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純情アイランド (ディアプラス文庫) 文庫 – 2006/8/1

4.0 5つ星のうち4.0 51個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新書館 (2006/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 311ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4403521398
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4403521393
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 51個の評価

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砂原 糖子
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上位レビュー、対象国: 日本

2011年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このストーリーは、ファンタジーものなのでしょうか? 何故か島から出られない 否 渡船さえ乗れない。呪い(笑)

砂原 糖子さんの小説は、大体、読んでいるのですが、その小説を読んでる途中で「ブーー!!」と活きよく噴出したのは初めてです。

アァ。本当に お茶を飲みながら読んでなくて良かった。もし、お茶を噴出していたら第三次に…。

この『純情アイランド』を購入される方は、要吹き出し注意。

ですので、密集している場所・お茶を飲みながらなど良く気をつけて 読まれた方が何かと安全かと… 思います。
2021年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
幼馴染の島民ラブ。受けは子供の頃からずっと攻めに全力で好きだと伝えている、ちょっと頼りないおぼっちゃま。攻めが好意を自覚する前の受けに対するあしらい方が、本島までパシリをさせたりしていてちょっと酷いと思いました。

攻めが好意を自覚してからもなかなか受けに「好き」だと言わなくて、やきもきさせられました。そうこうしているうちに、受けは記憶喪失になり……読み進めてみればお話の都合上、なかなか「好き」と言わせなかったんだなぁと作者様の意図は理解しましたが、萌えよりも攻めに対するいらだちの方が強く残りました。

そして、攻めが島からなぜか出られない超現象。この設定、よくわからないままで終わったのですが、なくても良かったのではと思ってしまいました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
凄い不思議設定で初めはどうなるかと思ったけど、面白かった。
比名瀬が記憶失う前も後もやっぱり天然ボケててほんわか笑えるし、お百度参りとか…凄いよ、マジか比名瀬、本気なのか、とこっちも港平と一緒に言いたくなる。
しかし港平が無骨っぽく見えて、さりげなく優しいのも比名瀬には合っていると思うけど、そんな金持ち坊ちゃんの末路は、お見合い結婚じゃないかと未来がちょっと不安。
港平の就職は島なんだろうか、余計なお世話ながらこっちもやっぱ未来が心配。
この物語はギャグテイストも散りばめられてて面白いし、ほんわかして好きです〜。
巻末漫画笑える〜、頑張れ!港平。
2010年2月19日に日本でレビュー済み
じつに面白い!
砂原作品でこんなにコミカルな、でも胸キュンな話があるとは眼からウロコ。

頭もよくて超坊ちゃまなのに、好きな男のことにはとことん純情でバカな受けがかわゆくてかわゆくてしょうがない!!!
そんな坊ちゃん受けにうんざりしてつらく当たりつつも、いなきゃいないで気になって、ちょっと坊ちゃんの様子がおかしければ気になる攻めの港平。
なんだ、あんた実はヘタレじゃん(笑)! 本人も作中でそう認めていますが・・・。

隠れヘタレ×天然坊ちゃまカップルは、始めから最後まで楽しい。笑える。コメディ。

何も考えていなさそうな坊ちゃん比名瀬だが、それでも何かに気がつくことはある。そして自分の好きな港平が実は自分のことを好きじゃなかったんだとわかったときは大声で一人泣き。
ああ、かわいい、こいつ。
そしてそんな比名瀬を邪けんに扱いたくてもできない港平も、結局かわいいやつ。

一応二人が付き合い始めたあとの後日話では、今度は比名瀬が記憶喪失になる。
記憶にない自分。自分を覚えていない相手がもどかしくて八つ当たりしてしまう港平。
少し切なかったりと前半よりウルウル感が増えていて、こちらも合わせて一冊読むとおなかいっぱい満足。

おすすめです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年10月27日に日本でレビュー済み
かる〜い大学生話です。でも、受けがちゃんとかわいくて、天然君で、お坊ちゃま。攻めは純情で、まじめで、男っぽい。「アイランド」ですから島の話です。なぜか島から出られない…。出ようとするといろいろなことが起こる!…と言う時点で、オカルト系??かと、思ったのですが、やっぱり軽いコメディでした。リゾート地で楽しく読めるといいですね。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年1月21日に日本でレビュー済み
『純情アイランド』と『純情クリスマス』の二話収録。個人的には二人がくっつくまでの話、純情アイランドが好きです。

