無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
時を巡る肖像 単行本 – 2006/11/16
柄刀 一
(著)
名画に秘められた犯罪を、絵画修復士の御倉瞬介が、修復の手を進めながらその絵にまつわる因縁を読み解いていく。ピカソ、フェルメール、モネ、安井曾太郎、デューラーなどの肖像画の傷んだ部分、そこに描かれた人物と事件の謎を、キャンバス越しに究明する。作品への鋭い鑑賞眼とともに、事件への思慮深い観察が、確かに思えていた世界をみごとに反転させる。「本格」派ならでは手際があざやかな、美術ミステリー連作短編集。
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社実業之日本社
- 発売日2006/11/16
- ISBN-10440853501X
- ISBN-13978-4408535012
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 実業之日本社 (2006/11/16)
- 発売日 : 2006/11/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 280ページ
- ISBN-10 : 440853501X
- ISBN-13 : 978-4408535012
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
迅速で確実なご対応に加えて、思っていたとおりの商品でとても満足しています。有り難うございました。
2010年2月23日に日本でレビュー済み
絵画修復士・御倉瞬介を主人公とした六話を収録した連作短編集。
柄刀氏は本格ミステリー魂が強すぎて、しばしば小説としての出来を少し損なっている。
本作は本格ものももちろんあるが、そうでは無い作品もある。
ジャンル小説色が薄まり、バランスが非常に良い短編集となっている。
ピカソ、フェルメール、モネ、安井曾太郎、デューラーなどの名画に秘められた犯罪や因縁。
それらを思慮深い審美眼をもって理論的に解体していく。
ロマンチストな面もある柄刀氏らしい作品だった。
北森鴻著「深淵のガランス」も絵画修復士を主人公としたミステリーだ。
こちらは絵画の資産価値に起因する暗部や贋作を扱っている。
対比して読むとおもしろいかも。
柄刀氏は本格ミステリー魂が強すぎて、しばしば小説としての出来を少し損なっている。
本作は本格ものももちろんあるが、そうでは無い作品もある。
ジャンル小説色が薄まり、バランスが非常に良い短編集となっている。
ピカソ、フェルメール、モネ、安井曾太郎、デューラーなどの名画に秘められた犯罪や因縁。
それらを思慮深い審美眼をもって理論的に解体していく。
ロマンチストな面もある柄刀氏らしい作品だった。
北森鴻著「深淵のガランス」も絵画修復士を主人公としたミステリーだ。
こちらは絵画の資産価値に起因する暗部や贋作を扱っている。
対比して読むとおもしろいかも。
2013年4月3日に日本でレビュー済み
2006年に出た単行本、2008年に出た新書版の文庫化。
絵画修復士の御倉瞬介が探偵役をつとめる6本を収める短編集。
ピカソ、安井曾太郎、モネなどを下敷きにしながら、現代日本で起こる絵画をめぐる謎が提示されていく。犯罪とその解決という側面からすると、やや物足りない印象があるものの、動機が凄かったり、絵に関する意外な知識が披露されたりと、けっこう読みどころが多い。
絵画修復そのものに関する蘊蓄がもっとあっても良いのでは?
絵画修復士の御倉瞬介が探偵役をつとめる6本を収める短編集。
ピカソ、安井曾太郎、モネなどを下敷きにしながら、現代日本で起こる絵画をめぐる謎が提示されていく。犯罪とその解決という側面からすると、やや物足りない印象があるものの、動機が凄かったり、絵に関する意外な知識が披露されたりと、けっこう読みどころが多い。
絵画修復そのものに関する蘊蓄がもっとあっても良いのでは?