簡潔にはまとめられていて読みやすいですが、事実と違う点が幾つかありました。
これなら、ウィキペディアの方がいいかも。
興味を持つきっかけにはいいかもしれませんが。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
魔性たちの恋愛神話 単行本 – 2006/6/1
森 実与子
(著)
- 本の長さ316ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(新人物往来社)
- 発売日2006/6/1
- ISBN-104404034091
- ISBN-13978-4404034090
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(新人物往来社) (2006/6/1)
- 発売日 : 2006/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 316ページ
- ISBN-10 : 4404034091
- ISBN-13 : 978-4404034090
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,197,402位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 230,713位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中2.4つ
5つのうち2.4つ
4グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大きな活字で読みやすかったです。でも、その分、情報量は少ないようですが。まあ、ひとまずどんな人物がったかを知って、興味があれば別の本を、という感じですね。それにやたらヒロインの会話が出てきますので、ノン・フィクションではあっても、歴史的評伝ではありません。
ローラ・モンテスとエバ・ペロンを除けば、登場人物は「魔性」のヒロインとは程遠いという感じです。エヴァ・ブラウンも、クララ・ペタッチも恋愛の対象となったのが、ヒトラーとムッソリーニだったというだけで、別に彼女たちが存在しなくても、歴史は変わらなかったでしょう。エリザベート、マリー・アントワネット、アレクサンドラ・フョードロブナ、ダイアナという王室の女性たちも、それぞれの立場に期待された役割を果たすことに適応できなかったということが読めるだけですね。この伝でいけば、雅子皇太子妃殿下も「魔性」ということになりかねませんね。エリザベートの参考文献に完全なる歴史小説であるインゲンハイムの「ハプスブルクの涙」が挙げられているので、作者の姿勢は明らかではないでしょうか。ダイアナについても、その関係者が存命で、おそらくは厳重に情報管理されているはずですから、お話なんでしょうね。
ローラ・モンテスとエバ・ペロンを除けば、登場人物は「魔性」のヒロインとは程遠いという感じです。エヴァ・ブラウンも、クララ・ペタッチも恋愛の対象となったのが、ヒトラーとムッソリーニだったというだけで、別に彼女たちが存在しなくても、歴史は変わらなかったでしょう。エリザベート、マリー・アントワネット、アレクサンドラ・フョードロブナ、ダイアナという王室の女性たちも、それぞれの立場に期待された役割を果たすことに適応できなかったということが読めるだけですね。この伝でいけば、雅子皇太子妃殿下も「魔性」ということになりかねませんね。エリザベートの参考文献に完全なる歴史小説であるインゲンハイムの「ハプスブルクの涙」が挙げられているので、作者の姿勢は明らかではないでしょうか。ダイアナについても、その関係者が存命で、おそらくは厳重に情報管理されているはずですから、お話なんでしょうね。
2006年8月3日に日本でレビュー済み
本書に登場する8人の歴史上のヒロインは、全員が男を惑わすような「魔性」のキャラクターとはいいがたい気がしました。どちらかというと権力者や時代に翻弄されながらも、懸命に生きた悲劇性の強い女性像の印象を持ちましたが、唯一、ローラ・モンテスに関しては、魔性に相応しい生き様だったように思えました。スペイン風の踊りを酷評されながらも、決してめげることなく成り上がり、美貌と奔放さでバイエルン王を魅了したローラ・モンテスの生涯は、本書で紹介されている8人の中でも、群を抜いた存在だと思います。一方、イタリアの独裁者ムッソリーニの愛人クララ・ペタッチは、男勝りの印象を受けたローラ・モンテスとは対照的に、ただひたすらムッソリーニへの愛に殉じた女性として描かれているのが、興味深いものがありました。他にも、マリー・アントワネット、ロマノフ朝最後の皇后アレクサンドラ、皇妃エリザベート、ダイアナ妃、『エビータ』こと、エバ・ペロン、ヒットラーの愛人エヴァ・ブラウンなど、歴史の有名ヒロインの登場は、今更ながらという気がしませんでしたが、登場するヒロインの視点で描かれているので、感情移入しやすく簡潔にまとめらているので読みやすく良かったと思います。記載されている写真は、各人物につき4〜5枚程度です。