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日本のマラ-ノ文学: Dulcinea roja 単行本 – 2007/12/1
四方田 犬彦
(著)
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- 本の長さ233ページ
- 言語日本語
- 出版社人文書院
- 発売日2007/12/1
- ISBN-104409160915
- ISBN-13978-4409160916
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登録情報
- 出版社 : 人文書院 (2007/12/1)
- 発売日 : 2007/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 233ページ
- ISBN-10 : 4409160915
- ISBN-13 : 978-4409160916
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,043,856位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 148,769位ノンフィクション (本)
- - 279,376位文学・評論 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年4月24日に日本でレビュー済み
2007年の初版本で読んだ。日本のマラーノという概念は一般の日本人にはやや捉え難いが、その分析は十分理解できると思われる。朝鮮系日本人という表現が一般に受け入れられるようになる日が来ると思いたい。
2013年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マラーノ、中世からのヨーロッパ、ポルトガル、スペインにおける改宗ユダヤ人をマラーノと呼び、豚のことだが、その差別の中から、作り上げた文学や音楽、芸術の偉大で隠れた流れに、日本の中上健二の文学を重ねることで見える世界を掘り下げて行く。その探求から、他の日本のマラーノとして松田優作などをとりあげて論じて行く。その視点に驚くと同時に、四方田という批評家自身の柔軟で拡がりのある想像力に打たれる。
2014年2月20日に日本でレビュー済み
「マラーノ」という語を分析概念として文学や演劇などに新たなる解釈を加え位相を与えようとした著作。但し、書き下ろしではなく、旧稿をまとめて書物の形にしたものであり、しかもあらためての統一や書き直しを図ったとも限らないようで、寺山修司や中上健次の個所にはマラーノという語は出てこない。いつもながら着眼点のユニークさと引用される作品の広さにはほとほと感心するのだが、内容的にどうかと言えば、疑問は多く残る。どこか、何か、落ち着かないのだ。基本的に四方田のいう「マラーノ」が分析概念として十分に説明されていない、ないしその有効性についての見通しが確保されていないのだ。宗教的な、それゆえ世界理解や行動原理と密接に結びつく本来のマラーノと、日本における(四方田の指し示す)マラーノとはやはり一致しない、ないし重ならない部分が多すぎる、という気がしてならない。そしてマラーノはあるいは他者からのレッテルであるのに対し、日本における例示は自己の中におけるルールのようなあるいは「仮面」のような位置づけではないか。一つの思いつきとしては面白いが、分析概念としては未熟との感を受けた。また、書物のタイトルは「マラーノ文学」だが、ここには文学以外の対象も入り込んでいて、それがまた統一感や整合性を失わせているようにも思う。四方田の好む題材をいささか新奇な言葉であしらってみたもの、と言えば言いすぎであろうか。なお、間違いを指摘しておく。48ページの1行目。潘毓桂のルビが「ハンリウグイ」となっているが、「ハンユゥグイ」とでもすべき。「毓」字は「育」に同じ。辞書を引けばすぐにわかる。162ページの6行目。「ブラック・レイン」で松田優作が演じた役を「刑事」とするが、ヤクザ(殺し屋)である。これは結構とんでもないミスだ。
2007年12月24日に日本でレビュー済み
近年の四方田も年とったのか、分析力の鋭い本が以前より格段に少なくなった。既読感のある薄味本ばかりで、読んでいて張り合いがない。物足りない。四方田はたんなるエッセイストに堕落してしまっている。残念な話だが本当だ。
2008年12月3日に日本でレビュー済み
「マラーノ」とは「隠れユダヤ人」をあらわす。「豚」の侮蔑語だ。
著者は転じて、たとえば日本における被差別部落出身者、在日朝鮮人をマラーノと定義づけ、
