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スクールカウンセリング モデル100例:読み取る。支える。現場の工夫。 単行本 – 2006/9/1
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臨床知の基底は理論図ではなく、さまざまなモデルである
ますます深刻になりつつある子どもの問題。
真に力のあるスクールカウンセラー(SC)の質の高い症例集が長く待ち望まれていた。
本書は、さまざまな形で起こってくる学校現場の緊急の問題に、
SCかしまが専門性を駆使して対処した100の事例を取り上げ、
事例の概要と対処・解説・経過を述べ、精神科医、神田橋が卓越したコメントを付した。
症例の数でも、内容の質と専門性の高さでも、他に追随を許さない圧倒的な充実度を誇る。
全校必携の一冊。
◎目次
第1章 総 論
第1節 スクールカウンセラーの役割
カウンセリングか、相談か
努力をつなぐ
健康な部分を見出す
未利用の資源を発掘する
成長に委ねる
第2節 スクールカウンセラーの仕事
守秘義務について
チームを組む
スクールカウンセラーの居場所
逆らわず、流されず
スクールカウンセリング文化の創生
触媒としてのスクールカウンセラー
トレーニング
まとめ
第2章 教師との連携
概説
model 001~model 017
第3章 家庭訪問
概説
家庭訪問のコツ7か条
家庭訪問から教室復帰への8段階
model 018~model 021
第4章 家族の要因
概説
model 022~model 041
第5章 カウンセリング
概説
model 042~model 054
第6章 問題行動
概説
model 055~model 063
第7章 障 害
概説
model 064~model 075
第8章 躁うつ体質
概説
model 076~model 086
第9章 医療との関わり
概説
model 087~model 094
第10章 失敗例
概説
model 095~model 100
ますます深刻になりつつある子どもの問題。
真に力のあるスクールカウンセラー(SC)の質の高い症例集が長く待ち望まれていた。
本書は、さまざまな形で起こってくる学校現場の緊急の問題に、
SCかしまが専門性を駆使して対処した100の事例を取り上げ、
事例の概要と対処・解説・経過を述べ、精神科医、神田橋が卓越したコメントを付した。
症例の数でも、内容の質と専門性の高さでも、他に追随を許さない圧倒的な充実度を誇る。
全校必携の一冊。
◎目次
第1章 総 論
第1節 スクールカウンセラーの役割
カウンセリングか、相談か
努力をつなぐ
健康な部分を見出す
未利用の資源を発掘する
成長に委ねる
第2節 スクールカウンセラーの仕事
守秘義務について
チームを組む
スクールカウンセラーの居場所
逆らわず、流されず
スクールカウンセリング文化の創生
触媒としてのスクールカウンセラー
トレーニング
まとめ
第2章 教師との連携
概説
model 001~model 017
第3章 家庭訪問
概説
家庭訪問のコツ7か条
家庭訪問から教室復帰への8段階
model 018~model 021
第4章 家族の要因
概説
model 022~model 041
第5章 カウンセリング
概説
model 042~model 054
第6章 問題行動
概説
model 055~model 063
第7章 障 害
概説
model 064~model 075
第8章 躁うつ体質
概説
model 076~model 086
第9章 医療との関わり
概説
model 087~model 094
第10章 失敗例
概説
model 095~model 100
- ISBN-104422113798
- ISBN-13978-4422113791
- 出版社創元社
- 発売日2006/9/1
- 言語日本語
- 本の長さ457ページ
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登録情報
- 出版社 : 創元社 (2006/9/1)
- 発売日 : 2006/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 457ページ
- ISBN-10 : 4422113798
- ISBN-13 : 978-4422113791
- Amazon 売れ筋ランキング: - 259,422位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
寄り添いりそいながら、とけあっていこうと思います。
2021年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
教育臨床の専門家にとって、入門書といってもよい。現場での工夫の数々は、対応の引き出しとなるだろう。
2016年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とてもきれいな状態の本でした。到着してすぐにレビューをしたつもりでいました。
評価がうまく反映されなかったようですね。大変失礼しました。
今後も機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
評価がうまく反映されなかったようですね。大変失礼しました。
今後も機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
2024年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これから役に立てていく内容なので、しっかりよんでみて、良いところを参考にし、役立てて行きたいと思います。
2021年10月31日に日本でレビュー済み
近著「スクールカウンセラーへの助言100」(創元社)から入って、読み進めてみました。
