雑感です。
少しテンション高いです。
今から約20年くらい前から百合好きになり、
しかし一時期精神的つながり重視系ばかり読んでいたためか、
官能的情事がなければ物足りなくなった時期も、比較的最近までありました。
今も若干そうかも。
しかし本作はそんな私でも、
精神的つながり重視で全く問題ないクオリティで、
ほんに感情の逢瀬の描き方が素晴らしい。
一コマ一コマに無駄がなく演出の妙が洗練されています。
一瞬、むむ?これはどういう事だ?と思わせて、
おお、なる程の納得のこなれまくり脚本。
内容が濃い。
脳や心の充足感が半端ない。
本作の三角関係モノは、缶乃氏のやさしい三角関係入門以上に、
オチの納得感が凄まじいし、
(はなちゃんさんが凄まじくいいキャラしとる)
プラネタリウムの話は、
最後の直前主人公謙虚すぎ。
なぜ、お相手のヒロインが、
あの方への気持ちは家〇愛ですみたく言ってるのに、
一歩身を引こうみたいな態度になってしまうのか。
むしろ逆ではないか。
惚れた弱みでマイナス思考か。
そしてフラグ回収が早い本作はすぐ主人公が勘違いに気付きちょっとした勘違いのフォローもチョッ早で後味すっきり。
表題作の
「終電にはかえします」、
その「タイトル」は完全に主人公のお相手さんの御家族さん相手の建前と解釈。
「表題作後編(便宜上)最後のコマの主人公のモノローグ読むにつけ」、
返さない気満々かと。
幽霊の話も、百合で、かつ、カップルの片方が幽霊さんの場合、
大抵悲劇がお約束なんですが、
本作は・・・・・・
一つ、悪い意味でなく、切なかったのが、
妹さんが主人公の話。
本作は基本、どの話も後味よく終わるので、
この話だけ、少し、主人公が可哀想で、
他の話とは一線を画した余韻でした。
総じて、大変高い満足感でした。
百合漫画としては、300前後もグローバル評価があり、かつ総合的評価が高いのも、かなり作品の真価を現している一端かと思います。
ただ、やはり知名度的には、
クオリティに反比例して、
まだまだ不遇かと思いますので、
皆々様、どうぞ本作をよろしくお願い致します。
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終電にはかえします (ひらり、コミックス) コミック – 2013/11/30
雨隠 ギド
(著)
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購入オプションとあわせ買い
校内ミスコンで優勝を狙うお嬢系の美少女あさきは、
通学電車の中で後輩のツネと知り合う。
プリン頭にマスクのツネは、クラスでも浮いている様子。
そんなツネが自分にだけなついているのは気分がいい。
それだけのはずだったのに、初めてツネの素顔を目にしたあさきは……?
女の子同士のいろんな気持ちを集めた雨隠ギド初のガールズ・ラブコミック登場!
- 本の長さ158ページ
- 言語日本語
- 出版社新書館
- 発売日2013/11/30
- 寸法12.8 x 1.4 x 18.2 cm
- ISBN-104403671500
- ISBN-13978-4403671500
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月17日に日本でレビュー済み
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甘々と稲妻好きだったので、百合ものも描かれていると知って、Kindle版安いし1巻完結だし買ってみようと何の気なしにポチりました。
もう、めちゃくちゃ可愛くて、最高でした……。
特に、ツネちゃんが可愛すぎて…続編というか、2人の他のエピソードが読みたいのですが、無いのでしょうか(泣)
えっちなシーンや派手な展開?は無いのですが、とにかく癒されます。
静かで穏やかなキュン…が欲しい人は是非♡
もう、めちゃくちゃ可愛くて、最高でした……。
特に、ツネちゃんが可愛すぎて…続編というか、2人の他のエピソードが読みたいのですが、無いのでしょうか(泣)
えっちなシーンや派手な展開?は無いのですが、とにかく癒されます。
静かで穏やかなキュン…が欲しい人は是非♡
2017年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素敵な百合系短編集です。
どれもちょっとした変化球っを投げてきているので、新鮮な気持ちで楽しめると思います。
どれも綺麗で素敵なお話ですが、個人的には「大人の階段の下」がとても好みでした。
さすが姉妹、好みはよく似るんですね。
なんだかんだで優しいお姉ちゃんで良かったです。
どれもちょっとした変化球っを投げてきているので、新鮮な気持ちで楽しめると思います。
どれも綺麗で素敵なお話ですが、個人的には「大人の階段の下」がとても好みでした。
さすが姉妹、好みはよく似るんですね。
なんだかんだで優しいお姉ちゃんで良かったです。
2015年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者さんのファンで何冊か読んでいます。
私は百合物はほとんど読んだことが無いのですが、評価が高かったのでこちらも読んでみました。
人物の感情表現が上手な作者さんらしい、心理描写が的確で伝わりやすい表現がとても良かったです。
