巨額の赤字決算から見事に回復をした松下電器、
一時の停滞を乗り越えたホンダ
どちらも戦後を代表する日本企業だ。ともに松下幸之助、本田宗一郎という天才を創業者とし、強烈な創業者のDNAを経営にいかしていく。この強さは一体どのように形成され、組織のなかに、浸透していったのかを具体的に解説している
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松下とホンダ勝利のDNA: 「原点回帰」が強さの秘密! 単行本 – 2005/6/1
大西 宏
(著)
- 本の長さ270ページ
- 言語日本語
- 出版社実業之日本社
- 発売日2005/6/1
- ISBN-104408106313
- ISBN-13978-4408106311
登録情報
- 出版社 : 実業之日本社 (2005/6/1)
- 発売日 : 2005/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 270ページ
- ISBN-10 : 4408106313
- ISBN-13 : 978-4408106311
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,251,616位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,085位企業動向
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トップレビュー
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2006年4月12日に日本でレビュー済み
発売日に購入し、それから2回読みました。現在3周目に入っております。
本書は人生を意識し始めた大学生〜ベテラン社会人まで、広くお勧めできる本です。
内容は、両社を両社に息づくDNAをコンセプトに展開され、時には比較し、時には深く掘り下げ、とさまざまな角度から分析されています。
筆者の緻密な分析は松下のOBであることをフルに活かした綿密な取材と、松下退職後の研究者の視点の2つから成り立っており、読者を飽きさせることはありません。
自分の働く企業のDNAは何なのか、どうして同じ電機メーカーでも業績に大きな優劣が発生しているのか、そして自分が社会に貢献できるDNAは何なのか・・等々読み手のライフステージと読み手を取り巻く環境によって多くのことを気付かせてくれる良書です。
右から左にお金を流すだけで稼いでいる人が賞賛を受ける現代・・
日本人が作り上げた「価値」が「グローバル」の名の元に海外に移転している現代・・
「アメリカ式」が成功のキーワードとなっている現代・・・
多くの人が「価値」と「価格」の区別をつけることができない現代・・
こういった中で、「価値」を提供している日本の製造業の強さを実感できます。
経歴を見ると筆者は松下電器を退職後関西外国語大学で教授となり、退官後本書を出版しています。ユニークなプログラムと個性豊かな学生で評価の高い同大学で経営学を教えていた経験が本書の構成につながっているのか、非常に読みやすく、かつ他のビジネス書とは一線を画した内容で、キラリと光る一冊です。
本書は人生を意識し始めた大学生〜ベテラン社会人まで、広くお勧めできる本です。
内容は、両社を両社に息づくDNAをコンセプトに展開され、時には比較し、時には深く掘り下げ、とさまざまな角度から分析されています。
筆者の緻密な分析は松下のOBであることをフルに活かした綿密な取材と、松下退職後の研究者の視点の2つから成り立っており、読者を飽きさせることはありません。
自分の働く企業のDNAは何なのか、どうして同じ電機メーカーでも業績に大きな優劣が発生しているのか、そして自分が社会に貢献できるDNAは何なのか・・等々読み手のライフステージと読み手を取り巻く環境によって多くのことを気付かせてくれる良書です。
右から左にお金を流すだけで稼いでいる人が賞賛を受ける現代・・
日本人が作り上げた「価値」が「グローバル」の名の元に海外に移転している現代・・
「アメリカ式」が成功のキーワードとなっている現代・・・
多くの人が「価値」と「価格」の区別をつけることができない現代・・
こういった中で、「価値」を提供している日本の製造業の強さを実感できます。
経歴を見ると筆者は松下電器を退職後関西外国語大学で教授となり、退官後本書を出版しています。ユニークなプログラムと個性豊かな学生で評価の高い同大学で経営学を教えていた経験が本書の構成につながっているのか、非常に読みやすく、かつ他のビジネス書とは一線を画した内容で、キラリと光る一冊です。
2005年7月9日に日本でレビュー済み
内容が濃く思索のレベルも非常に高い水準なのに、大変分かりやすい。加えて珠玉の言葉も多く心が揺さぶられた。一気に読破してからもう一度じっくり読んでいる。
「松下とホンダ」の組み合わせは意外に感じられたが、両社が松下幸之助と宗一郎から始まっていることを考えると、「松下とソニー」や「ホンダとトヨタ」よりも対比が面白くもあり奥深くもあって当然だ。
この本は、松下電器とホンダの改革からはじめているが、むしろ幸之助と宗一郎の話から始めた方がおもしろかったのでは?
「松下とホンダ」の組み合わせは意外に感じられたが、両社が松下幸之助と宗一郎から始まっていることを考えると、「松下とソニー」や「ホンダとトヨタ」よりも対比が面白くもあり奥深くもあって当然だ。
この本は、松下電器とホンダの改革からはじめているが、むしろ幸之助と宗一郎の話から始めた方がおもしろかったのでは?