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モーニング Mourning 単行本 – 2008/3/19
小路 幸也
(著)
自殺を止めるべく仲間の一人を説得する中年男たち。
八十年代の大学生活を顧みるうちに、封印してきた事実が浮上……。
中年世代の青春小説。
【あらすじ】
あの人のためにしたことを、後悔したことなんか、ない――。
大学時代の親友である河東真吾の訃報に接した私。葬儀のため福岡に集まったのは、
同じ大学でバンドを組み、四年間一つ屋根の下で共同生活を送った淳平、ヒトシ、ワリョウ。
葬儀を終え、それぞれの家へ、仕事へ戻ろうとしたとき、今は俳優となった淳平が言った。
「この車で一人で帰って、自殺する」。
何故? しかもこんなタイミングで?
思いとどまらせるために、私たちは明日の仕事を放り投げ、レンタカーで一緒に東京まで向かう決意をする。
「自殺の理由を思い出してくれたら、やめる」。
淳平のその言葉に、二十数年前のあの日々へと遡行するロングドライブが始まった。
それは同時に、懐しい思い出話だけでは終わらない、鍵をかけ心の奥底に沈めた出来事をも浮上させることになっていくが……。
八十年代の大学生活を顧みるうちに、封印してきた事実が浮上……。
中年世代の青春小説。
【あらすじ】
あの人のためにしたことを、後悔したことなんか、ない――。
大学時代の親友である河東真吾の訃報に接した私。葬儀のため福岡に集まったのは、
同じ大学でバンドを組み、四年間一つ屋根の下で共同生活を送った淳平、ヒトシ、ワリョウ。
葬儀を終え、それぞれの家へ、仕事へ戻ろうとしたとき、今は俳優となった淳平が言った。
「この車で一人で帰って、自殺する」。
何故? しかもこんなタイミングで?
思いとどまらせるために、私たちは明日の仕事を放り投げ、レンタカーで一緒に東京まで向かう決意をする。
「自殺の理由を思い出してくれたら、やめる」。
淳平のその言葉に、二十数年前のあの日々へと遡行するロングドライブが始まった。
それは同時に、懐しい思い出話だけでは終わらない、鍵をかけ心の奥底に沈めた出来事をも浮上させることになっていくが……。
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社実業之日本社
- 発売日2008/3/19
- ISBN-104408535265
- ISBN-13978-4408535265
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登録情報
- 出版社 : 実業之日本社 (2008/3/19)
- 発売日 : 2008/3/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 296ページ
- ISBN-10 : 4408535265
- ISBN-13 : 978-4408535265
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,510,924位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 35,686位日本文学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作者の作品は何処か懐かしさを感じることがありますがこの本もそんなところがあります。
2012年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これはミステリではないので、
なぜ淳平は自殺するつもりなのだと打ち明けたのか?
にこだわりすぎてはいけません。
そこに固執しすぎると合間合間のなにげない会話や想いを
じれったく感じてしまいます。
ゆったりしたロードムービーを彼らの仲間になったつもりで
味わいたいものです。
なぜ淳平は自殺するつもりなのだと打ち明けたのか?
