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アップルの法則 (青春新書インテリジェンス) (青春新書INTELLIGENCE 195) 新書 – 2008/3/4
- 本の長さ220ページ
- 言語日本語
- 出版社青春出版社
- 発売日2008/3/4
- ISBN-10441304195X
- ISBN-13978-4413041959
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 青春出版社 (2008/3/4)
- 発売日 : 2008/3/4
- 言語 : 日本語
- 新書 : 220ページ
- ISBN-10 : 441304195X
- ISBN-13 : 978-4413041959
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,254,282位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 471位青春新書インテリジェンス
- - 653位情報・コンピュータ産業
- - 313,326位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1979年中学生の頃からIT最前線に興味を持ち個人の趣味として取材を開始。
1990年、米国テキサス州立ヒューストン大学在学中に月刊のパソコン雑誌、月刊アスキー、月刊MACPOWERで執筆活動を開始。
アップル社の研究開発の最前線や、新しい技術トレンド、ソフトウェアのレビュー記事などを手掛けつつ、米国在住の地の利と語学力を活かし、アップル社を中心に米国IT技術の最新トレンドを取材して国内の雑誌で報じていた。
1994年1月日本に帰国後も年に数回のペースで訪米し米国ITの最新動向を取材。
特にアップルの創業者、経営者らやマウス発明者、パソコンの生みの親などIT業界の基礎をつくってきた偉人達、ドン・ノーマン博士らに代表されるコンピューターのデザインに影響を与えた偉人達の取材で知られるようになる。
同時に当時、一般にも広まりつつあったインターネットのインフラ技術やネットビジネスの最前線の取材も開始。
こうした日本語での情報発信をする一方で、日本のテクノロジーカルチャーを英国、米国、フランス、韓国、台湾、スペインの新聞、雑誌、テレビなどにも記事を寄せていた(特に米国のWeb版Wiredと韓国のMacmadang誌では連載を持っていた)。
2000年頃からは、テクノロジーだけでは良い製品はつくれないと気が付き、「デザイン」を考察のもう1つの軸にし始める。IT業界のデザイナーや、そして最新のテクノロジーを使って新しい表現を模索するデジタル系のアーティストやデザイナーの取材に軸足を移し始める。
2007年、米国でiPhoneが登場したのをきっかけに日経BP社刊「iPhoneショック」を執筆。
2001年のiPod発売以降、日本のメーカーが、アップルをはじめとする米国のIT企業に負け続けている原因は組織構造にあると訴え、日本のメーカーや通信会社を対象とした講演やコンサルティング活動を開始。
同時に「スマートフォン」という新しい時代のデバイスが、世の中をどのように変えつつあるか、年間50回以上のペースで講演や大学などでの講義を通して伝え始めた。
2008年のiPhone国内発売の際には、公式の前夜祭イベントでMCを務めた。
同時期、Twitterのおすすめユーザーに選ばれ数中万人のフォロワーを獲得。
海外のヒット製品が、なかなかヒットしない日本市場で、はじめて言葉の壁を超えて日本市場に入り込み広まったiPhoneとTwitterの組み合わせによる新時代の到来を「iT革命」と呼び、多くの講演活動を行った(同時期、アスペクト社から「iPhoneとTwitterは、なぜ成功したのか」を出版)。
なお、Twitterでは、ソフトバンク代表の孫正義氏が利用を開始した時も、一番最初にフォローされたということもあり注目を集めた。
2010年前後からは国内のIT経営者が集まるイベント、Infinity Venture Summitなどで度々、モデレーターとして登壇。
国内のIT経営者、投資家らとの親交も深め、自らもいくつかのIT系ベンチャーにアドバイザーとして関わるようになる。
またデザイン関係の領域でも、学生を対象としたデザインコンペ、James Dyson Awardの審査員や後にグッドデザイン賞の審査員を務めるなどデザイン領域での活動も開始。
2012年に設立した伊藤忠ファッションシステムのifs未来研究所では、伊勢丹新宿本店におけるデジタル製品販売のディレクションを手がける他、ルミネ、BEAMS JAPANなどの企画にも関与。また、各界の著名人をゲスト講師に迎えたカタヤブル学校の副校長も務めた。
