 ロカビリー誕生からGS革命まで 』との併読をおすすめしたい。
☆を4つとしたのは、あちこちに細かいミスがある(初版と第2版とを比較すると、それらのうちの一部は直されている)、ディスコグラフィー部分の活字がとにかく小さい、ABC順で引きにくい(50音順の索引はある)、バンドごとの区切りがページ上でハッキリせず見づらい、同じ曲の別バージョン情報が不足気味、ディスコグラフィーの対象外となった“境界線上のGS”の扱いがあいまい、自主制作GSのページがモノクロ……などといったようなことによるものだが(ズー・ニー・ヴー「涙のオルガン/白いサンゴ礁」のWジャケットは、「白いサンゴ礁」の面も載せて欲しかった…)、GSといっしょに暮らすとき、かたわらにあれば毎日がより楽しくなる、まさにGS者必携の1冊となっている。
なお、猥雑な部分も含めたGSの“本質”に触れてみたい方には、やはり黒沢さんの大きな仕事のひとつである『 日本の60年代ロックのすべて COMPLETE Susumu Kurosawa Works vol.2 ロカビリー誕生からGS革命まで 』との併読をおすすめしたい。
2007年11月29日に日本でレビュー済み
シンコーのこの手のシリーズ(ロックLP図鑑、プレミアレコード図鑑、歌謡曲名盤ガイド 等)
は価格もそれなりでおサイフ的にはけっこうきついんですが、
価格相応以上の内容で資料的価値も高く、やはり手元において置きたいシリーズです。
この本も廃刊になればおそらく定価以上の中古価格で取引されるようになると思いますので
購入を躊躇されている方は新刊で買える今のウチに手に入れておくことをお勧めします。
は価格もそれなりでおサイフ的にはけっこうきついんですが、
価格相応以上の内容で資料的価値も高く、やはり手元において置きたいシリーズです。
この本も廃刊になればおそらく定価以上の中古価格で取引されるようになると思いますので
購入を躊躇されている方は新刊で買える今のウチに手に入れておくことをお勧めします。
2008年3月24日に日本でレビュー済み
グループサウンズ全盛期は、あまりにも子供でしたので今こういう本を手にとると、あまりにもすごい時代だったので驚きです。懐かしさと驚きの共存。まさにタイムマシン的良書です。
2007年10月6日に日本でレビュー済み
94年版を持っているのですが、本のサイズ自体が大きくなったこともあり、買ってみました。レコードジャケットが今回カラーになっているのが楽しいです。サイケの時代ですから、ジャケットはやはり色つきで見るに限るなあという感じ。改めて黒沢さんの多大なる功績に頭が下がります。巻末の広告ページにありましたが、いよいよGSの映画のDVD化も進むようで楽しみです。
2008年3月16日に日本でレビュー済み
黒沢氏は私と同世代、同学年である。私が東京出身なのに対し、氏は地方でそれもかなりの収集力を持ってGSと向き合ってきた。当時好き物連中の間でGSは特に女子に絶対的な人気があり、バンドをやっていた我々中学生の間でもアートロックニューロックへとなびくまで、日本のGSはTVの影響力もあってエレキ〜GSという流れは必然的なものであった。ただビートルズの人気が圧倒的の中、ストーンズやアニマルズ、スペンサーデイビスグループ、キンクス、ヤードバーズなど向こうの実力派と呼ばれる音に対抗できる野心的なグループはなかなか芽が出ず、カップスやモップスなどその後のニューロックの流れや文脈の中でもがいていたのが事実だとすれば、テンプターズやタイガース、スパイダーズ、ブルコメなどの日本オリジナルな音を今どう評価するのかが、この本の主題であろう。