日航機事故を目の当たりにし、どん底まで落ちた人たちのために生きていくことを誓った著者の姿に感動しました。
本を読んだだけでも並大抵の苦労ではなかったことがうかがえます。
ホスピスといっても終末医療についての話ではなく、施設の立ち上げの苦労や入居者との奮闘といった点が書かれており、あっという間に読みきってしまいました。
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東京のドヤ街・山谷でホスピス始めました。: 「きぼうのいえ」の無謀な試み 単行本 – 2006/3/1
山本 雅基
(著)
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社実業之日本社
- 発売日2006/3/1
- ISBN-104408403423
- ISBN-13978-4408403427
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登録情報
- 出版社 : 実業之日本社 (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 264ページ
- ISBN-10 : 4408403423
- ISBN-13 : 978-4408403427
- Amazon 売れ筋ランキング: - 767,203位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,252位社会福祉関連書籍
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2008年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2011年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
将来アフリカで著者のようなことがやりたくてこの本を手に取りました。
殺伐とした世の中、著者のような人もいるんだなと安心しました。素朴で不器用な著者の生き方が微笑ましいです。
殺伐とした世の中、著者のような人もいるんだなと安心しました。素朴で不器用な著者の生き方が微笑ましいです。
2011年2月22日に日本でレビュー済み
山本さん(司祭になる道は途中であきらめられたそうなので、’さん’という呼び方でいいのかな)はとても気さくな方と言う印象を持った。
NGO主宰者でありがちな美辞麗句で固めた、自己誇示とは全く違う。挫折したことも正直に書かれている。
洗礼を受けたとはいえ聖人君子ではないとご自分で言っている通り、小児科ホスピスでは対立する理事長への怒りも抱き、
「きぼうのいえ」の入居者を思わず殴ってしまう事件も起こす。
奥さんと二人で夜泣いたこと、パニック障害にも陥られたこと、いろいろ大変だったけれど、それでも「きぼうのいえ」の入居者を見捨てることはなかった。
いろいろあるけど結局は、人助けを続けられてる。それが人間らしい運営だと思う。
NGO主宰者でありがちな美辞麗句で固めた、自己誇示とは全く違う。挫折したことも正直に書かれている。
洗礼を受けたとはいえ聖人君子ではないとご自分で言っている通り、小児科ホスピスでは対立する理事長への怒りも抱き、
「きぼうのいえ」の入居者を思わず殴ってしまう事件も起こす。
奥さんと二人で夜泣いたこと、パニック障害にも陥られたこと、いろいろ大変だったけれど、それでも「きぼうのいえ」の入居者を見捨てることはなかった。
いろいろあるけど結局は、人助けを続けられてる。それが人間らしい運営だと思う。
2006年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変読みやすく、内容にひきつけられて一気に読んでしまいました。
今までの価値観が変わるかもしれないです。
不可能と思われることを可能にした御夫婦の信念。周りからの不思議とも思われるようなタイミングでの助け。聖人君子ではない著者の人間くささなど、ありのままに書かれています。
この働きがつぶされないように続いていって欲しい、続きの物語も見てみたい、と素直に思える一冊です。
今までの価値観が変わるかもしれないです。
不可能と思われることを可能にした御夫婦の信念。周りからの不思議とも思われるようなタイミングでの助け。聖人君子ではない著者の人間くささなど、ありのままに書かれています。
この働きがつぶされないように続いていって欲しい、続きの物語も見てみたい、と素直に思える一冊です。
2009年6月24日に日本でレビュー済み
医療にたずさわる全ての人に読んで欲しい良書。
ご夫婦で行き場のない人たちのホスピスをやられている。
そこには金儲け、効率そんな話しは一切なし。ただただ良心しかない。
学ぶべきことが多い。
しかし、似非モラリストのような気負いなく、ただただ真摯に困っている方に
向き合っている姿が書かれている。
本当に感動しました!ありがとうございます!
ご夫婦で行き場のない人たちのホスピスをやられている。
そこには金儲け、効率そんな話しは一切なし。ただただ良心しかない。
学ぶべきことが多い。
しかし、似非モラリストのような気負いなく、ただただ真摯に困っている方に
向き合っている姿が書かれている。
本当に感動しました!ありがとうございます!
2006年3月31日に日本でレビュー済み
著者のひととなりが伝わってくる素朴さ、素直さ、誠実さ、あたたかさ、そして行動力。1億円もの借金を抱え込んで、ホスピスを開くにあたり、奥さんの貯金も使っちゃったなんて包み隠さず、まじめすぎるほどに書いているがゆえの不器用さ、おもしろさ。お涙ちょうだいでもなく、社会派でもなく、そこに今がむしゃらに生きているおじいちゃん、おばあちゃん、壁に擦り付けたうんこを掃除しながら、がむしゃらに手探りで無償の愛を、行政に、おじいちゃん、おばあちゃんに試行錯誤で渡していく「きぼうのいえ」のスタッフ。説教臭さなどない。名声もいらない。ただ赤字と借金は残っている。「ホームレス」というと、社会復帰させたい、あたたかい家でお風呂に入っておいしいものを食べさせてあげたいという図式が頭の中にあったが、そんな安っぽい奇麗事のかたちにはまらないおじいちゃん、おばあちゃんたちがかっこいい。写真もいい。