全くの門外漢なのですが、ちょっとした縁で
知り合った本です。
日中、外を歩く習慣がほとんど無くなって
しまった自分ではありますが、
著者と同じく(同じレベルではないにせよ)、
多感な頃VOWを楽しんで読む機会があったので、
自分でも意識しきれない潜在的な部分
に路上芸術を愛でる心がまだ残っているのではと。
専門家からの視点で、かなり真面目に分析している
けど真面目すぎない表現が、とてもシュールで
始終にやにやしながら読みました。
静かに燃える(萌える?)感じでしょうか。
ビギナーでも路上ウオッチングを楽しむヒントがたくさんあります。
看板の作り手を詠み人と表現していますが、
文字のデザインに込められた思いを考えさせられました。
蛇足ですが自分の故郷にも面白いスポットがあると知りました。
次回の帰省は、そんな目でも街を観察しようかなと思います。
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タイポさんぽ: 路上の文字観察 新書 – 2012/8/1
藤本 健太郎
(著)
- 本の長さ167ページ
- 言語日本語
- 出版社誠文堂新光社
- 発売日2012/8/1
- ISBN-104416212844
- ISBN-13978-4416212844
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登録情報
- 出版社 : 誠文堂新光社 (2012/8/1)
- 発売日 : 2012/8/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 167ページ
- ISBN-10 : 4416212844
- ISBN-13 : 978-4416212844
- Amazon 売れ筋ランキング: - 390,723位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 26,085位アート・建築・デザイン (本)
- - 30,259位新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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1973年北海道帯広生まれ。
味わい深い「街の文字」との出会いを求め、休みのたびにまだ見ぬ通りへと散歩に出かけるグラフィックデザイナー。その遍歴はタイポグラフィー・エッセイ集『タイポさんぽ』シリーズにまとまる。
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
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11グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文字とは読むものでもアリ、見るものでもあると改めて感じさせてくれる一冊です。
また、掲載された看板をチョイスした著者のセンスが随所に光ります。
読んでいると「この文字はどんな人がどんな思いで作ったんだろうか…」と思いを馳せる一冊です。
また、掲載された看板をチョイスした著者のセンスが随所に光ります。
読んでいると「この文字はどんな人がどんな思いで作ったんだろうか…」と思いを馳せる一冊です。
2012年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
DJが音(曲)をつなげたり、その選曲のセンスがスゴイと思わせたりする感覚で、
看板をスゴイと思わせてしまうセンスね。
やられます。
本来の意図とは別次元で思考されてる解説が、読めば読むほど、
本来そういう意図だったのでは、いやそのつもりだろと、
確信犯的に踊らされてるのはこっちだったのかもという、思考の攻防。
また、細かい配慮は言われて気づきました。車のナンバーや電話番号。
その確認のためにも開いて見る価値あり。
看板をスゴイと思わせてしまうセンスね。
やられます。
本来の意図とは別次元で思考されてる解説が、読めば読むほど、
本来そういう意図だったのでは、いやそのつもりだろと、
確信犯的に踊らされてるのはこっちだったのかもという、思考の攻防。
また、細かい配慮は言われて気づきました。車のナンバーや電話番号。
その確認のためにも開いて見る価値あり。
2012年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
街のワンオフの看板の文字デザインを愛情溢れる筆致で書いています。
昭和の町並みを頭の中で展開して、当時のデザイナーに想いを寄せるもよし、
カリグラフィーのネタにするもよし。楽しめる本です。
昭和の町並みを頭の中で展開して、当時のデザイナーに想いを寄せるもよし、
カリグラフィーのネタにするもよし。楽しめる本です。
2012年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
味のある古い看板文字デザインは昔から大好きだったので購入。自分は「好きだった」で終わってましたけど、この本にはしっかり記録され、プロ視点で解説されているのが凄く良かったです。愛情もビシバシ伝わってきます。田舎の国道沿い、駅前のスナック街、素敵なタイポグラフィに注目すると旅するのが楽しくなります。
2015年3月10日に日本でレビュー済み
仕事の関係で街中の文字には興味があり,それで
買ったのですが,いや~,本当に素晴らしい内容で,
大変満足しています.こんなにページをめくるのが
楽しい本は久しぶり.
文字マニアに限らず,VOWやトマソンにピンと来る方
にはおすすめです.町(特に田舎町)を歩くのがますま
す楽しくなるでしょう.早速私もステンシル看板を見つけ
て見入ってしまいました.
文章がこれまた軽妙洒脱,思わず吹き出してしまうこ
とも多々.ずいぶん楽しませていただきました.個人的
には,「ハナライズ」「カサブタイポ」なる珍語(これらの
意味は読んでのお楽しみ)やタイポグラファーを「詠み
手」と呼ぶあたりががツボでした...
まず文字画像のほうをじっくりとみて,「ここが見どころ
かな?きっとそうだ」と考えたうえで,解説の文章を
拝見したのですが,全然違う見どころだったことも多々.
プロは本当にすごい観察眼(と愛情)をもっているの
だと,感心しました.
VOWのように末永い続巻を希望です.世界から素敵
な手書きタイポがなくなる前に是非保全しておいてほ
しいものです.著者様には感謝!
買ったのですが,いや~,本当に素晴らしい内容で,
大変満足しています.こんなにページをめくるのが
楽しい本は久しぶり.
文字マニアに限らず,VOWやトマソンにピンと来る方
にはおすすめです.町(特に田舎町)を歩くのがますま
す楽しくなるでしょう.早速私もステンシル看板を見つけ
て見入ってしまいました.
文章がこれまた軽妙洒脱,思わず吹き出してしまうこ
とも多々.ずいぶん楽しませていただきました.個人的
には,「ハナライズ」「カサブタイポ」なる珍語(これらの
意味は読んでのお楽しみ)やタイポグラファーを「詠み
手」と呼ぶあたりががツボでした...
まず文字画像のほうをじっくりとみて,「ここが見どころ
かな?きっとそうだ」と考えたうえで,解説の文章を
拝見したのですが,全然違う見どころだったことも多々.
プロは本当にすごい観察眼(と愛情)をもっているの
だと,感心しました.
VOWのように末永い続巻を希望です.世界から素敵
な手書きタイポがなくなる前に是非保全しておいてほ
しいものです.著者様には感謝!
2013年8月4日に日本でレビュー済み
日常のなかで 気づかないで見過ごしてきた 看板の文字が 本の中で見ると、まったく違った感じ方を与えている。街のなかに埋もれている文字が 写真のなかで 切り取られて紙面の中で見ると、リアルで見たら気づかないメッセージの感じを体験。こんな特徴に気づかないで通りすごしてしまう。気が他に取られながら運転したり、歩いているから。著者のそこに気づく感覚、感性におどろく