単行本は2007年に刊。2011年の8月、つまり3.11の五ヶ月後に文庫として刊行されました。
仏具屋の箱入り娘のおようは、安政の大地震で家も両親も失う。そこで、なぜかずっと座敷牢にいた叔父と、避難先で出会った若者千三郎(せんざぶろう)とともにお家再建を図ります。
後半は江戸の庶民たちの「地震体験談集」として四編収録。地震とその後の混乱時のさまざまな人間模様が、叔父の聞き書きという形で描かれています。
多くの人の情けに助けられ、おようはもといた土地に掘っ立て小屋を建てて店を再開。たくましく生き抜く江戸の庶民たちの姿が美しい「お江戸復興物語」です。

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大江戸ぐらり―安政大地震人情ばなし (実業之日本社文庫) 文庫 – 2011/8/5
出久根 達郎
(著)
震災あるところ、人情あり――
安政の大地震の後を懸命に生きる町人たちを描いた、珠玉の時代小説。
舞台は幕末の江戸。商家の箱入り娘、おようは、安政大地震で行方が
わからなくなった父母や祖母、そして座敷牢に入っていた叔父の消息を探す。
混乱に乗じて泥棒や人さらいが跋扈するなか、人の情けに支えられたおようは
お家の再建を目指し立ち上がる――
竹問屋手代、鰯売り、飛脚人、船頭、こそ泥ら、震災と復興下の江戸に織りなす
町人たちの人間模様を、味わい深い筆致で描いた心に沁みる時代小説。
安政の大地震の後を懸命に生きる町人たちを描いた、珠玉の時代小説。
舞台は幕末の江戸。商家の箱入り娘、おようは、安政大地震で行方が
わからなくなった父母や祖母、そして座敷牢に入っていた叔父の消息を探す。
混乱に乗じて泥棒や人さらいが跋扈するなか、人の情けに支えられたおようは
お家の再建を目指し立ち上がる――
竹問屋手代、鰯売り、飛脚人、船頭、こそ泥ら、震災と復興下の江戸に織りなす
町人たちの人間模様を、味わい深い筆致で描いた心に沁みる時代小説。
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社実業之日本社
- 発売日2011/8/5
- ISBN-104408550450
- ISBN-13978-4408550459
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登録情報
- 出版社 : 実業之日本社 (2011/8/5)
- 発売日 : 2011/8/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 336ページ
- ISBN-10 : 4408550450
- ISBN-13 : 978-4408550459
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,359,617位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,220位実業之日本社文庫
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