にこだわりすぎてはいけません。
そこに固執しすぎると合間合間のなにげない会話や想いを
じれったく感じてしまいます。
ゆったりしたロードムービーを彼らの仲間になったつもりで
味わいたいものです。
2008年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
5人全員が、1961年生まれで、かつて寝食を共にした、大学生時代の学友。
その5人が4人となり、葬儀の帰途、4人が3人になるかも知れないという局面となってしまう。
ここから、喪服での、とてつもない長距離の、ロングドライブが始まる。
作品は、学生時代の、想い出話を、延々と語る。
その内容は、単なる青春物語では終わらない、壮絶さがある。
車内で流される曲は、近い世代の人間には、懐かしいヒット曲ばかりだ。
社会人になってから、皆が初めて一同に集うのが、不幸にも、一人の葬儀の場となってしまった。
だからこそ、故人も含めた、想い出話は、何にも増して、貴重だ。
物語の結末には、深く納得させられる。
おそらく、この物語を読む方皆が、成程と思われると思う。
しみじみとした想い出話なのに、ハラハラとさせられる。
男の友情とは、得てして、こういうものだ。
深く共感出来る事をもってして、文句無しの星5つとした。
その5人が4人となり、葬儀の帰途、4人が3人になるかも知れないという局面となってしまう。
ここから、喪服での、とてつもない長距離の、ロングドライブが始まる。
作品は、学生時代の、想い出話を、延々と語る。
その内容は、単なる青春物語では終わらない、壮絶さがある。
車内で流される曲は、近い世代の人間には、懐かしいヒット曲ばかりだ。
社会人になってから、皆が初めて一同に集うのが、不幸にも、一人の葬儀の場となってしまった。
だからこそ、故人も含めた、想い出話は、何にも増して、貴重だ。
物語の結末には、深く納得させられる。
おそらく、この物語を読む方皆が、成程と思われると思う。
しみじみとした想い出話なのに、ハラハラとさせられる。
男の友情とは、得てして、こういうものだ。
深く共感出来る事をもってして、文句無しの星5つとした。
2013年3月6日に日本でレビュー済み
友人である真吾が事故で死んでしまった。
あの頃、つるんでいた5人の一人が居なくなってしまった喪失感に捕らわれた葬式からの帰り道……俳優として活躍し始めていた淳平が突然言い出した。
「この車で一人で帰って、自殺する。」
ふざけるなっ! と思いながら、3人は明日の仕事もほっぽり出して、車に乗り込んだ……
大学時代に同じバンドのメンバーとして深く繋がっていた5人の物語。
45歳になり、学生時代は遠い過去。淳平の自殺を思いとどまらせるためにも、懐かしく、そして苦い思い出話を続ける3人。
私自身はこんな学生生活を送ってはいないし、45歳になった時にこんなに深く話せる相手がいないんだけど、読み始めると一気にのめり込みました。
淡い恋心と、後悔とが入り交じりながら、すっと心に馴染むエンディングまで見事に物語を紡いでいます。
あー、好きな小説だなぁ。
あの頃、つるんでいた5人の一人が居なくなってしまった喪失感に捕らわれた葬式からの帰り道……俳優として活躍し始めていた淳平が突然言い出した。
「この車で一人で帰って、自殺する。」
ふざけるなっ! と思いながら、3人は明日の仕事もほっぽり出して、車に乗り込んだ……
大学時代に同じバンドのメンバーとして深く繋がっていた5人の物語。
45歳になり、学生時代は遠い過去。淳平の自殺を思いとどまらせるためにも、懐かしく、そして苦い思い出話を続ける3人。
私自身はこんな学生生活を送ってはいないし、45歳になった時にこんなに深く話せる相手がいないんだけど、読み始めると一気にのめり込みました。
淡い恋心と、後悔とが入り交じりながら、すっと心に馴染むエンディングまで見事に物語を紡いでいます。
あー、好きな小説だなぁ。
2016年3月3日に日本でレビュー済み
最初はコーヒーブルースが気になっていましたが、
こっちが第一弾と知って読んでみました。
回想型のロードムービー的なストーリーを思わせるストーリー展開なのか一気に読みました。
一緒にいた人の死、その人を傷つけた男に対する復讐と
内容は重いのですがそれほど生々しさはありませんでした。
最後もすっきり終わってよかったです。
こっちが第一弾と知って読んでみました。
回想型のロードムービー的なストーリーを思わせるストーリー展開なのか一気に読みました。
一緒にいた人の死、その人を傷つけた男に対する復讐と
内容は重いのですがそれほど生々しさはありませんでした。
