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日高 恒太朗
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不時着 単行本 – 2004/8/1

4.3 5つ星のうち4.3 5個の評価
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  1. 本の長さ
    460ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    KADOKAWA(新人物往来社)
  4. 発売日
    2004/8/1
  5. ISBN-10
    4404032145
  6. ISBN-13
    978-4404032140
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商品の説明

内容（「MARC」データベースより）

特攻隊員として一度は機上の人となったが、偽装か、エンジン故障か、敵艦隊を目前にして、生き永らえるために不時着を決行した。戦後60年、語られることのなかった下士官特攻隊員の真実を描くノンフィクション。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA(新人物往来社) (2004/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 460ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4404032145
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4404032140
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 5個の評価

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日高 恒太朗

日高 恒太朗

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上位レビュー、対象国： 日本

sssth
5つ星のうち5.0 ていねいな取材
2004年8月14日に日本でレビュー済み
ぼくは、特攻物があるとつい買ってしまうタチなんですけど、
この本は厚さに躊躇した割にすんなり読めて◎でした。
丁寧に取材してあって、知らないことをたくさん教えてもらいました。
有名になった中津留さんのあとにも特攻があったことや、
占守島の戦いのことなど。書き出しにどうなることかと
戸惑いましたがちゃんとエピローグにひとつの答え
を見つけてくれました。沖縄古謡は哲学なんですねえ。
「命どぅ宝」とかいい言葉です。四国に生まれ育っ
たぼくにはそういう先人の生きる哲学のような教えを
知りません。日高さんはよい仕事をされました。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
hid
5つ星のうち4.0 特攻隊をはじめて理解できた気がした
2004年8月9日に日本でレビュー済み
　分厚いのに、文章が上手いためスラスラ読めた。
　いままで不時着した特攻機があったことは知っていたが、ごく希な例だという認識を持っていた。しかし、本書を読んでいくと実際には相当数の不時着機があったことが容易に想像できる。
　戦後を通じて「特攻」を美化する風潮が根強く社会の中にある。確かに志と使命に燃えて特攻死したものもいたのは間違いないし、そのような方々を否定するつもりもない。ただ死ぬことを求められた彼らが、生きようと決意したことを我々は卑怯だと責められるだろうか？故障機ばかり、ベニヤ板の飛行機でいったい何ができたのか？
　そんなことを考えながら、特攻の知らされていなかったこと（自分が無知なだけかもしれませんが）がわかる、とても面白い内容でした。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
me109g2　Gustav
5つ星のうち3.0 調査と苦悩
2017年7月10日に日本でレビュー済み
著者、高木氏が多くの人に調査し、まとめた書。
話はどんどん変わる。
良く言えば柔軟。悪く言えば節操がない。
わざと厭世的、退廃的に自分を描いているようにも見える。

ので、前半はどうなる事かと思いながら読み進めました。
・調査対象に自分の期待する答えを求める
・自分の政治的主張をちりばめる
高木氏の記述にはこの二点が見られます。
これを好む方と好まない方では評価が分かれるでしょう。

それが中盤から後半になると、印象はがらりとと変わります。
台湾出身者と朝鮮半島出身者達の予科練。
若き日に歌った軍歌と戦時歌謡に取りつかれつつ、沖縄民謡を歌い続けた歌手。

今までほとんど語られなかった事項が登場します。
中でも同じ朝鮮半島出身予科練生が、朝鮮戦争で敵味方に分かれて戦ったという事実は、
これが戦争と思わざるを得ません。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート