切ないです。
ここに書かれている言葉はどこまで彼の本心なのか。。
ふり、狂人のふり、という記述が多くあったが、
診察した精神科医からは「狂っていると診断されることを恐れているようだ」との見方もあったようなので、
自分はおかしいのかもしれない、とうっすら気付きつつ、
それを否定するために、「ふり」ということにしたのではないかと。
そう考えると、彼の恐怖とごまかし、その中でも言いたいこと、というのがごちゃまぜになったこの本は
非常に切ない。
シンプルな文体も良かったが、
どうしても翻訳でニュアンスが変わっているだろうし、原典が読めたらなあ、と思った。
彼が離婚できていれば、ロシアに戻っていたら、ロシア人に囲まれて暮らせていたら、、、
もう少し違った展開があったろうにと思うと非常にやるせない気持ちになる。
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ニジンスキーの手記 完全版 単行本 – 1998/6/25
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購入オプションとあわせ買い
1919年、狂気の闇のなかに沈みつつあった時期、ニジンスキーはノートに、自分の思考を書き付け始めた。
これこそが名高い「手記」である。しかし、後に公刊されたそれは、彼の妻ロモラの手で改竄されていた!
本書は、フランスで刊行され話題を呼んだ『ニジンスキーの手記』の完全版を、ロシア語の原典より翻訳。
これこそが名高い「手記」である。しかし、後に公刊されたそれは、彼の妻ロモラの手で改竄されていた!
本書は、フランスで刊行され話題を呼んだ『ニジンスキーの手記』の完全版を、ロシア語の原典より翻訳。
- 本の長さ398ページ
- 言語日本語
- 出版社新書館
- 発売日1998/6/25
- ISBN-104403230571
- ISBN-13978-4403230578
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
20世紀初頭、彗星のごとくパリに登場し、奇跡の跳躍で人々を魅了しながらも狂気の淵に沈み、わずか8年でバレエ史上から姿を消したニジンスキー。その名高い手記の全文を、初めてロシア語原典より翻訳。
登録情報
- 出版社 : 新書館 (1998/6/25)
- 発売日 : 1998/6/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 398ページ
- ISBN-10 : 4403230571
- ISBN-13 : 978-4403230578
- Amazon 売れ筋ランキング: - 336,689位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 226位ダンス・バレエ
- カスタマーレビュー:
著者について
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2023年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
妻、踊り、ディアギレフ、性などがテーマか? 文章も内容も幼稚過ぎる 1500円でAmazonで、歴史に残るdancerがどんなprofessionalな言葉を残したか期待して購入したが、読むに値しない この本を評価する人がいたら、人がおいしいと言ったら、おいしいと言って満足する人だと思う
2010年3月8日に日本でレビュー済み
二十世紀初頭、フランスにやってくるや否や嵐のような旋風を巻き起こしたバレエ・リュスの伝説のダンサー、ニジンスキー発狂後の手記。二十九歳で発狂し、残りの三十年間を狂気の中で過ごした人間の記録である。
見開きぶちぬきで同じ言葉しか綴られていないなど、明らかに「おかしい」文章であるのに、まるで本人が目の前にいて語りかけてくるような奇妙な生々しさが全編に漂い、普通に読んでしまう事ができる。
何より恐ろしいのは、神のような踊り手も鍛錬によって変身した人間であるように、こちら側からあちら側へは、細くても確かに橋がかかっているのだと、いつのまにか理解させられてしまう事である。
半分くらい読んだ所で、彼の美しい肖像を見るのが怖くなった。光のない瞳の奥にある、何か底知れないものにおいでおいでをされる。
バレエに興味があってもなくても、背筋に黒い眼差しの張り付くような感覚を味わいたければ試すといいかもしれない。生理的な部分で忘れられない一冊。
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何より恐ろしいのは、神のような踊り手も鍛錬によって変身した人間であるように、こちら側からあちら側へは、細くても確かに橋がかかっているのだと、いつのまにか理解させられてしまう事である。
半分くらい読んだ所で、彼の美しい肖像を見るのが怖くなった。光のない瞳の奥にある、何か底知れないものにおいでおいでをされる。
バレエに興味があってもなくても、背筋に黒い眼差しの張り付くような感覚を味わいたければ試すといいかもしれない。生理的な部分で忘れられない一冊。