そこから生まれた文学に何らかの統一観念のようなものがあるか…と探っていく。
…とはいえ、骨太の文芸評論というわけではなく、
中上健次(部落出身)、立原正秋(在日)、松田優作(在日)…といった人々について
それぞれ20ページほど論評を加えている、という感じ。
これまで雑誌などに発表されたものを集めているので、やや散漫な感じはする。
しかし論旨に「ぶれ」はなく、納得させられるところも多かった。
個人的には60年代末から70年代初めにかけて、風のように駆け抜けていった天才詩人
帷子耀(かたびら あき)についての覚書が最も面白かった。
当時、詩を書くか、詩に興味のあった人は何らかの形で彼の洗礼を受けている。
それほど衝撃的だった。
今は甲府で手広くパチンコ店を経営しているという。
ただ帷子耀の詩は、父が在日だったがゆえの特殊性はないと思う。
また「松田優作」のところも迫力があった。やはり自分が実体験として触れあった作家などのほうが
読んでいて引き込まれる。
無理に「マラーノ文学」というくくり方をしなくても、
内容は充分に読み応えはあるし、もう少し素直な打ち出し方でもよかったかも、
と少し感じはしたものの、「出自を隠す」ということがその人の文学に大なり小なり
影響を与え、それが魅力ともなることだけは感じられた。読みやすい好著である。
著者は転じて、たとえば日本における被差別部落出身者、在日朝鮮人をマラーノと定義づけ、
そこから生まれた文学に何らかの統一観念のようなものがあるか…と探っていく。
…とはいえ、骨太の文芸評論というわけではなく、
中上健次(部落出身)、立原正秋(在日)、松田優作(在日)…といった人々について
それぞれ20ページほど論評を加えている、という感じ。
これまで雑誌などに発表されたものを集めているので、やや散漫な感じはする。
しかし論旨に「ぶれ」はなく、納得させられるところも多かった。
個人的には60年代末から70年代初めにかけて、風のように駆け抜けていった天才詩人
帷子耀(かたびら あき)についての覚書が最も面白かった。
当時、詩を書くか、詩に興味のあった人は何らかの形で彼の洗礼を受けている。
それほど衝撃的だった。
今は甲府で手広くパチンコ店を経営しているという。
ただ帷子耀の詩は、父が在日だったがゆえの特殊性はないと思う。
また「松田優作」のところも迫力があった。やはり自分が実体験として触れあった作家などのほうが
読んでいて引き込まれる。
無理に「マラーノ文学」というくくり方をしなくても、
内容は充分に読み応えはあるし、もう少し素直な打ち出し方でもよかったかも、
と少し感じはしたものの、「出自を隠す」ということがその人の文学に大なり小なり
影響を与え、それが魅力ともなることだけは感じられた。読みやすい好著である。
2008年1月28日に日本でレビュー済み
高井有一の『立原正秋』について著者はかねてから賛辞を送り、在日朝鮮人であった立原が過剰なまでに日本の伝統美を体現する作家になろうとしたという事実が提起する問題を引き受けようとしてきた。
それが今回立原正秋のみならず、松田優作、中上健次といった自身のマラーノ的状況が生涯の創作活動の桎梏であった人物について、党派的な分類を超えて、本来異国である国で出自を隠して(あるいは偽り、またあるいは公表し)生き、創作することを、アクチュアルな問題として受け止めるために、本書のような形でまとまったのは喜ばしいと思う。
松田優作が執筆した最後の劇作品『真夜中に挽歌』のグロテスクさを、ブラウン管のスターである彼の存在とどのように結びつけてよいのか、誰もが戸惑う。著者は中上健次がある時点で放棄した詩作と重ね合わせることで、彼が向き合い格闘してきた自らの出自を巡る葛藤を、マラーノという概念を使って理解しようとする。
一章を割いて川村湊の在日朝鮮人文学論について厳しい批判をしている。川村の反論を読んでも、四方田に軍配が上がる。
それが今回立原正秋のみならず、松田優作、中上健次といった自身のマラーノ的状況が生涯の創作活動の桎梏であった人物について、党派的な分類を超えて、本来異国である国で出自を隠して(あるいは偽り、またあるいは公表し)生き、創作することを、アクチュアルな問題として受け止めるために、本書のような形でまとまったのは喜ばしいと思う。
松田優作が執筆した最後の劇作品『真夜中に挽歌』のグロテスクさを、ブラウン管のスターである彼の存在とどのように結びつけてよいのか、誰もが戸惑う。著者は中上健次がある時点で放棄した詩作と重ね合わせることで、彼が向き合い格闘してきた自らの出自を巡る葛藤を、マラーノという概念を使って理解しようとする。
一章を割いて川村湊の在日朝鮮人文学論について厳しい批判をしている。川村の反論を読んでも、四方田に軍配が上がる。