「恋をするのに理由なんているんだろうか」
そんな一言が浮かぶ一冊です。
私は「言ノ葉ノ花」から2冊目の砂原作品だったのですが、
前回が前回なだけに今回はあまりにも地味な作品で驚きました。
本作ははじめからどちらかがゲイであったりするわけではなく、
普通の大学生の男の子達が普通に恋をするというお話です。
大学生活を送る中で少しずつ変わり始める周囲と自身、
焦ったり悩んだりしているうちに気づいたら恋をしていた。
一見流されているような主人公ですが、実際にこんなことがあったら
普通の大学生はこういう風にしちゃうよねって共感出来ました。
特別に何かハプニングが起きたり特殊な出来事が起きるお話ではありませんが、
一言一言がじんわりと沁みていく、作者の力量が伺える一冊です。
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虹色スコール (ディアプラス文庫) 文庫 – 2008/9/10
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- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社新書館
- 発売日2008/9/10
- ISBN-104403521967
- ISBN-13978-4403521966
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登録情報
- 出版社 : 新書館 (2008/9/10)
- 発売日 : 2008/9/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 237ページ
- ISBN-10 : 4403521967
- ISBN-13 : 978-4403521966
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,178,779位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,902位ボーイズラブノベルス (本)
- - 227,036位文庫
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2019年4月1日に日本でレビュー済み
一途な攻めの思いと、その思いに気付いてから戸惑い抵抗しながらも、ゆっくり応えていくようになった受けの気持ちの変化が、キュンキュンしました💖😍エロシーンも、くどすぎず満足できる描写でした😍💗イラストも、カッコいい攻め(黒髪)と、可愛い受けで眼福でした✨(^人^)💖
2008年9月13日に日本でレビュー済み
砂原さんの本は集めていたし、セブンティーンドロップスが面白かったので、コラボ再びでかなり期待して読んだけど正直期待外れな気がしました。あとがきで作者が「山も谷もオチもない話」と書いていたけど本当にそうだなと思いました。でも、そこは別にいいんです。ドラマチックな展開ばかりが本の面白さじゃないだろうし。ただ、地味なら地味でドラマチックな展開に匹敵するくらいの深さが必要なんじゃないかと思います。今回はそれが足りない気がしました。自分が何もしてない時に人が将来のために変わったり動いたりしていることに焦る気持ちは上手く書いてるけど、肝心の恋愛に対しての主人公の気持ちや行動は安いなと思いました。二人が結ばれるのもかなり無理矢理で、いっそ友達のまま終わった方がよかったとも…
だけど、いいところが全くないわけじゃないのでファンなら読むことをお勧めします。私は山喜多のキャラが好きで「いいんだよ」の台詞はちょっと切なくなりました。
だけど、いいところが全くないわけじゃないのでファンなら読むことをお勧めします。私は山喜多のキャラが好きで「いいんだよ」の台詞はちょっと切なくなりました。
2011年2月18日に日本でレビュー済み
ぎこちなく、でも着々と前に進んでいく様子がとてもよかったです。気持ちが通じあったあとのもどかしさがたまらない☆
攻めの子は、女の子にもモテモテなのに、一途に受けだけを見つめていて。ストイックなところが好きです。
男同士の葛藤を丁寧に描いているので、気持ちを同調しつつ最後まで楽しめました。
ペットボトルを天井に投げたり、ミルキーウエイだったり、ドレッシングの好みだったり……どれも、「お!」と思わせるエッセンスになっています。さすがです〜
ラストの言葉が、この二人の未来を示していて、とても安心しました。読後感のよい作品だと思います。
攻めの子は、女の子にもモテモテなのに、一途に受けだけを見つめていて。ストイックなところが好きです。
男同士の葛藤を丁寧に描いているので、気持ちを同調しつつ最後まで楽しめました。
ペットボトルを天井に投げたり、ミルキーウエイだったり、ドレッシングの好みだったり……どれも、「お!」と思わせるエッセンスになっています。さすがです〜
ラストの言葉が、この二人の未来を示していて、とても安心しました。読後感のよい作品だと思います。
2008年9月18日に日本でレビュー済み
今回の砂原さんの作品は大きな事件があったり目立った派手な設定ではありません。
ですが大きな事件や設定、映画のような題材などは文才やセンスのある人には必要ないんだなとつくづく納得させられた一冊でした。
切なくてもどかしくて、二人に惹かれながら行く末が気になってしょうがなくなる…そんなごく普通の大学生活の日常をとても読みやすく、感動的に描写できる作家さんはそういません。
身近な設定だからこそ現実味があり、BL作品に多い「最初から同性を好きになる前提な男の子達」が登場するのでもなく、リアルに私達のすぐ近くにいそうな大学生の律や脩平が、同期の女子大学生も交えて恋愛交差点を繰り広げます。
…もう間違いなくこの作品は私の中のBL小説ベストセラーに入りました!
学生時代の好きな人へのあの甘酸っぱい感覚、素直になれなかった事によるすれ違い。胸が締め付けられて切なくて…一体この二人はどうなるんだろう…最後まで目が離せませんでした。
本当は負けず嫌いで一生懸命で、そんな自分を心にしまいながら脩平にだけはなかなか素直に表現できない律。
格好良くていつもマイペース、自分を崩さず決して流されないのに、律にだけはマイペースを通せない一途で不器用な脩平。
そんな二人のひと夏の大恋愛を味わいたい方は是非、台風と共にどうぞ!
ですが大きな事件や設定、映画のような題材などは文才やセンスのある人には必要ないんだなとつくづく納得させられた一冊でした。
切なくてもどかしくて、二人に惹かれながら行く末が気になってしょうがなくなる…そんなごく普通の大学生活の日常をとても読みやすく、感動的に描写できる作家さんはそういません。
身近な設定だからこそ現実味があり、BL作品に多い「最初から同性を好きになる前提な男の子達」が登場するのでもなく、リアルに私達のすぐ近くにいそうな大学生の律や脩平が、同期の女子大学生も交えて恋愛交差点を繰り広げます。
…もう間違いなくこの作品は私の中のBL小説ベストセラーに入りました!
学生時代の好きな人へのあの甘酸っぱい感覚、素直になれなかった事によるすれ違い。胸が締め付けられて切なくて…一体この二人はどうなるんだろう…最後まで目が離せませんでした。
本当は負けず嫌いで一生懸命で、そんな自分を心にしまいながら脩平にだけはなかなか素直に表現できない律。
格好良くていつもマイペース、自分を崩さず決して流されないのに、律にだけはマイペースを通せない一途で不器用な脩平。
そんな二人のひと夏の大恋愛を味わいたい方は是非、台風と共にどうぞ!