読み応えのある事例の本です。"興味のある事例から読み始めて、総論を読む"ことを
勧めていますが、事例を読み切ってしまいました。近著と同様、スクールカウンセリングの
域を超えて、他の場面でのカウンセリングにも、充分に役に立つ内容になっています。
関係者間の連携はもちろんですが、精神的なダメージが、ある意味で"退行"につながる
ことがあるからかもしれません。
勉強させていただきました。
読み応えのある事例の本です。"興味のある事例から読み始めて、総論を読む"ことを
勧めていますが、事例を読み切ってしまいました。近著と同様、スクールカウンセリングの
域を超えて、他の場面でのカウンセリングにも、充分に役に立つ内容になっています。
関係者間の連携はもちろんですが、精神的なダメージが、ある意味で"退行"につながる
ことがあるからかもしれません。
勉強させていただきました。
2013年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スクールカウンセリングだけでなく、臨床心理全体に関する深い勉強になりました。とても良い本だと思います。
2016年5月5日に日本でレビュー済み
カウンセリングにあたって、誰にでも通用する万能の理論などは存在しません。
個々のケース毎、それぞれに対応を模索することによって、ある程度のパターンが見えてきて、次のカウンセリングが少しだけやりやすくなる、その繰り返しです。
本書にはカウンセリングの事例100個と、個別の解説およびコメントが掲載されています。
問題行動の要因は、教師・家庭・障害などさまざま。
豊富な症例でカウンセリングを疑似体験することが、自らのカウンセリング能力を上げることにつながります。
貴重な失敗例も収載されています。失敗体験をあらわにすることはとても勇気がいりますが、失敗例ほど参考になる物はありません。著者の本気度がうかがえます。
正直なところスクールカウンセラーは玉石混交、なんでも小児科あるいは児童精神科に丸投げする方もいれば、すばらしいカウンセリングをされ、それでも解決しない本当の患者さんのみをピンポイントで紹介していただける方もいます。残念ながら、私の勤務する自治体ではスクールカウンセラーはあまり機能しておらず、利用も多くありません。
スクールカウンセラーのレベルアップを計る上で、必須の書であると思います。また小児科医が読んでも有用ですので興味のある方は是非。
個々のケース毎、それぞれに対応を模索することによって、ある程度のパターンが見えてきて、次のカウンセリングが少しだけやりやすくなる、その繰り返しです。
本書にはカウンセリングの事例100個と、個別の解説およびコメントが掲載されています。
問題行動の要因は、教師・家庭・障害などさまざま。
豊富な症例でカウンセリングを疑似体験することが、自らのカウンセリング能力を上げることにつながります。
貴重な失敗例も収載されています。失敗体験をあらわにすることはとても勇気がいりますが、失敗例ほど参考になる物はありません。著者の本気度がうかがえます。
正直なところスクールカウンセラーは玉石混交、なんでも小児科あるいは児童精神科に丸投げする方もいれば、すばらしいカウンセリングをされ、それでも解決しない本当の患者さんのみをピンポイントで紹介していただける方もいます。残念ながら、私の勤務する自治体ではスクールカウンセラーはあまり機能しておらず、利用も多くありません。
スクールカウンセラーのレベルアップを計る上で、必須の書であると思います。また小児科医が読んでも有用ですので興味のある方は是非。
2010年12月21日に日本でレビュー済み
この本を、あたかも小説を読むように通読するのは
あまりよい読み方ではない気がする。
ではどう読むか。読者が自分で考えなくてはいけない。
たとえ話になることをお許しいただきたい。
静かな水辺で釣りをしているとする。
時が流れる中で浮きがわずかに動く。
釣り人はそのかすかな感触を
確かに感知しないわけにはいかない。
本に書かれていることは要するに言葉であり
もっと言えば印刷された活字である。
活字の海の中から
泳ぐ魚の生命の感触を感じ取るためには
静かな心を持つしかない。
本をしっかりと読むためには
本を読んでいない時間をどう過ごすかが
大事なように思う。
それにしても神田橋先生のコメントには
はっとさせられる。次のような言葉をかけることのできる
スーパーヴァイザーが、何人いらっしゃるだろう。
家系の数世代にわたって、混乱や不安定のエピソードが
あふれているように見える家族がある。あたかも”業”を
背負っている家系のように思えて、”業”の観点から
心理学的な説明がなされることがある。そのようなケースに
出会ったとき、家系が背負っているのは”業”ではなく、
資質なのではないかと視点を変えてみる習慣を持つのがよい。
(p.377)
あまりよい読み方ではない気がする。
ではどう読むか。読者が自分で考えなくてはいけない。
たとえ話になることをお許しいただきたい。
静かな水辺で釣りをしているとする。
時が流れる中で浮きがわずかに動く。
釣り人はそのかすかな感触を
確かに感知しないわけにはいかない。
本に書かれていることは要するに言葉であり
もっと言えば印刷された活字である。
活字の海の中から
泳ぐ魚の生命の感触を感じ取るためには
静かな心を持つしかない。
本をしっかりと読むためには
本を読んでいない時間をどう過ごすかが
大事なように思う。
それにしても神田橋先生のコメントには
はっとさせられる。次のような言葉をかけることのできる
スーパーヴァイザーが、何人いらっしゃるだろう。
家系の数世代にわたって、混乱や不安定のエピソードが
あふれているように見える家族がある。あたかも”業”を
背負っている家系のように思えて、”業”の観点から
心理学的な説明がなされることがある。そのようなケースに
出会ったとき、家系が背負っているのは”業”ではなく、
資質なのではないかと視点を変えてみる習慣を持つのがよい。
(p.377)