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空飛ぶタイヤ 単行本 – 2006/9/15
- 本の長さ496ページ
- 言語日本語
- 出版社実業之日本社
- 発売日2006/9/15
- ISBN-104408534986
- ISBN-13978-4408534985
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登録情報
- 出版社 : 実業之日本社 (2006/9/15)
- 発売日 : 2006/9/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 496ページ
- ISBN-10 : 4408534986
- ISBN-13 : 978-4408534985
- Amazon 売れ筋ランキング: - 967,037位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 503位経済・社会小説 (本)
- - 22,009位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
池井戸 潤(いけいど・じゅん)
岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。
「果つる底なき」(講談社文庫)で江戸川乱歩賞、「鉄の骨」(講談社文庫)で吉川英治文学新人賞、「下町ロケット」(小学館文庫)で直木賞を受賞。
他の作品に、『半沢直樹』シリーズ①「オレたちバブル入行組」、②「オレたち花のバブル組」、③「ロスジェネの逆襲」(すべて文春文庫)、④「銀翼のイカロス」(ダイヤモンド社)、『花咲舞が黙ってない』原作本「不祥事」、「空飛ぶタイヤ」(それぞれ講談社文庫/実業之日本社文庫)、「ルーズヴェルト・ゲーム」(講談社文庫)、「民王」(文春文庫)、「下町ロケット2 ガウディ計画」(小学館)、「七つの会議」(集英社文庫)、「なるへそ」(Kindle Singles)などがある。
7月8日発売予定の「陸王」(集英社)が最新刊となる。
<ドラマ化情報>
●TBSテレビ 日曜劇場『下町ロケット』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「下町ロケット」(小学館文庫)、「下町ロケット2 ガウディ計画」(小学館)
出演: 阿部寛、土屋太鳳、立川談春、安田顕、真矢ミキ、恵俊彰、吉川晃司、杉良太郎ほか
●テレビ朝日 『民王』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「民王」(文春文庫)
出演: 遠藤憲一、菅田将暉、本仮屋ユイカ、知英、高橋一生、金田明夫、草刈正雄、西田敏行ほか
●日本テレビ 『花咲舞が黙ってない』シーズン2 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「不祥事」(実業之日本社/講談社文庫)ほか
出演: 杏、上川隆也、塚地武雅、榎木孝明、甲本雅裕、大杉漣、生瀬勝久ほか
●フジテレビ 『ようこそ、わが家へ』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「ようこそ、わが家へ」(小学館文庫)
出演: 相葉雅紀、沢尻エリカ、有村架純、南果歩、寺尾聰ほか
●WOWOW 『株価暴落』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「株価暴落」(文春文庫)
出演: 織田裕二、高嶋政伸、瀬戸康史、川島海荷、板尾創路、石黒賢、石橋凌ほか
●TBSテレビ 『ROOSEVELT GAVE~ルーズヴェルト・ゲーム』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「ルーズヴェルト・ゲーム」(講談社文庫)
出演: 唐沢寿明、檀れい、石丸幹二、立川談春、和田正人、江口洋介、山崎努 ほか
●日本テレビ 『花咲舞が黙ってない』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「不祥事」(実業之日本社/講談社文庫)、「銀行総務特命」(講談社文庫)
出演: 杏、上川隆也、塚地武雅、榎木孝明、甲本雅裕、大杉漣、生瀬勝久ほか
●TBSテレビ 『半沢直樹』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 半沢直樹シリーズ
「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」(文春文庫)
出演: 堺雅人、上戸彩、及川光博、北大路欣也、香川照之 ほか
●NHK 『七つの会議』 *DVD&ブルーレイが発売中です。
原作: 「七つの会議」(日本経済新聞出版社)
出演: 東山紀之、石橋凌、吉田鋼太郎、長塚京三 ほか
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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私はテレビは見ませんが、こんな作品を元にしたドラマがあったらさぞかし面白いものが出来上がることでしょうね!
この本も下町の中小企業対財閥会社の対決ですが、下町ロケットほど、ハラハラドキドキ感がなかったです。
でも、会社だけの話ではなく、そこにモンスターママが登場したりと、ちょっと下町ロケットにはない一味違う味わいがありました。
別の視点でも、サラリーマン達の駆け引きや立ち回りでハラハライライラドキドキムカムカずっと興奮しっぱなしだった。
途中まで、耐えられ無いかもと思うぐらいのやるせなさがあったからこそ、味わえるラストスパートの爽快感。
もう本当に最高
しかし、整備士の門田はきちんと仕事をこなしていた。ではなぜ、タイヤが外れたのか。警察はハブに問題があったと言い、事故を起こしたトレーラーが3か月前に運転ミスで側溝に落ちたことを指摘した。そのときにハブが傷ついた可能性があるというのだ。通常ならハブの点検は赤松運送の仕事ではないが、その事故の後にハブを点検していなければ、赤松運送の責任になる。
そこに、大口の取引先、相模マシナリーが仕事依頼を見合わせたいという。これで、倒産の恐れも出てきた。
トレーラーのメーカーであるホープ自動車は「タイヤが外れたのは整備不良が原因」という結論を出す。
絶体絶命と思った社長の赤松だが、同じタイプの事故を起こした運送会社の話から、ホープ自動車の製品そのものに欠陥があったのではないかという可能性にたどり着く。
財閥系の大企業であるホープ自動車には、リコール隠しをした過去があった。今回は、果たして不正を行ったのか。
官僚組織であるホープ自動車の問題点が明らかにされ、ホープ販売部課長の沢田も内側から真相を知るべく切り込む。
銀行に勤めていた著者らしく、銀行マンから見たこの事件への対応も描かれる。社内の政治的な駆け引きや赤松社長の奮闘ぶりに思わず引き込まれる。なかなか優れた企業小説といえる。