最近の批評理論のキーワードをほぼまとめていて、とても心強い本だと思います。
ただ、後半にいくほど曖昧な説明が増えてきます。
「最初はこうであったが一方ではこうであり、他方ではこうであり、今後はどうなっていくのか…」
といったスタイルの解説が多いように感じました。
一つのキーワードで何十冊も本が書かれているので、
簡潔にまとめるのは不可能なことはわかっているのですが…
巻末の参考文献も充実しているので、
この本をとっかかりに批評理論を勉強するには最適かと思います。
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