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話す力、伝える力。 (sasaeru文庫 は 1-1) 文庫 – 2007/9/10
箱田 忠昭
(著)
- 本の長さ207ページ
- 言語日本語
- 出版社成美堂出版
- 発売日2007/9/10
- ISBN-104415400280
- ISBN-13978-4415400280
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登録情報
- 出版社 : 成美堂出版 (2007/9/10)
- 発売日 : 2007/9/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 207ページ
- ISBN-10 : 4415400280
- ISBN-13 : 978-4415400280
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,450,730位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 17位sasaeru文庫
- - 1,161位ビジネス交渉・心理学
- - 34,051位自己啓発 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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インサイトラーニング代表。年間300回以上のセミナーをこなすカリスマインストラクター。超一流企業をはじめ多くのクライアントからひっぱりだこ。趣味 のサーフィンでは、日本最大のサーフィンクラブ「ゴッデス」の会長を務め、インストラクターでもある。慶応大学商学部、ミネソタ大学大学院修了。エス ティーローダーのマーケティング部長、パルファン・イブ・サンローラン日本支社長を歴任。その間、デール・カーネギー・コースの公認インストラクターを務 める。その後、インサイトラーニング(株)を設立、現在代表取締役(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『1人でも部下がいるリーダーのための「伝える技術」【CD付】~部下が確実に実行する!上司の「話し方」ルール入門~』(ISBN-10:4894514117)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年3月26日に日本でレビュー済み
説明上手な人は、難しい言葉に頼らずに万人に理解させると言います。本もまた同じです。本書は、人とのコミュニケーションをごくやさしい言葉で解説している良書と言えます。「でも、だって…」はNGワードとか、第一印象は見た目が5割以上、とか、反論せずにまずは相手の言い分を受け入れる、などどれも円滑なコミュニケーションの基本です。社会人になりたての方はもちろん、もういちど自分の周辺の人とのコミュニケーションを見直したい方におすすめ。
2010年10月24日に日本でレビュー済み
人にすすめられて、読んだ。私にいま、なにが必要なのか、私はいま、なにを欲しているのか、自分自身ではわからない。そのわからないところ、その真ん真ん中こそ、ここである、と指摘せんがため、その人は本書をすすめたらしい。
本書登場のキー・ワードはいくつもあるだろうけれど、このレヴューでは、主に〈つながる〉にスポットライトをあててみる。
「話す力、伝える力。」、まずタイトルからして、〈つながる〉意志が伝わってくる。「話す力」の後には、〈句点(。)〉ではなく、〈読点(、)〉が刻まれている。「話す力」と「伝える力」とは個々独立したもの同士ではなく、両者は〈つなが〉っている、という隠れた意志のあらわれであろう。
(前略)ほめたあとに理由を話すときに/「なぜならば」/「と申しますのは」/「実は」/「ところで」/などと上手につないでいく接続のことばを入れます。/これは「Bridge Word」、橋渡しのことば、という言い方をしています。/このブリッジ・ワードが、自然にあなたのほめた「理由」を聞いてもらえるためには欠かせないものです。/(中略)話の上手な人を観察していますと、次のフレーズに行く前の〈つなぎ〉※がとても自然でスムーズに出てきています。
断崖絶壁のこちら側から、断崖絶壁のあちら側に行きたく思ったが、助走をつけて飛び移ろうにも、こちらの足場は自分の足分しかなく、立ち往生、ああ、橋があればあっちにいけるのに、と泣きそうになって目が覚めた、――まあ、つまり以前、そんな夢を見たことがある。
〈橋渡しのことば〉を持たないと、「唐突で不自然な作った感じになってしま」う、と、いま(中略)した部分にある。私はあるいは、言葉とコトバ、文章とブンショウ、思考とシコウ、なんかをつなぐ、〈橋渡しのことば〉を持たぬゆえに、コミュニケーションの不全感を覚えるのではあるまいか、そんなことに思いあたった。
章の終わりごとに、「伝わる・つながる話し方」と題した、OKケースとNGケースの例が、図と文とをまじえた形で一組ずつ載せてある。たとえば、それは〈関係を断ち切らない工夫をする〉、〈「ノー」であっても〈つなぎ〉※をつける〉、〈反論するより、一回認めてみる〉、といった「伝わる・つながる話し方」を実践するための、コツみたいなものだ。
そのほか、おもしろいと持った箇所がいくつかあった、ここでは、一箇所のみ紹介しておく。
「あの人が悪い」と言いながら、イヤな人の顔を思い浮かべて〈中空〉※を指差して見て下さい。/人差し指は、その人のほうを差しています。/しかし、中指、薬指、小指はどっちを向いていますか? あなたが悪いのです。/どうしようもなく他人が悪いことはあります。しかしそれは25%くらいのもで、残り75%は、実はよくよく考えてみますと、あなた自身にも落ち度はあるのではありませんか?
