人間の最も根元的な欲求が、生理的欲求。その中でも強い欲求である食欲。これが満たされない状況は人間に暴力的なエネルギーを与えてしまう。
これは、ドイツの第一次世界大戦時に限ったことでなく、日本も同じ。貧富の差が益々広がり、国債が信用を無くし、円が暴落したら。明日は我が身。現在、日本に生きる私たちは何ができる?
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カブラの冬: 第一次世界大戦期ドイツの飢饉と民衆 (レクチャー第一次世界大戦を考える) 単行本 – 2011/1/20
藤原 辰史
(著)
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イギリスのドイツに対する経済封鎖は、女性と子どもを中心に76万人の餓死者を生む。二度と飢えたくないという民衆の願いは、やがてナチスの社会政策や農業政策にも巧みに取り込まれていく。ナチスを生んだ飢餓の記憶。銃後の食糧戦争。
- ISBN-104409511122
- ISBN-13978-4409511121
- 出版社人文書院
- 発売日2011/1/20
- 言語日本語
- 寸法13.5 x 1.4 x 18.8 cm
- 本の長さ154ページ
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登録情報
- 出版社 : 人文書院 (2011/1/20)
- 発売日 : 2011/1/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 154ページ
- ISBN-10 : 4409511122
- ISBN-13 : 978-4409511121
- 寸法 : 13.5 x 1.4 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 213,097位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年5月24日に日本でレビュー済み
実によく戦時の食料の重大さを認識させてくれる内容でした。温暖化による異常気象の続く現在の日本はたとえ戦争にならなくとも、異常気象による食料供給不足は深刻になる可能性が大きいでしょう。その時は外国から輸入すれば良い、と楽観する政治家や経済界人の見方、一般国民の見方はあまりにも甘いと、この本から学びました。本気で食料生産に励み、それも米など主たる栄養源になる食品種の生産を、です。グローバルに飢饉が来たら、どこからも輸入などできないことでしょう。70年前、敗戦時には日本の子供たちは米国の豚の餌である脱脂粉乳で命拾いしました。なんとまずかったことか!「給食」という言葉には今なお蕁麻疹が出るくらい嫌悪の反応を示す者です。この本はそれらの記憶を呼び覚まし、近未来に起こりうる状況への想像に戦慄を覚えさせます。まだ読んでない方はぜひ読んでほしい本です。
2021年4月12日に日本でレビュー済み
戦争のために食糧が入ってこなくなるとどうなるか。決して他人事ではなく、先の戦争中日本人も飢餓に苦しんだのである。食糧自給は国の安全保障の重大な要素である。平時でも戦争でなく他国に経済制裁を課すことがあるが、それがどんな結果をもたらすか、よく考えたうえでのことであろうか。制裁を受けて苦しむのは一般民衆であって指導層ではない。ある国の体制が気に入らないからと言ってその国に経済制裁を課すことは、爆弾を落とすにも等しいことだということをよくよく考えたほうがよい。食料自給率を自ら下げるような政策をとる日本政府は安全保障が何たるかをまったく考えていない。
2012年10月30日に日本でレビュー済み
何かと難しいWWI、A・J・テイラーとかリデル・ハートとか読むんですが、どうして
ドイツが敗けたのか?という点になると何故かするりと抜けてしまうのです。
戦場に居た兵士もさぞや無念でしょう。だって負ける理由がよく分からないのですから…
この本を読んでやっと納得出来ました。
海上封鎖を受けてたので、当然国内の食糧事情は悪いだろうなぁとは思っていましたが
その飢餓のレベルたるや全く予想外です!
WWIIの空襲で死んだ人よりも、WWIで餓死した人の方が多いんです!
この後のベルサイユ条約、ドイツ革命、ナチスの台頭もこれで全て今までの知識と併せて
納得できました。
「腹が減っては戦ができぬ」とはよく云ったもんです。
まるでWWIIのレニングラード包囲戦を思い起こさせます。
これを読んだ後でWikipediaの「西部戦線 (第一次世界大戦)」を見ると、確かに一行ですが
書いてありますね。これは気づかなかったです。
ここまでくれば、同様のWWI英国の食糧事情に関する資料を読みたくなるのがマニアの
性ですが… まだ見つかってません。
(巻末に他の国の事情もちょっとずつ載ってるんですが)
ドイツが敗けたのか?という点になると何故かするりと抜けてしまうのです。
戦場に居た兵士もさぞや無念でしょう。だって負ける理由がよく分からないのですから…
この本を読んでやっと納得出来ました。
海上封鎖を受けてたので、当然国内の食糧事情は悪いだろうなぁとは思っていましたが
その飢餓のレベルたるや全く予想外です!
WWIIの空襲で死んだ人よりも、WWIで餓死した人の方が多いんです!