男前だけどちょっぴりヘタレな港平(攻)は、幼馴染みの比名瀬に好かれたせいで、島から出ようとすると天変地異ばりの悪天候になってしまい、船にすら乗れない。
なので通っている大学は島内。
彼女はいるけど、デートはもちろん島内。
しかもおめでたい日名瀬は彼女の存在をカモフラージュだと思っていて、空気を読まずに平気で乱入。…なんだか不幸です(笑)

けれど、世の中に悪意があることすら知らないような比名瀬は、彼女と二人きりになりたい港平に見え見えの嘘をつかれても、本気で信じて必死にその願いを叶えようとします。
その日名瀬の純粋さに、まず胸キュン!っつか、ここまでいくと、もはやアホっ子です!!でもアホっ子ゆえにいとおしい。

港平も次第にその一途さにほだされていくのですが、彼女の存在やその他イロイロな感じですんなりはくっつきません。でもドロドロとした場面は全くないので、全体としてふんわりとした優しい気持ちで読めます。

一番オススメは、日名瀬が信じていた港平の言葉が全て嘘だと知ってしまった後。切なくって一緒に泣いちゃいそうになります。

二話目は、ハッピーエンドになったはずの、その後のお話。相変わらずの二人の距離が、とある事故がきっかけでグッと変わります。こちらも随所に日名瀬のアホっぷりがちりばめられてて笑えます!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年3月17日に日本でレビュー済み
10年近く前の作品ですが最近存在を知ったので購入。
作者さんが好きな方の人なので。

ですが……後悔。
なぜ高評価が多いのか理解不能。
笑えません。

こういう作品、過去にもいくつかあったと思うのですが…。
本当に不快です。
金持ちの自己中バカな「王子」。
世間知らずの無神経で都合の良いことしか見ない聞かない考えない。
それに押されて迷惑を被りまくりの主人公。
一歩間違えば暴力沙汰や殺人事件に至りそうな程のストレスを強いられているんですよね。

多分途中で現状に気付くだろうと思ってちょっと飛ばして読んでみたらその通りで(失笑)。

漸く主人公の本心(といっても全く隠していなかったが)に気付いて、傷付くってのもね。
距離を置いて逃げるまえに、それまでの数々の愚行(とはいえ全てについては認識出来てないだろうけど)を詫びろよコラ、です。
周囲に金をたかられているだけだってことにも気付いてショックを受けるってのも、自業自得だろ、と。

それでなぜか主人公がその「王子」を好きになるというのもなぁ。
ありえないんですけど。

コメディ・ファンタジーということで笑って流して読んで下さい的な作品なんでしょうけど、どうしても不快です。
ほんと頭オカシイよ、「王子」。
11年の勘違いというか思い込みというか決めつけというか、病んでます。
天然とかお坊ちゃまだからという次元じゃない。

多分、もう1編の方はマシな内容なのでしょうけど、読む気になれませんでした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年11月11日に日本でレビュー済み
まるで呪いのように島から出ようとすると決まって豪雨に見舞われる港平は
付き合っている彼女と島外に遊びにも行けない。
それ以上に不幸なのは11年もストーカーのように比名瀬(受け)につきまとわれていること。
そしてとうとう「奴」が隣りにまで引っ越してきた...

なんだろう。。。すごく面白かったです。

ストーカーと言っても、我が儘でないせいか決して受けがウザいということはなく、
「港平と自分は恋人なのだ」と前向き過ぎる勘違いを続けたまま、ふわふわと気ままな天然くん。
ものすごい兵器料理をこさえてノコノコやってきたり、部屋をゴミだめにする本人はいつも平然と笑顔。
(ある意味サスペンスですが 笑)
素直で健気でアホな受けの可愛いこと、可笑しいこと。鼻歌の選曲とか...ププ
港平の忍耐強さも、実は楽しさから来ているのでは?という気さえする。
正直、こんなアホは大歓迎です。

受けの激しいボケっぷり&攻めのツッコミの相性が漫才のように小気味良いテンポで進み、
吹き出してはうるうる、またニヤニヤしたりと、楽しく読んでました。
ただ書き下ろしだけがちっとベタでしたが、まぁありかな。
夏目イサクさんの挿絵もイメージとぴったりで、オススメ。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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