確かに面白い事は面白いです。
リアル系の謎解決物かと思って購入したんですがね
まさかファンタジー系とは!
田中 啓文さんに、してやられました。
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こなもん屋馬子 単行本 – 2011/10/20
田中 啓文
(著)
大阪の「こなもん」料理でお悩み解決!
悩みを抱えた人々が、吸い寄せられるように入った店には、「コナモン全般」と書かれた
看板と、でぶっと太った、どの方向から見ても文句無しの「大阪のおばはん」が……。
お好み焼き、たこ焼き、うどん、ピザ、焼きそば、豚まん、ラーメン…
蘇我家馬子(そがのやうまこ)がつくるどういうわけか絶品のひと皿と、店で展開される
ドタバタ大騒動が、来る客みんなをなぜか幸せな気分にしてしまいます。
読んだら無性に食べたくなる、やみつき必至の爆笑B級グルメ・ミステリー!
悩みを抱えた人々が、吸い寄せられるように入った店には、「コナモン全般」と書かれた
看板と、でぶっと太った、どの方向から見ても文句無しの「大阪のおばはん」が……。
お好み焼き、たこ焼き、うどん、ピザ、焼きそば、豚まん、ラーメン…
蘇我家馬子(そがのやうまこ)がつくるどういうわけか絶品のひと皿と、店で展開される
ドタバタ大騒動が、来る客みんなをなぜか幸せな気分にしてしまいます。
読んだら無性に食べたくなる、やみつき必至の爆笑B級グルメ・ミステリー!
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社実業之日本社
- 発売日2011/10/20
- ISBN-104408535966
- ISBN-13978-4408535968
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登録情報
- 出版社 : 実業之日本社 (2011/10/20)
- 発売日 : 2011/10/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 304ページ
- ISBN-10 : 4408535966
- ISBN-13 : 978-4408535968
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,632,439位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,245位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月24日に日本でレビュー済み
食べ物屋を舞台にした軽いミステリ風味の短編集です。
類似作品として、斎藤千輪氏の「ビストロ三軒亭の謎めく晩餐」を読んだばかりですが、出来栄えは圧倒的に本作品のほうが良く出来ています。
斉藤氏の場合、「役者志望」、「元医大生」など属性情報は、はっきりと違いをつけているものの、物語の中では区別がつかなくなってしまいます。また各短編の決着のつけ方も、それって根本的な問題を何も解決も改善も出来ていないなと、不完全燃焼です。
それに対して、本作品は語り手を各短編で変えて異なる個性を見せながら、最後に語り手の氏素性がはっきりすると物語り全体の流れがすんなりと収まり、物語作りの巧みさが光ります。また、主人公である「馬子」の強烈なおばさん描写と、おいしそうな食べ物の描写も物語と、無理なく融合しています。
きらきらな感じがする斎藤氏の作品に比べると、下品なきらいがありますが、レストランより定食屋、フォーク/ナイフで食べるよりお箸で食べるほうがおいしいという人にお勧めできると思います。
類似作品として、斎藤千輪氏の「ビストロ三軒亭の謎めく晩餐」を読んだばかりですが、出来栄えは圧倒的に本作品のほうが良く出来ています。
斉藤氏の場合、「役者志望」、「元医大生」など属性情報は、はっきりと違いをつけているものの、物語の中では区別がつかなくなってしまいます。また各短編の決着のつけ方も、それって根本的な問題を何も解決も改善も出来ていないなと、不完全燃焼です。
それに対して、本作品は語り手を各短編で変えて異なる個性を見せながら、最後に語り手の氏素性がはっきりすると物語り全体の流れがすんなりと収まり、物語作りの巧みさが光ります。また、主人公である「馬子」の強烈なおばさん描写と、おいしそうな食べ物の描写も物語と、無理なく融合しています。
きらきらな感じがする斎藤氏の作品に比べると、下品なきらいがありますが、レストランより定食屋、フォーク/ナイフで食べるよりお箸で食べるほうがおいしいという人にお勧めできると思います。
2011年11月21日に日本でレビュー済み
幻のこなもん屋を舞台にした連作ミスタリかな
「こなもん」とは小麦粉を使った料理を指す大阪弁だと思います
大阪の隅っこ(京都府との府境)在住で両親は中国地方出身の為、なにわ文化には少し疎いです
こなもんって、てっきりお好み焼き、たこ焼き、いか焼きのことだと思っていました
ごく最近になってから、うどんもそうであることを知りました
出てくる題材は、豚玉・たこ焼き・おうどん・焼きそば・マルゲリータ・豚まん・ラーメンです
どれもめっちゃ美味しそうですが、後半はこなもんの範疇か
それとも、私の勉強不足かな
そんなことは置いといて、どれもこってりと面白い話でした
「こなもん」とは小麦粉を使った料理を指す大阪弁だと思います
大阪の隅っこ(京都府との府境)在住で両親は中国地方出身の為、なにわ文化には少し疎いです
こなもんって、てっきりお好み焼き、たこ焼き、いか焼きのことだと思っていました
ごく最近になってから、うどんもそうであることを知りました
出てくる題材は、豚玉・たこ焼き・おうどん・焼きそば・マルゲリータ・豚まん・ラーメンです
どれもめっちゃ美味しそうですが、後半はこなもんの範疇か
それとも、私の勉強不足かな
そんなことは置いといて、どれもこってりと面白い話でした
2011年11月6日に日本でレビュー済み
大阪のどこかの街に現れる不思議な粉もんやと、その店主、蘇我家馬子(典型的大阪のオバチャン)を中心にした、
日常の謎ミステリーのような、ファンタジーのような、落とし噺のような不思議な連作短編集です。
ここに出てくる地名が、大阪人なら必ずなじみのある場所で、ああ、ああ、あの街には、こんな店ありそうやなあ、
という描写です。
会話もご飯の描写もうまくて、とても楽しい。
第2話には、大阪人なら知らないものはいない「あの人」を彷彿とさせるキャラクターが出てきます。
「うまいっ!」と膝を打ってください。
謎だらけの馬子ですが、この作者は「UMAハンター馬子」という本も書いているようなので、
そちらも読んでみようかなと思っています。
日常の謎ミステリーのような、ファンタジーのような、落とし噺のような不思議な連作短編集です。
ここに出てくる地名が、大阪人なら必ずなじみのある場所で、ああ、ああ、あの街には、こんな店ありそうやなあ、
という描写です。
会話もご飯の描写もうまくて、とても楽しい。
第2話には、大阪人なら知らないものはいない「あの人」を彷彿とさせるキャラクターが出てきます。
「うまいっ!」と膝を打ってください。
謎だらけの馬子ですが、この作者は「UMAハンター馬子」という本も書いているようなので、
そちらも読んでみようかなと思っています。
2014年12月4日に日本でレビュー済み
大阪のまちは本当に奥が深い。ふと迷い込んだ店に二度とたどり着けないことも私には何度かあった。こなもんがお好み焼きから点心からピザまでいろいろありながら、それぞれがまた独自に世界を拡げていくのは、まるで大阪の一見して南北整然とした路から無数にまた路が広がり、それぞれに独自の強烈な世界が存在していることと重なってみえる。無数のこなもんとの出会いと別れは人生そのものだ。
ところでこの本を紹介してくれた知人は生粋の大阪人だが、ひたすら大笑いしていた。それほど自然で等身大な世界なのだろう。
ところでこの本を紹介してくれた知人は生粋の大阪人だが、ひたすら大笑いしていた。それほど自然で等身大な世界なのだろう。