この後のベルサイユ条約、ドイツ革命、ナチスの台頭もこれで全て今までの知識と併せて
納得できました。
「腹が減っては戦ができぬ」とはよく云ったもんです。
まるでWWIIのレニングラード包囲戦を思い起こさせます。
これを読んだ後でWikipediaの「西部戦線 (第一次世界大戦)」を見ると、確かに一行ですが
書いてありますね。これは気づかなかったです。
ここまでくれば、同様のWWI英国の食糧事情に関する資料を読みたくなるのがマニアの
性ですが… まだ見つかってません。
(巻末に他の国の事情もちょっとずつ載ってるんですが)
2016年11月14日に日本でレビュー済み
戦争と同じくらい経済封鎖はやってはいけない事がよく分かる。
こういう事こそ教科書に書いたらいい。
こういう事こそ教科書に書いたらいい。
2016年6月28日に日本でレビュー済み
第一次世界大戦の実相はロシア革命の背景に隠れ中日戦争の実相は中国革命の背景に隠された。我々はロシア革命と中国革命の研究にささげたのと同程度のエネルギーを戦争の実相の研究に費やす必要があることを痛感した。神は細部に宿る!
2013年5月27日に日本でレビュー済み
第一次世界大戦時のドイツ国内で何があったか。飢餓があったことは知っていたが、どのような理由で起こりどうなっていったかはよく知らなかった。
ブタの大量殺戮が飢餓に拍車をかけたこと、この時の飢餓経験からナチス時代の食料政策が形成されていったことなど大変興味深く読みました。
この時代の研究はまだまだ一般に膾炙されていないのですね。
著者は、「ナチスのキッチン」「ナチス・ドイツの有機農業」も刊行している研究者です。
ブタの大量殺戮が飢餓に拍車をかけたこと、この時の飢餓経験からナチス時代の食料政策が形成されていったことなど大変興味深く読みました。
この時代の研究はまだまだ一般に膾炙されていないのですね。
著者は、「ナチスのキッチン」「ナチス・ドイツの有機農業」も刊行している研究者です。
2011年9月15日に日本でレビュー済み
第1次世界大戦時、イギリスはドイツを、海上封鎖した。
これでドイツには物資が入れない。穀物の輸入元のロシアとは戦争、アメリカやカナダからも来れない、肥料も来ないので収穫は激減。
これでどうなったか?
寒い北欧でも育つカブを食べた! 肉なしデーを政府が創設! ベランダで豚を飼った(餌は残飯)! カラスやスズメまで食べた(本にはスズメ用レシピあり)! 豚の餌用に子供にコガネムシを集めさせた! サクランボの種も収集! 豚は飼料がかかるので抹殺令! ベーコンやソーセージが、大量に店頭に並ぶことに! だけど加工が間に合わず大量に腐る肉! 路上で倒れた馬に襲いかかる主婦! 死亡広告に「パン」の死亡広告が!
餓死者76万!
なぜナチが「生存圏」なるものを主張して拡張政策に走ったかよく分かった。
「食べ物の恨み」は末代にまで及んだのだ。
この飢餓を埋め合わせるために、「代用食物」(麦わら粉、乳製品、コーヒー、なんでも)が生まれたが、ここから「代用人間」そして「大量殺戮」まではあと一歩だ。
だけど今日でも飢餓(ソマリアを見よ!)が進行しているなか、肥大化した食を謳歌しつつ贖罪として、「ロハスやらオーガニックやらショクイクやらに踊らされながら、『食べものっていのちの根源ですよね』と語りあう」(本書のあとがきから)。
こういう飽食の時代に35歳の筆者が書いた本書はとても意味深い。
ヘンゼルとグレーテルのパロディーも絶品だ!
(カブその他のレシピが欲しかったのでマイナス1(ただしスズメのレシピはある)、あんがい戦時中のすいとんみたいにレトロな美味かも(ちなみに本書でも紹介されているジャガイモパンは、いまも立派な現役としてドイツでは売られている(ただし同じレヴェルかは不明だが)))
これでドイツには物資が入れない。穀物の輸入元のロシアとは戦争、アメリカやカナダからも来れない、肥料も来ないので収穫は激減。
これでどうなったか?
寒い北欧でも育つカブを食べた! 肉なしデーを政府が創設! ベランダで豚を飼った(餌は残飯)! カラスやスズメまで食べた(本にはスズメ用レシピあり)! 豚の餌用に子供にコガネムシを集めさせた! サクランボの種も収集! 豚は飼料がかかるので抹殺令! ベーコンやソーセージが、大量に店頭に並ぶことに! だけど加工が間に合わず大量に腐る肉! 路上で倒れた馬に襲いかかる主婦! 死亡広告に「パン」の死亡広告が!
餓死者76万!
なぜナチが「生存圏」なるものを主張して拡張政策に走ったかよく分かった。
「食べ物の恨み」は末代にまで及んだのだ。
この飢餓を埋め合わせるために、「代用食物」(麦わら粉、乳製品、コーヒー、なんでも)が生まれたが、ここから「代用人間」そして「大量殺戮」まではあと一歩だ。
だけど今日でも飢餓(ソマリアを見よ!)が進行しているなか、肥大化した食を謳歌しつつ贖罪として、「ロハスやらオーガニックやらショクイクやらに踊らされながら、『食べものっていのちの根源ですよね』と語りあう」(本書のあとがきから)。
こういう飽食の時代に35歳の筆者が書いた本書はとても意味深い。
ヘンゼルとグレーテルのパロディーも絶品だ!
(カブその他のレシピが欲しかったのでマイナス1(ただしスズメのレシピはある)、あんがい戦時中のすいとんみたいにレトロな美味かも(ちなみに本書でも紹介されているジャガイモパンは、いまも立派な現役としてドイツでは売られている(ただし同じレヴェルかは不明だが)))