しきたり、冠婚葬祭、服装・言葉使いなどの暮らしのマナー、社会マナー、
ビジネスマナー、日本や世界各地のタブーなど、他人に聞くことができないが
大人なら心得ておきたいタブーの数々を紹介した本。
１ 外から見えない「日本列島」のタブー
２ 覚えておきたい「伝統」のタブー
古くから日本人が守ってきた暮らしのタブー
ひと通り知っておきたい西洋のタブー
３ ところ変わればここまで変わる「世界」のタブー
４ 知らなきゃマズい「社会人」のタブー
上品な人が守っている食事のタブー
なぜか他人に好かれる人が守っているタブー
「非常識」といわれないための大人のタブー
５ そんなルールがあったのか！「業界」のタブー
６ これが大人の常識です！「冠婚葬祭」のタブー
７ 気になる噂の真偽がわかる！「日常生活」のタブー
８ 破ってはいけない！「身近なアレコレ」のタブー
ワンランク上に見られる人が守っているタブー
やってはいけない料理のタブー
やってはいけない家事のタブー
知っているだけでグンと差が付く「身の回り」のタブー
２００９年に刊行された本に、加筆、修正して、再編集した最新版。
面白い話もあるが、俗信・迷信の話や、後半のマナー説明など
全体としての印象は、役立つ話半分ぐらいの感じがする。
たとえば、香典は薄墨で書くという話でも、実際そうでないほうが多いようだ。
父の葬儀のときも、薄墨の香典はわずかだった。
また、清めの塩も用意しなかった。今は、用意しないほうが多いように思う。
もっとも、葬儀屋のほうで用意していたので、まだ、気にする人はいるようだが、
タブーとまでは言えないと思う。
こういうタブー集は、きちっとやってる人だけが、気にしてるような感じがする。
知らないと、後ろ指をさされることになってしまうと述べているが、そもそも、
この本に書いてあることが全部、本当に、大人のタブーといえるのか、
そこが一番問題になっているように思う。
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