友情や憧れ、興味から、触ってみたいという感覚と伴う感情へ踏み込んでいく過程が丁寧に描かれていると思います。
ふわっとした柔らかな作品集なので、読みやすいです。
私は百合物はほとんど読んだことが無いのですが、評価が高かったのでこちらも読んでみました。
人物の感情表現が上手な作者さんらしい、心理描写が的確で伝わりやすい表現がとても良かったです。
友情や憧れ、興味から、触ってみたいという感覚と伴う感情へ踏み込んでいく過程が丁寧に描かれていると思います。
ふわっとした柔らかな作品集なので、読みやすいです。
2019年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全キャラではないですが、縦長の瞳を久々に見た気がします。外見上気の強そうな子に猫目があてがわれてますが、赤面するシーンがめちゃくちゃかわいい。語彙が喪失。
2018年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
幽霊の女の子とその女の子に唯一触れられる女の子の話をどこで読んだんだったか忘れちゃって気になってたんですが、ひらりだったんですね
失恋しちゃう話もありますけど暗くなるような内容の話はなくて楽しめました
失恋しちゃう話もありますけど暗くなるような内容の話はなくて楽しめました
2014年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数々の百合作品を読んできましたので、大体の展開には慣れっこになっています。
また、(失礼ながら)私には初めての作家さんだし、あまり期待せずにページを開きました。
予想は大きく裏切られました。
偶然出会って恋をする。他の百合作品と根本的な違いは無いにも関わらず、
こうも心を幸せにしてくれるのは、何故だろうと。
もちろん、作中の世界観が暖かく幸せなものであるのはもちろんなのですが、限られたページの中で、
登場人物の性格、心の動き、変化を鮮やかに表現し、登場人物たちの、相手を「好き」という限りなく
透明な気持ちがこちらまで痛いほど伝わってきて、目頭が熱くなりました。
ページをめくるのが勿体ないと感じたのは、ほんと何年ぶりだろう・・・
良く練られた話の構成や、線が細いように見えてとてもしっかりした魅力的な絵と合わせ、
非常に総合力の高い作家さんであると思います。
正直、今まで知らなかったのが恥ずかしいくらいなのですが、これからはもっと百合作品を世に送り出し、
我々幸せな気持ちにして頂きたいと切に願います。
(「終電にはかえします」のアフターストーリーや、サイドストーリーが読みたい・・・!)
また、(失礼ながら)私には初めての作家さんだし、あまり期待せずにページを開きました。
予想は大きく裏切られました。
偶然出会って恋をする。他の百合作品と根本的な違いは無いにも関わらず、
こうも心を幸せにしてくれるのは、何故だろうと。
もちろん、作中の世界観が暖かく幸せなものであるのはもちろんなのですが、限られたページの中で、
登場人物の性格、心の動き、変化を鮮やかに表現し、登場人物たちの、相手を「好き」という限りなく
透明な気持ちがこちらまで痛いほど伝わってきて、目頭が熱くなりました。
ページをめくるのが勿体ないと感じたのは、ほんと何年ぶりだろう・・・
良く練られた話の構成や、線が細いように見えてとてもしっかりした魅力的な絵と合わせ、
非常に総合力の高い作家さんであると思います。
正直、今まで知らなかったのが恥ずかしいくらいなのですが、これからはもっと百合作品を世に送り出し、
我々幸せな気持ちにして頂きたいと切に願います。
(「終電にはかえします」のアフターストーリーや、サイドストーリーが読みたい・・・!)
2016年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ギドさんが好きすぎて、もはや客観視できなくなっているのですが、この作品はやはり好きです。
雨隠ギドさんって、アニメ化もした甘々と稲妻の他にもGL、BLと書いていて、結構幅の広い作家さんです。GLは好きですが、率先して読んでいたわけではない私にとって、好きな作家さんのGLはややリスキーでもありましたが、なんのその。いい作品でした。
GL短編集となっている本作ですが、女の子同士の恋愛を描いているものの、温かいタッチと消化不良を起こさない優しい言葉は、性の壁を超えたところにある愛の形を示してくれています。
真実の愛、というものが多くの物語で目指されるように、人はそれを求めますが、矛盾と葛藤の中で自分たちを苛め、そして赦していく少女たちの姿は、愛、と呼ぶにふさわしいように思えました。
雨隠ギドさんって、アニメ化もした甘々と稲妻の他にもGL、BLと書いていて、結構幅の広い作家さんです。GLは好きですが、率先して読んでいたわけではない私にとって、好きな作家さんのGLはややリスキーでもありましたが、なんのその。いい作品でした。
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真実の愛、というものが多くの物語で目指されるように、人はそれを求めますが、矛盾と葛藤の中で自分たちを苛め、そして赦していく少女たちの姿は、愛、と呼ぶにふさわしいように思えました。