何しろ連載が長いので、作者の方の絵柄もどんどん変わるし
作風も変わる…時にあめこみ、時に青年漫画、時に少女マンガ
でも、カリフォルニアの空気のように(海外ドラマのような)
ドライな空気とおしゃれな会話を纏っていつつも
骨太の大変硬派なお話です。
思い題材をさらりとしたどろどろのない作品にしているのは秀逸。
シリーズ中ではオールスタープロジェクトが最高峰だと思います。
パームシリーズは、世代問わず1度は読んでほしい作品です。
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パーム (32) 蜘蛛の紋様 <3> (ウィングス・コミックス) コミック – 2009/4/25
獸木 野生
(著)
事故で義父を失ったマイケルは、エリーの農場に送られた。そこでは義兄・シドたちが支配する暴力的な日々が彼を待ち受けていた。その頃カーターは、運命の人ジャネットと出会い――!!
- 本の長さ180ページ
- 言語日本語
- 出版社新書館
- 発売日2009/4/25
- ISBN-104403619290
- ISBN-13978-4403619298
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登録情報
- 出版社 : 新書館 (2009/4/25)
- 発売日 : 2009/4/25
- 言語 : 日本語
- コミック : 180ページ
- ISBN-10 : 4403619290
- ISBN-13 : 978-4403619298
- Amazon 売れ筋ランキング: - 392,297位コミック
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2015年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2009年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
連載開始当時から読んできたパームは、私にとってバイブルといえるほど共感するお話です。
特にジェームスの一挙手一投足は、読みながら笑ったりボロボロ泣いたりと大変な思いをします(笑)
ストーリーが終盤にきて、各登場人物の過去が語られる「蜘蛛の紋様」ですが、その昔作中で語られた「神様はとてもまともな織物師じゃない〜」という言葉を思い出しながら読んでいます。
それはたぶん、この「蜘蛛の紋様」の蜘蛛というキーワードと、作者が糸を紡ぐようにしてこれまで物語を織り上げてきたという感慨が深いからでしょう。
物語の本当に初期のころに語られた言葉が、何年も経って(巻数も進んで、実際にも時間が流れて)からリンクする、この物語の織り手である作者は、語り部というよりは、まさに神のようです。
色んな事にくたびれたなぁと思うような時に読むと、読み終わった時にはいつの間にか力をもらっているので、きっと一生読み続けると思います。
1冊手にとってしまうと結局全部を読み直してしまう、そんな底なし沼のような魅力があるお話。
絵柄が独特で今の流行りの絵に慣れた人にはとっつきにくいかもしれませんが、この作品は、絶対に食わず嫌いは損ですよ。
特にジェームスの一挙手一投足は、読みながら笑ったりボロボロ泣いたりと大変な思いをします(笑)
ストーリーが終盤にきて、各登場人物の過去が語られる「蜘蛛の紋様」ですが、その昔作中で語られた「神様はとてもまともな織物師じゃない〜」という言葉を思い出しながら読んでいます。
それはたぶん、この「蜘蛛の紋様」の蜘蛛というキーワードと、作者が糸を紡ぐようにしてこれまで物語を織り上げてきたという感慨が深いからでしょう。
物語の本当に初期のころに語られた言葉が、何年も経って(巻数も進んで、実際にも時間が流れて)からリンクする、この物語の織り手である作者は、語り部というよりは、まさに神のようです。
色んな事にくたびれたなぁと思うような時に読むと、読み終わった時にはいつの間にか力をもらっているので、きっと一生読み続けると思います。
1冊手にとってしまうと結局全部を読み直してしまう、そんな底なし沼のような魅力があるお話。
絵柄が独特で今の流行りの絵に慣れた人にはとっつきにくいかもしれませんが、この作品は、絶対に食わず嫌いは損ですよ。
2011年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1972年、ジェームスはその身を引き取られたマフィアのボス、エリーに従わないために、テキサスの農場に隔離され、閉じ込められる。その番人に(自業自得にも関わらず)ジェームスに父親を殺されたと思いこんでいるサディストのシド、頭の鈍いゾーイーが就いたため、ジェームスは度重なる拷問を農場内で受けることになる。一方でカーターはイエール大学を卒業し、ベトナムへと向かうが、終戦。何事もなく帰国し、2年後には医学コースを終えて、医者への道を順調に歩む。そして運命の女性ジャネットに出会う。農場主のグリフィン、その娘のロゼラなど新しいキャラクターを交えて語られるパーム・シリーズの32巻。「蜘蛛の文様」の中では、結末を急ぎすぎずにもっとも充実した作者のストーリーテリングが見られる作品となっている。
2009年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
またニャマゾンから本が届いた。だが仕事と家事に追われての毎日となると読むにも根気が必要となる。生半可なものは眠気に襲われまた今度でいっかと中途で閉じられてしまう。一気に読める本は極上のエンタテイメントか自分にしっくり合った物ということになる。「PALM」は後者だと思う。出合ったのは10代の頃だが、その頃からずっと私と私の気持ちを代弁し続けてているかのようだ。居場所を捜している自分。ここではない何処かを見続けている自分。何かを求めて世界にアンテナを立て続けている自分。特に「蜘蛛の紋様」シリーズはもどかしさと喪失感のどつぼで、私はなんだか脱け出した筈のティーンエイジャーの気持ちである。
2009年5月14日に日本でレビュー済み
ジェームスとカーターの辛い思春期の内容だった。Palmは全体では迷うこと無く星5つ(そんな簡単な表現では足りない。私の人生のバイブルと言っていい)だが、この巻を読むのは何故だか辛かった。
だが、このストーリーも必要だったのだろう。敢えて受け入れなければならないと思う。
願わくば、ジャネットとの熱いエピソードが今後語られんことを願います。
だが、このストーリーも必要だったのだろう。敢えて受け入れなければならないと思う。
願わくば、ジャネットとの熱いエピソードが今後語られんことを願います。
2010年7月5日に日本でレビュー済み
両親との不和、親しい人との死別。周囲の人間関係にめぐまれなかったカーターが、ジャネットのアパートで彼女の写真を見つける。そこには屈託のない彼女の笑顔、彼女を取り巻くきょうだい、そしてあたたかい両親の姿があった。自分がどんなに望んでいても与えられなかったもの。奪われていったもの。カーターが涙を流しながら、ジャネットを抱くラストがせつないです。