最後もすっきり終わってよかったです。
2008年7月8日に日本でレビュー済み
1961年生まれの5人の男、大学時代の4年間同じ屋根の下に住み、バンドを組んで過ごした日々。
20年ぶりの再会は、1人の仲間のお葬式。
帰り際、残された仲間の一人がこれから自殺すると宣言、
その理由を当てられたら自殺を思いとどまるという。
九州から横浜までの自殺阻止のためのロングドライブがはじまった。
同年代として、とても懐かしいBGMの流れる車内で、ひたすら思い出話が続く。
あの4年間の中にしか思い当たることが無いからだ。
楽しく切なく、そして深い悲しみを全員が味わった捨てられない大切な4年間。
はたして、自殺を止めることは出来るのか。
そして、あのころは語られることの無かった秘密も明かされていく。
文句なしに面白かったです。最後は2度驚かされました。
そして、こんな素敵な仲間のいる5人がとても羨ましいです。
20年ぶりの再会は、1人の仲間のお葬式。
帰り際、残された仲間の一人がこれから自殺すると宣言、
その理由を当てられたら自殺を思いとどまるという。
九州から横浜までの自殺阻止のためのロングドライブがはじまった。
同年代として、とても懐かしいBGMの流れる車内で、ひたすら思い出話が続く。
あの4年間の中にしか思い当たることが無いからだ。
楽しく切なく、そして深い悲しみを全員が味わった捨てられない大切な4年間。
はたして、自殺を止めることは出来るのか。
そして、あのころは語られることの無かった秘密も明かされていく。
文句なしに面白かったです。最後は2度驚かされました。
そして、こんな素敵な仲間のいる5人がとても羨ましいです。
2017年3月31日に日本でレビュー済み
「モーニング」「コーヒーブルース」「ビタースイートワルツ」「スローバラード」を通して読んだが、
モヤっとしたものがあった。
それが、茜の人物像だ。
事件を起こし一人の人間の夢と未来を奪い、結果的に彼ら5人に犯罪をさせてしまった。
そのマドンナ的女性が、この「モーニング」のキーパーソンであるのに
高校生時代とOL時代での性格が違いすぎてしまっている。
高校生当時の性格なら男性不信や罪悪感から精神的病を患ってもおかしくないと思えるが、
大学生5人にとっては憧れのマドンナ的存在。
正確には多面性もある、成長もする。しかしながら、
彼らがオアシス的存在な影響もあるだろうが、すんなり入ってくる設定ではない違和感がある
事件関係の中島と関係が続いている中でその変わりようは無理がある感じが否めない。
大学生5人の中に入っていったり、付き合ってもいないのに彼の父親に婚約者だと言ったり、
「そんなことするだろうか」と疑問が湧く行動が多い女性像だ。
それがシリーズを通して、話全体の良さを壊してしまっている。
シリーズに出てくる橋爪のような罪を償う感じも、憧れの存在になるほどの素敵さも描かれていない。
この部分が非常に残念で惜しいところであった。
あくまで主人公の見聞きした話が進んでいくので、他者の感情はわからない分現実感があり、
想像できる楽しさはあるが、感情移入はしにくくただ話が進んでしまう部分がある。
結果的に可もなく不可もなくというところに落ち着いてしまった。
モヤっとしたものがあった。
それが、茜の人物像だ。
事件を起こし一人の人間の夢と未来を奪い、結果的に彼ら5人に犯罪をさせてしまった。
そのマドンナ的女性が、この「モーニング」のキーパーソンであるのに
高校生時代とOL時代での性格が違いすぎてしまっている。
高校生当時の性格なら男性不信や罪悪感から精神的病を患ってもおかしくないと思えるが、
大学生5人にとっては憧れのマドンナ的存在。
正確には多面性もある、成長もする。しかしながら、
彼らがオアシス的存在な影響もあるだろうが、すんなり入ってくる設定ではない違和感がある
事件関係の中島と関係が続いている中でその変わりようは無理がある感じが否めない。
大学生5人の中に入っていったり、付き合ってもいないのに彼の父親に婚約者だと言ったり、
「そんなことするだろうか」と疑問が湧く行動が多い女性像だ。
それがシリーズを通して、話全体の良さを壊してしまっている。
シリーズに出てくる橋爪のような罪を償う感じも、憧れの存在になるほどの素敵さも描かれていない。
この部分が非常に残念で惜しいところであった。
あくまで主人公の見聞きした話が進んでいくので、他者の感情はわからない分現実感があり、
想像できる楽しさはあるが、感情移入はしにくくただ話が進んでしまう部分がある。
結果的に可もなく不可もなくというところに落ち着いてしまった。