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購買のプロキオン (ひらり、コミックス) コミック – 2013/3/30
購入オプションとあわせ買い
購買部で働く美少女と、彼女の正体を探る生徒会長。
ミステリアスな大学教授と、彼女に憧れる女子大生。
一緒にいると不思議な事が起こる同じ名字の友達ふたり。
ピアノ少女と彼女の音に惚れた映画研究部の部長。
お人形のような先輩と可愛いもの好きの後輩。
フシギな世界観とキュートな女の子達の物語を収録した、ふかさくえみのデビューコミックス!
- 本の長さ158ページ
- 言語日本語
- 出版社新書館
- 発売日2013/3/30
- 寸法14.8 x 1.4 x 21 cm
- ISBN-104403671411
- ISBN-13978-4403671418
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商品の説明
出版社からのコメント
平成18年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門の審査委員会推薦作品に
自作が選出された事がある、ふかさくえみの初コミックス!
ピュア百合アンソロジー「ひらり、」や、部活女子アンソロジー「ほうかご! 」に掲載された
不思議な世界観とキュートな女の子が魅力の物語全5篇を収録。
単行本描き下ろしコミックも収録です!
登録情報
- 出版社 : 新書館 (2013/3/30)
- 発売日 : 2013/3/30
- 言語 : 日本語
- コミック : 158ページ
- ISBN-10 : 4403671411
- ISBN-13 : 978-4403671418
- 寸法 : 14.8 x 1.4 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 637,966位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
竹書房まんがライフオリジナルにて
現在「鬼桐さんの洗濯」を連載中。
2020年にクリーニング師の免許を取得。
誕生日は11月29日(いいふくの日)。
代表作
「マルラボライフ」(集英社)
「よもぎ町パンタグラフ」(宝島ワンダーネット)
「購買のプロキオン」(新書館)
「今日のノルマさん」(竹書房)など
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
これまで雑誌の付録単行本などはあったそうですが(残念ながら未チェック)独立した商業単行本としては初めてだそうです。何はともあれおめでとうございます。
さて本作、百合作品雑誌に連載された短編集とのことですが、あまり百合とか意識しないで読め、読んだ後で、「あ、この仲よくしている女の子たちかわいいな」と思える作品です。なんというか、百合といって読む作品集でなく、読んだ後で「あ、これ百合だな」とふと気づくような、そんな不思議な感触を与えてくれる本でした。
ふかさくえみさんの作品の魅力は、我々が何気なく通り過ぎてしまうような小さなことをきっかけに、心に残る素敵な物語を生み出してくださるところだと思っているのですが、今回の本でもその魅力はいかんなく発揮されておりました。
例えば、貴方が学生だったとして「飲み会にも課外活動にも参加せずに門限には必ず帰宅する先生」が学校にいたとして、その後どうするでしょう?
普通なら、「そういう人もいるのか、付き合い悪い人だなあ」と特に気にもせずに通り過ぎてしまうことと思いますが、今回収録の短編「ツバキ教授の門限」では、そこをものすげぇ気にする生徒が、ツバキ教授の驚くべき秘密(実は秘密でもなんでもなかったのですが(笑))を解き明かそうと実にアグレッシブに行動します。その二人の攻防も見ていて楽しいのですが、そこを軸に語られる、二人のお互いを思いやる気持ちと、すれ違う思いと、そしていつか実現するであろう素敵な未来図が描かれています。
翻って考えるに、このなんてことのない事柄から、ここまで奥行きのあるお話を果たして組み上げることができるのか。
自分、素人物書きをしていますが、はっきりいってできません。
そして並み居る商業作品を見てみても、こういう作風の方はそうはいないんじゃないかと思います。
ふかさくえみさんの作品の魅力の一つは、そういうところだと思っています。
もちろんそれだけではなく、タイトルにも書きましたが、真っ直ぐな子を描かせたらふかさくえみさんの右に出る人はあんまりいないんじゃないかと思います。
「ツバキ教授の門限」に出てくる女生徒もそうですが、表題作「購買のプロキオン」に出てくる二人の少女も、ベクトルは違えど真っ直ぐさではお互い引けを取らず、その姿に思わずこちらもいつの間にかすがすがしさを感じさせてくれる、そんな二人です。
そして短編集ということで、この本にはそんな真っ直ぐな、そして個性豊かな少女たちが綺羅星のように詰まっています。こんなお買い得なコミックス、そうはありませんよ?
