薩英戦争により英国に接近する薩摩。勇右衛門もイギリス軍の大尉から射撃術を教わったりします。
やがて、戊辰戦争に。勇右衛門は従軍しつつ、銃の運用ノウハウを身につけていく。
そして、ヨーロッパに留学。そこで射撃王として名を馳せる。なにせ、銃ヲタですからね。
そして西南戦争になるわけですが、昔、指導していたヤツらが、敵になり向かってくる。勇右衛門も狙撃されてしまう。
しかし、一命をとりとめて、日清戦争、日露戦争に向けて銃の改良をしていく。
技術者としての生をまっとうした、目立たないけど、実は軍の基礎を築いた人間を、よく活写している本です。
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狙うて候 (下) (実業之日本社文庫) 文庫 – 2010/11/5
東郷 隆
(著)
幕末・明治の戦乱を駆け抜けた男の生涯!
江戸でイギリス式の操銃法を学んだ村田勇右衛門は薩摩藩砲術師範役として「村田流」を名乗る。
しかし、倒幕に動いた薩摩藩は兵を挙げ、勇右衛門も外城士一番隊を率い、鳥羽・伏見から長岡、会津へと転戦する。
維新後、薩摩領内の若者に射撃術を広めていた勇右衛門だが、西郷隆盛とともに上京、日本独自の新銃開発に挑む。
近代「もの作り」の元祖を描ききる渾身の巨編!
江戸でイギリス式の操銃法を学んだ村田勇右衛門は薩摩藩砲術師範役として「村田流」を名乗る。
しかし、倒幕に動いた薩摩藩は兵を挙げ、勇右衛門も外城士一番隊を率い、鳥羽・伏見から長岡、会津へと転戦する。
維新後、薩摩領内の若者に射撃術を広めていた勇右衛門だが、西郷隆盛とともに上京、日本独自の新銃開発に挑む。
近代「もの作り」の元祖を描ききる渾身の巨編!
- 本の長さ432ページ
- 言語日本語
- 出版社実業之日本社
- 発売日2010/11/5
- ISBN-104408550116
- ISBN-13978-4408550114
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登録情報
- 出版社 : 実業之日本社 (2010/11/5)
- 発売日 : 2010/11/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 432ページ
- ISBN-10 : 4408550116
- ISBN-13 : 978-4408550114
- Amazon 売れ筋ランキング: - 398,913位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月27日に日本でレビュー済み
連休中に長編が読みたくなって、単行本を買いました。大変な労作です。村田銃の名前だけは知っていましたが、その開発者のことはこの本で初めて知りました。もっとも、銃器に詳しくない読者にとっては、延々と説明される機関部の構造が、さっぱり目に浮かばず、文中に絵図の優位性が記されていたのが皮肉に思えました。また、村田銃が単なるコピーだという批判に対しての反論がありますが、短期間での開発という点以外に、たとえば精度や耐久性はどうだったのかという検証もほしかった。幕末から明治にかけての有為転変を描くには格好の人物でした。