同じ時期からファッション業界、ヘルスケア/医療業界、そして教育におけるITに関しても取材を開始。それぞれの業界の専門誌に記事を執筆するなどの活動も開始。特にベネッセ 総合教育研究所で行っていた、これからの時代の教育を模索する連載「SHIFT」は大きな評判を呼んだ。
一方でAIやバイオテクノロジーの普及で、世の中の価値観が大きく変わろうとしている中、未来を模索するヒントは現代アートや伝統美の中にこそあると、アートや地域と伝統関係の取材に傾倒。現在は「22世紀に残すべき価値は何か」の問いに答えるべく、さまざまな活動をしている。
一般にはアップル社の新製品発表の取材記事や新製品レビューでよく知られているが、2011年にはGoogle社の依頼で東日本大震災の際、テクノロジーがどのように役に立ったか(そしてどのように役に立たなかった)かを調査。山路達也氏と取材して同社公式ホームページの連載「東日本大震災と情報、インターネット、Google」という連載記事としてまとめている(後に角川出版の本「Googleの72時間 東日本大震災と情報、インターネット」としてまとめられた)。
また、Microsoft社の公式ホームページのMacTopiaというコーナーでも10年以上にわたって「Apple's Eye」という連載を書いていた経験を持つ。
現在のジャーナリスト/コンサルタント以外の肩書はREVOLVER社社外取締役。金沢美術工芸大学客員教授。グッドデザイン賞審査員、ほか。
現在の連載は「Tech Inspiration」(Visionary — Magazine by Lexus)、「Future in the Making」(MacFan誌)、Pen Online、ほか。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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そうすると使い方が複雑且つ煩雑で説明書をみても理解するのにひと苦労です。
商品のコンテンツやデザインを作り上げる企画立案段階から、その商品にその機能が必要かどうかを吟味するのではなく、人の目を気にして、具沢山な機能を付けた方が無難であろうという意識が必然と働いてしまうのだと思います。
それに加えて、商品開発サイクルが加速している中で、吟味・厳選している時間が取れないということもあり、類似商品であれば、他社より一つでも多くの機能を付けた方が他社との有意差があるように映ってしまうことだと思います。
今まさしく商品創出に”こだわりをもつ”というきもちは薄れていっており、商品コンテンツが一貫したスジが一本通ったブランドを築くことができないようです。
その点、アップルはユーザーに気配りやもてなしを提供する、こだわりをもつ、固定観念を捨てる、ファンを魅了するブランド、シンプルなステータスポリシー、フィットするセンスといった決してぶれないスジを持っています。
カウンターに座ったら、お客さんの気持ちが伝わって、だまって鮨を握って出す匠の職人のようです。
このようにより一層のシンプルを求め厳選すること、しかもお客様と”あ・うんの呼吸”ができる商品創りはなかなか難しいものと思いますが、その場の収益ばかりを追求せず、こだわりの商品をユーザーに提供して頂きたいものです。
見ないで操作ができました。
ウインドウズも最近のXPなどはマニュアル無しでも操作できますが、I-POT
のようにはいきません。
操作しやすさの秘密には、アップルのトップがなぜそのスイッチが必要なんだ
と1000回は質問を繰り返すそうです。
そんなアップルの魅力が伝わってくる本です。
本書ではガレージからスタートした昔はさらりと流し、1997年、ジョブスが復帰して以降の「自分たちが本当に使いたいものを作る」という妥協を許さないという姿勢に裏打ちされたiMac, iPod, iPhoneを中心とした開発や製品投入、市場での評価などが語られています。
個人的にはもう少しMacintoshのことを書いてほしいなとおもうのですが、本書はビジネス書。アイデアと戦略のヒントがちりばめられています。でもジョブスがいなくなったら、この会社はどうなるのだろうという危うさも感じさせてくれます。
iPodが入り口になって、最近では何かとマックが気になっています。
そんな、「なんか素通りできない」感のあるアップル製品の魅力の秘密が、この本でわかりました!
アップルの誕生から没落、そして奇跡の復活まで、すごくコンパクトにまとまっていて、一気に読めました。
最後の章では、スティーブ・ジョブズの講演の話も載っていて、読後感もさわやかで、元気づけられる一冊でした。
新書なので手軽に読めるけど、けっこう深い内容でした。
アップルの全体像やその裏側をサクッと知るには最適だと思います。
アップルがどれだけこの業界に影響していたなんて。
この本がきっかけでさらなるアップル研究ができた。
あなたはアップルのことをどれだけ知っているだろうか?
手にもっているiPodの奥深さは?
この本はアップル入門書である。