著者・箱田忠昭氏は第1章に書いている。
(前略)「改善しよう」という気持ちが、コミュニケーションにおいては大きな力になるものと信じています。/さらに私は、赤面恐怖症で、強度のあがり症でした。
「赤面恐怖症で、強度のあがり症」。その箱田氏が「年間300回の研修をこなす話し方の講師をしてい」る、という。ところで私は、極度の人見知りにして、極度の話べたである。私はあるいは、「「改善しよう」という気持ちが」あるのかどうか、試されているのかもしれない。
※原文〈〉は別物だが、文字化けするため、この表記とした。
本書登場のキー・ワードはいくつもあるだろうけれど、このレヴューでは、主に〈つながる〉にスポットライトをあててみる。
「話す力、伝える力。」、まずタイトルからして、〈つながる〉意志が伝わってくる。「話す力」の後には、〈句点(。)〉ではなく、〈読点(、)〉が刻まれている。「話す力」と「伝える力」とは個々独立したもの同士ではなく、両者は〈つなが〉っている、という隠れた意志のあらわれであろう。
(前略)ほめたあとに理由を話すときに/「なぜならば」/「と申しますのは」/「実は」/「ところで」/などと上手につないでいく接続のことばを入れます。/これは「Bridge Word」、橋渡しのことば、という言い方をしています。/このブリッジ・ワードが、自然にあなたのほめた「理由」を聞いてもらえるためには欠かせないものです。/(中略)話の上手な人を観察していますと、次のフレーズに行く前の〈つなぎ〉※がとても自然でスムーズに出てきています。
断崖絶壁のこちら側から、断崖絶壁のあちら側に行きたく思ったが、助走をつけて飛び移ろうにも、こちらの足場は自分の足分しかなく、立ち往生、ああ、橋があればあっちにいけるのに、と泣きそうになって目が覚めた、――まあ、つまり以前、そんな夢を見たことがある。
〈橋渡しのことば〉を持たないと、「唐突で不自然な作った感じになってしま」う、と、いま(中略)した部分にある。私はあるいは、言葉とコトバ、文章とブンショウ、思考とシコウ、なんかをつなぐ、〈橋渡しのことば〉を持たぬゆえに、コミュニケーションの不全感を覚えるのではあるまいか、そんなことに思いあたった。
章の終わりごとに、「伝わる・つながる話し方」と題した、OKケースとNGケースの例が、図と文とをまじえた形で一組ずつ載せてある。たとえば、それは〈関係を断ち切らない工夫をする〉、〈「ノー」であっても〈つなぎ〉※をつける〉、〈反論するより、一回認めてみる〉、といった「伝わる・つながる話し方」を実践するための、コツみたいなものだ。
そのほか、おもしろいと持った箇所がいくつかあった、ここでは、一箇所のみ紹介しておく。
「あの人が悪い」と言いながら、イヤな人の顔を思い浮かべて〈中空〉※を指差して見て下さい。/人差し指は、その人のほうを差しています。/しかし、中指、薬指、小指はどっちを向いていますか? あなたが悪いのです。/どうしようもなく他人が悪いことはあります。しかしそれは25%くらいのもで、残り75%は、実はよくよく考えてみますと、あなた自身にも落ち度はあるのではありませんか?
著者・箱田忠昭氏は第1章に書いている。
(前略)「改善しよう」という気持ちが、コミュニケーションにおいては大きな力になるものと信じています。/さらに私は、赤面恐怖症で、強度のあがり症でした。
「赤面恐怖症で、強度のあがり症」。その箱田氏が「年間300回の研修をこなす話し方の講師をしてい」る、という。ところで私は、極度の人見知りにして、極度の話べたである。私はあるいは、「「改善しよう」という気持ちが」あるのかどうか、試されているのかもしれない。
※原文〈〉は別物だが、文字化けするため、この表記とした。