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ロカ 単行本 – 2005/4/17
中島 らも
(著)
- 本の長さ275ページ
- 言語日本語
- 出版社実業之日本社
- 発売日2005/4/17
- ISBN-104408534706
- ISBN-13978-4408534701
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登録情報
- 出版社 : 実業之日本社 (2005/4/17)
- 発売日 : 2005/4/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 275ページ
- ISBN-10 : 4408534706
- ISBN-13 : 978-4408534701
- Amazon 売れ筋ランキング: - 317,482位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,676位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1952年、兵庫県生まれ。大阪芸術大学放送学科卒。コピーライターを経て小説家デビュー。作家活動のほかに、劇団「リリパットアーミー」主宰、俳優、ミュージシャンなど意欲的に活動。享年52(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『クマと闘ったヒト』(ISBN-10:4840135010)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
保存状態もとても良く安心してます。また宜しくお願い致します。
2015年10月27日に日本でレビュー済み
これはこれで悪くないし、シンパシー感じる男性いっぱいいると思います。
面白かったし、好きなエピソードもあるけど、直木賞っぽい中島らものほうが好きなので☆3
面白かったし、好きなエピソードもあるけど、直木賞っぽい中島らものほうが好きなので☆3
2017年3月2日に日本でレビュー済み
久しぶりに読みました。中島らも。
全てが中島らもでした。
もう会えないですね。
いつか会いたい、否、会うだけじゃダメだ、一緒に酒を飲もう‥と思ってた人でした。
FMラジオでやっていた、『月光通信 』ステッカーもらいました。
ファンでした。家も近かった。
逢いたかった。話したかった。呑んだくれたかった‥
全てが中島らもでした。
もう会えないですね。
いつか会いたい、否、会うだけじゃダメだ、一緒に酒を飲もう‥と思ってた人でした。
FMラジオでやっていた、『月光通信 』ステッカーもらいました。
ファンでした。家も近かった。
逢いたかった。話したかった。呑んだくれたかった‥
2007年12月23日に日本でレビュー済み
中島らもの小説が好きだという人は、結局中島らもという人間そのものがど好きなのだ。もうそれはどうしようもないぐらいに。そんな人たちにとってこの作品はまぎれもない最高傑作である。68歳の小歩危ルカの存在は、亡くなってしまった中島らもがまるであと16年間生きていたかのような錯覚を、そしてククに会いに行こうと出かけたその瞬間でプツリと終わるこの未完のストーリーは、完結してないがゆえに小歩危ルカ=中島らもが永遠にこの作品の中に棲み続けているかのような、妙な心地よさを与えてくれます。まさに「一瞬が永遠を孕む物語」である。
2015年5月22日に日本でレビュー済み
らもさんが好きだなぁと思える。
これを読むとアンコウ鍋食べたくなりますね。
これを読むとアンコウ鍋食べたくなりますね。
2007年9月20日に日本でレビュー済み
他のらも本レビューと同じ内容です。これって傑作ですか?いくら元は才能あった著者でも垂れ流しの寝言まで価値あるとは思えません。自称ロックンローラーでもあの演奏は中学学園祭レベルです。この本も同じです。故人だからこそ、評価すべきものと打ち捨てるべきものの区別、そろそろつけて欲しいですね。
2013年1月27日に日本でレビュー済み
「近未来私小説」と銘打たれている通り、らもさんの斯く老いたいという願望が書かれている。
らもさんは自分をさらけ出してきたので、この本の内容は(悪く言えば)目新しいことはほとんどない。
が、ファンとしては急逝のため絶筆となったその後に、何かが書かれていたのではないかと気になって仕方がないのだ。
らもさんは自分をさらけ出してきたので、この本の内容は(悪く言えば)目新しいことはほとんどない。
が、ファンとしては急逝のため絶筆となったその後に、何かが書かれていたのではないかと気になって仕方がないのだ。
2005年5月21日に日本でレビュー済み
残念ながらこれからというところで絶筆されていて、小説の前半部といった印象です。
ストーリーの展開は読者がそれぞれ推測するしかありませんが、主人公の小歩危ルカを68歳に設定しているところから
老人作家とロックを対比させて、双方の社会での存在基盤の薄さをテーマにしているようです。
「青少年保護法。16、7の連中はこれがあるのを熟知していて、”親父狩り”や人殺しをしている」
そういって小歩危は「老人保護法」を作れとムチャクチャな提案をしてみせますが、
社会の矛盾を歌詞にして、「おかしいじゃないかっ」と主張するのがロック。
ロックをうるさいとしか受け止めないのは、矛盾を突かれるのを嫌がる社会と変らんじゃないかと思う気持ちが読み取れる。
そして、ロックン・ローラーには他のアートのような「巨匠」「大作家」「名人」etc.といった権威や老後がない。
人の馴れ合いを突っぱね、突き放す気高さが芯になければ死んでしまうロックを老いてこそ貫くにはどうすればいいのか。
小歩危は19歳のククに自分を「爺」と呼ばせる。
「よし、この小説でやってやろう」という意思がらもさんにはあったのでしょう。
テーマとは外れますが、意外に美食を語っていて、おいしそうな場面がある作品です。
ストーリーの展開は読者がそれぞれ推測するしかありませんが、主人公の小歩危ルカを68歳に設定しているところから
老人作家とロックを対比させて、双方の社会での存在基盤の薄さをテーマにしているようです。
「青少年保護法。16、7の連中はこれがあるのを熟知していて、”親父狩り”や人殺しをしている」
そういって小歩危は「老人保護法」を作れとムチャクチャな提案をしてみせますが、
社会の矛盾を歌詞にして、「おかしいじゃないかっ」と主張するのがロック。
ロックをうるさいとしか受け止めないのは、矛盾を突かれるのを嫌がる社会と変らんじゃないかと思う気持ちが読み取れる。
そして、ロックン・ローラーには他のアートのような「巨匠」「大作家」「名人」etc.といった権威や老後がない。
人の馴れ合いを突っぱね、突き放す気高さが芯になければ死んでしまうロックを老いてこそ貫くにはどうすればいいのか。
小歩危は19歳のククに自分を「爺」と呼ばせる。
「よし、この小説でやってやろう」という意思がらもさんにはあったのでしょう。
テーマとは外れますが、意外に美食を語っていて、おいしそうな場面がある作品です。