騙されたと思って読んでみてください。絶対に後悔はしないと思います。
女の子がいちいちかわいく、話もよく出来ていると思いました。
少ない線でここまでキャラの表情を活き活きと描けているところを見ると、初単行本とのことですが相当に描き慣れているのではと。
百合感はそこまで強くなく、友だちよりはやや百合寄りかなというくらいですが、独特の空気感にそれがよくマッチしていると思います。
オススメです。
藤子F不二雄の短編を思わせるような「すこしふしぎ」で丁寧なストーリーも魅力的。
百合系誌からの発行ですが、百合ってほどじゃなく女の子の友情モノって感じです。
心の栄養剤にどうぞ。
主に、互いのズレからくる理解しあえない二人の関係を描いている。
わかりたいんだけど、わかりあえない微妙な距離を描く。
4コマ漫画っぽい絵なせいか、つたなさのような物を感じるけど、
それもまたキャラクターたちの純粋さを演出しているようだった。
短編だけど数ページでキャラや関係をすんなりと理解させてくれる所もいい。
百合系マンガって、たまにヘビーでシリアスだったりするけど、
本作はドラマチックな展開でも、ゆったりほのぼのしている。
百合っぽいけど、小中学生にも自然に薦められるような作品。
短編集なので、二人の続きが気になってもそこで終わってしまうのが残念。
これからも期待を込めて、伸びしろを残してこの評価。
良いお話ばかりなのですが、もう少し各話パンチがあればもっと印象に残ったかな、と思います。
購入前は『ひらり、コミックス』だけど百合度が低そうとか、絵柄がどうだろうとか不安な気持ちもありましたが、読めばそんなもの吹き飛んでしまう程、良い作品集でした。
表題作の『購買のプロキオン』は、コミックのタイトルになるのもうなずける、いきなりの良作です。
話の大筋は大体読めてしまうのですが、キャラの気持ちとか想いが心地良く伝わってきて、ほのかな感動を得られます。
『ツバキ准教授の門限』も、ツバキ先生がどうして門限をそこまで気にするのかが当初の謎ですが、それも早々に種明かしをしてしまい、それからどうするのか、どうしていくのかにとても惹きつけられます。
そして小さな先輩と期間限定で友達になる『リミフレ』や、ピアノの上達に悩む少女と、映研の少女のふれあいを描いた『ゆびさきでスキップ』など、どれも心揺さぶられる良作の数々でした。
どの作品もキャラ達の心情を上手く伝えており、優しさに包まれています。
この作者の作品に総じて言える事ですが、謎な部分を解いていくより、キャラ達が真実に向かい、それに直面しどうしていくのか。
そこのところの心理描写が、とにかく上手いです。
購入前の不安材料だった絵柄も、この優しくて暖かい話にとても合っています。
確かに百合作品と言われると、かなりライトな部類になるとは思いますが、そこら辺は読み手の解釈で充分に補えるでしょう。
帯にSF(スコシフシギ)とあり、あまり現実離れした世界観が苦手な私ですが、すんなり入り込めるほど窓口は広いです。
とはいえ不思議な世界観の作品は、全6話中2作だけではありますが。
“良い作品”に巡り会いたいと思われる方なら、迷わずオススメします。
生きたキャラクター達のそれぞれの物語を、是非多くの方に読んで頂きたいです。
発売を心待ちにしていました。
ふかさくさんの同人誌を手に取ったことのある方ならお分かりになるかと思いますが、
この作者さんは作品世界に引き込むのがとても自然で上手い。
冒頭の1・2ページ、ヘタをすると最初の1コマ目で作品に没入している。
その深い没入感のまま、20〜30ページ以上の短編を味わえる幸せ。
しかも掲載誌がピュア百合特化の本ということもあり、登場人物はみんな可愛い少女というご褒美付き。
(ツバキ准教授が少女か疑問? よし屋上行こうか)
巻頭の「購買のプロキオン」を読み、「さすが表題作、いい作品だったなぁ」と思ってページをめくると
次々と押し寄せるふかさくワールド。
登場人物たちの優しさ、温かさをベースにしつつも、
ひとさじの切なさがアクセントとなった世界群を堪能できます。
あとがきによると、作者さんは少女漫画も百合も初挑戦とのことでしたが、
漫画制作の土台がしっかりしている人はどんな題材でも
とびきりの作品に仕上げるのだな、と感心した次第です。
どんな方にでもお勧めできる、素敵な単行本だと思います!