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腕貫探偵、残業中 単行本 – 2008/4/18
西澤 保彦
(著)
明晰な推理力をもつ安楽椅子探偵は公務員!
悩める市民の相談ごとが次々に持ち込まれる「市民サーヴィス課臨時出張所」の窓口。そこで対応する職員にして、黒い腕貫を嵌めたその男は、じつに聞き上手。相談者のこみいった個人的事情を聞きだすうちに、奇怪な事件の糸口が…。立て籠もり? 偽装殺人? 詐欺? 轢き逃げ? などなどさまざまな事件も、人間関係をほぐされていくと意外にも…。日常の暗部に恐ろしい罠が待ち受けているのが人生にはちがいないが!? あっけらかんとプライベートな秘密に迫る、嫌味なまでに冷静沈着な腕貫男は神出鬼没なくせに、杓子定規な市民サーヴィス課苦情相談係。そんな腕貫男を慕うエキセントリックな彼女は食いしん坊。オフタイムの腕貫のもとへ難題を持ち込むのだが…。軽妙な筆致でユーモラスに描く、西澤ワールド炸裂の連作ミステリ六編。
悩める市民の相談ごとが次々に持ち込まれる「市民サーヴィス課臨時出張所」の窓口。そこで対応する職員にして、黒い腕貫を嵌めたその男は、じつに聞き上手。相談者のこみいった個人的事情を聞きだすうちに、奇怪な事件の糸口が…。立て籠もり? 偽装殺人? 詐欺? 轢き逃げ? などなどさまざまな事件も、人間関係をほぐされていくと意外にも…。日常の暗部に恐ろしい罠が待ち受けているのが人生にはちがいないが!? あっけらかんとプライベートな秘密に迫る、嫌味なまでに冷静沈着な腕貫男は神出鬼没なくせに、杓子定規な市民サーヴィス課苦情相談係。そんな腕貫男を慕うエキセントリックな彼女は食いしん坊。オフタイムの腕貫のもとへ難題を持ち込むのだが…。軽妙な筆致でユーモラスに描く、西澤ワールド炸裂の連作ミステリ六編。
- 本の長さ318ページ
- 出版社実業之日本社
- 発売日2008/4/18
- ISBN-10440853529X
- ISBN-13978-4408535296
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登録情報
- 出版社 : 実業之日本社 (2008/4/18)
- 発売日 : 2008/4/18
- 単行本 : 318ページ
- ISBN-10 : 440853529X
- ISBN-13 : 978-4408535296
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,660,649位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年8月11日に日本でレビュー済み
いや、面白かった。腕貫探偵の続編だけれど、キャラが尖った櫃洗大学の女子学生が加わって、しかも探偵が退勤した後の時間に相談事を持ち込むという、より自由度が高くなった設定。身の回りの整理をしていたら、高校生のころ憧れていた同級生の女の子との2ショット写真が出てきたのに、その記憶がない謎を解く「夢の通い路」。謹厳実直を貫いた女教師が定年退職後に病死したが、5千万円という多額の貯金を引き出した使途の謎を解く「青い空が落ちる」が特に気に入った。「人生いろいろ」も人の欲の虚しさを巧く描いて余韻を味わった。
2014年2月28日に日本でレビュー済み
「腕貫探偵」シリーズの第2弾。6篇が収められている。
腕貫探偵が強盗事件に巻き込まれるといった愉快な趣向の物語もある。どんな状況でも冷静さを失わないところがいい。そんななかでも推理は冴えているし。
ミステリ、トリックとしてはふつう。しかし、入り組んだプロットがスパッと解決されるので、満足度は高い。
美食談義にも磨きがかかっていて楽しい。
腕貫探偵が強盗事件に巻き込まれるといった愉快な趣向の物語もある。どんな状況でも冷静さを失わないところがいい。そんななかでも推理は冴えているし。
ミステリ、トリックとしてはふつう。しかし、入り組んだプロットがスパッと解決されるので、満足度は高い。
美食談義にも磨きがかかっていて楽しい。
2020年7月11日に日本でレビュー済み
腕貫探偵シリーズの連作短編第2弾、かな?
最初の短編から定石を外して、いきなりレストランが襲撃され、その客の中に腕貫さんがいるという設定だ。いつもの簡易机とパイプ椅子じゃないところが、ちょっぴり残念な気がした。他の短編でも定石を外しているのがあって、変化球ぽい。私としては、定石の方がすっきりしていていいんだがなあ。でもまあ、腕貫さんになついてしまう女子大生の住吉ユリエが男前でかっこよく、腕貫さんと同じ美食家というのがなかなか面白かったかな。事件のトリックのほうは、無理無理感横溢だけどね。
最初の短編から定石を外して、いきなりレストランが襲撃され、その客の中に腕貫さんがいるという設定だ。いつもの簡易机とパイプ椅子じゃないところが、ちょっぴり残念な気がした。他の短編でも定石を外しているのがあって、変化球ぽい。私としては、定石の方がすっきりしていていいんだがなあ。でもまあ、腕貫さんになついてしまう女子大生の住吉ユリエが男前でかっこよく、腕貫さんと同じ美食家というのがなかなか面白かったかな。事件のトリックのほうは、無理無理感横溢だけどね。
2014年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同シリーズの一作目が楽しかったので、購入しました。1作目もですが、押し押しで買っているわけではありませんが、数読んでいる中では満足できます。この方の作品の特徴かもしれませんが、そうくるか、と思わせる程度に、でも作者のお仕着せのようなくせもなく、シンプルに楽しめます。
難しい推理や癖のある作風が好きな人には不向きかも。ただ読んで読後感も悪くない。私はその位が好きです。
難しい推理や癖のある作風が好きな人には不向きかも。ただ読んで読後感も悪くない。私はその位が好きです。
2012年9月10日に日本でレビュー済み
本作は「腕貫探偵シリーズ」の第2弾であり、第1弾として
「腕貫探偵」があることを読了後に気が付きました。つまり、
前作を知らずに読みましたが、6つの短編を楽しめました。
櫃洗市の市民サーヴィス課に勤める、腕貫を嵌めた如何にも
お役所勤務の男が、不思議な事件なり事象に悩んでいる人達の
話を聞くだけで解答を出してしまう、安楽椅子探偵ものです。
西澤さんの作品は初めて読みましたが、6作ともに毒というか
ピリッとするスパイスがあり、短い中に人間の表面と裏面が
見え隠れするストーリー展開で、一気に読んでしまいました。
上述のようにスパイスはありますが、複数の作品に登場する
女子大生・ユリエが、ストーリー中に漂う暗い雰囲気を
打破しており、ウツ展開にはならないのでご安心を。
順番は逆になりましたが、早速「腕貫探偵」も読んでみます。
「腕貫探偵」があることを読了後に気が付きました。つまり、
前作を知らずに読みましたが、6つの短編を楽しめました。
櫃洗市の市民サーヴィス課に勤める、腕貫を嵌めた如何にも
お役所勤務の男が、不思議な事件なり事象に悩んでいる人達の
話を聞くだけで解答を出してしまう、安楽椅子探偵ものです。
西澤さんの作品は初めて読みましたが、6作ともに毒というか
ピリッとするスパイスがあり、短い中に人間の表面と裏面が
見え隠れするストーリー展開で、一気に読んでしまいました。
上述のようにスパイスはありますが、複数の作品に登場する
女子大生・ユリエが、ストーリー中に漂う暗い雰囲気を
打破しており、ウツ展開にはならないのでご安心を。
順番は逆になりましたが、早速「腕貫探偵」も読んでみます。