内容は、現場主義の重要さを主張しているもので十分に説得力のあるものです。 勉強そのものが不要であると述べているものではありません。
個人的には「我が意を得たり」との印象。
もう少しページ数を減らしたほうが尚良。
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勉強してはいけない!: できる人になるには “職人ビジネスマン”のすすめ 単行本 – 2003/10/1
久恒 啓一
(著)
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社青春出版社
- 発売日2003/10/1
- ISBN-104413034201
- ISBN-13978-4413034203
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「勉強」をして、一流になった人はいない。新しい時代が求める問題解決の方法は、過去の資料やデータにはない。現場に眠っている「答」を掘り起こす、資格やMBAを超えた、人生が変わる仕事術。
著者について
1950年大分生まれ。九州大卒業後、日本航空入社。広報課長、サービス委員会事務局次長を歴任。97年同社を早期退職、新設の県立宮城大学教授に就任。現在、同大学大学院事業構想学研究科長。「図解」の提唱者として数々のベストセラーを生み、ビジネスパーソンに圧倒的に支持されている。
登録情報
- 出版社 : 青春出版社 (2003/10/1)
- 発売日 : 2003/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 205ページ
- ISBN-10 : 4413034201
- ISBN-13 : 978-4413034203
- Amazon 売れ筋ランキング: - 373,056位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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大分県中津市生まれ。九州大学法学部卒業後、株式会社日本航空に入社。本社広報課長、サービス委員会事務局次長を歴任。また、当時から「知的生産の技術」研究会に所属し、著作活動も展開した。
日本航空を早期退職し、1997年4月に新設の宮城大学教授に就任。2002年には「図で考える人は仕事ができる」を出版、ベストセラーとなり、書籍における「図解ブーム」を巻き起こした。
2008年に多摩大学経営経営情報学部教授に就任。2012年より経営情報学部長。2015年より副学長。
これまでの図解路線の著作に加え、ライフワークとして行ってきた偉人の記念館を訪ねる旅の成果をまとめた著作も展開している。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年6月21日に日本でレビュー済み
大学院やら資格の勉強に走ってはいけないという戒めの書。社会人になったばかりの読者を想定したのか、私にはイマイチでした。眼前の仕事を精一杯、自分なりに工夫して行うことで一回り大きく成長すると説いている。こういったことは仕事に打ち込めば、後になって実感できるはず。
後半は「職人的ビジネスマン」になるためのタイムマネジメントなどが書かれてあり、「勉強してはいけない!」のタイトルとは少し逸れたような。前職のJAL(いまなお護送船団の半官半民会社)の話が例として挙がっていたのが鼻についた。
後半は「職人的ビジネスマン」になるためのタイムマネジメントなどが書かれてあり、「勉強してはいけない!」のタイトルとは少し逸れたような。前職のJAL(いまなお護送船団の半官半民会社)の話が例として挙がっていたのが鼻についた。
2004年2月22日に日本でレビュー済み
勘違いしてはいけない。この久恒氏は勉強をしている。1週間で20
冊の本を読む。論文を書く。名古屋大学の先生に師事をしている。
勝海舟の言葉がさらっと出てくる。
ちょっと抜粋すると、
「『実家の稲刈りの時に仕事を休むのは欠勤とはみなされない。』
という文化を持つ地域があります。それでは、都市部ではどうなる
のか。日本とアメリカではどこが似ていてどこが違うのか。イギリ
スでは、ドイツではどうか。世界的な趨勢はどうなっているのか。
関心が深まるについて、視野がどんどん広くなっていきました。」
(P.151)とある。
これを読んで、勉強をしていないと思うだろうか。世界中の現場に
調査に行ったというよりも書籍などを利用して勉強をしていると考
えられる。さらにこの後、名古屋大学(当時)の小池教授から「大論
文になりますよ。」と励まされて熱が入ってくると述べている。
つまり勉強をしてはいけないというのは極論であり、これによって
読者を釣ろうとしているのではないか。実際によく読んでみると
「勉強だけではいけない。」というところであり、勉強だけで評論
家になるな、そこから実際の仕事になるまで深彫りせよ、と読める。
この本を読んで、勉強をやめてしまうのなら、明らかに勘違いをし
ている。当たり前のこととして勉強しろ、でもそれはほんの一歩に
過ぎないと知れ。ということなのだ。
冊の本を読む。論文を書く。名古屋大学の先生に師事をしている。
勝海舟の言葉がさらっと出てくる。
ちょっと抜粋すると、
「『実家の稲刈りの時に仕事を休むのは欠勤とはみなされない。』
という文化を持つ地域があります。それでは、都市部ではどうなる
のか。日本とアメリカではどこが似ていてどこが違うのか。イギリ
スでは、ドイツではどうか。世界的な趨勢はどうなっているのか。
関心が深まるについて、視野がどんどん広くなっていきました。」
(P.151)とある。
これを読んで、勉強をしていないと思うだろうか。世界中の現場に
調査に行ったというよりも書籍などを利用して勉強をしていると考
えられる。さらにこの後、名古屋大学(当時)の小池教授から「大論
文になりますよ。」と励まされて熱が入ってくると述べている。
つまり勉強をしてはいけないというのは極論であり、これによって
読者を釣ろうとしているのではないか。実際によく読んでみると
「勉強だけではいけない。」というところであり、勉強だけで評論
家になるな、そこから実際の仕事になるまで深彫りせよ、と読める。
この本を読んで、勉強をやめてしまうのなら、明らかに勘違いをし
ている。当たり前のこととして勉強しろ、でもそれはほんの一歩に
過ぎないと知れ。ということなのだ。
2006年11月7日に日本でレビュー済み
結構タイトルがショッキング。表面的に捉えると普通の人と反対のことをおっしゃっているので興味をそそられる。実際に読んでみると、決して勉強の否定ではない。どんな仕事をするにもある程度の勉強はもちろん必要で、それさえしないでいいとおっしゃっている訳ではなく、必要以上にお勉強に耽溺するな、ということ。「○○をするにはまず△△を勉強して、その△△を十全に理解するには□□が必要で・・・」なんてことをやって一向に仕事の現場に飛び込まないのではダメで、ある程度の勉強をしたら自分の足下を掘れ、そして掘ったものを五感を全開にして受け止め、そこから解決されるべき問題の本質を汲み取り且つソリューションを見つけろ、という徹底した現場主義。
最後の章に「一流の"職人ビジネスマン"になる5つの条件」というのが掲載されていて、プラクティカル、且つ仕事ができるには単なるノウハウを身につけるだけではなくて自分のやってきたこと/やっていることに対するプライドがドライブ力になるとあり、やっぱり仕事は頭でっかちではいけない、頭とハートと五感と全て全開、直結であたらなければうまくないんだな、と確信した。
最後の章に「一流の"職人ビジネスマン"になる5つの条件」というのが掲載されていて、プラクティカル、且つ仕事ができるには単なるノウハウを身につけるだけではなくて自分のやってきたこと/やっていることに対するプライドがドライブ力になるとあり、やっぱり仕事は頭でっかちではいけない、頭とハートと五感と全て全開、直結であたらなければうまくないんだな、と確信した。