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ホロコースト全史 単行本 – 1996/8/1

4.0 5つ星のうち4.0 13個の評価

アメリカ合衆国・国立ホロコースト記念博物館が語る悲劇の全貌

ナチスの台頭、ユダヤ人迫害の歴史、ゲットーでの生活と抵抗運動、
強制収容所で行われた大量殺戮、収容所開放と収容者の社会復帰までの道のり……
写真資料とともに伝える。

◎目次より

1 ナチの台頭と暴虐

ホロコーストの足音
ニュルンベルク法と人種差別政策
ユダヤ人難民の行方

2 ホロコーストの展開

ヨーロッパ各地のゲットー
国家政策としての殺戮
絶滅収容所

3 悲劇の終焉

抵抗と支援
ホロコーストの終焉
それぞれの出発
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

人類史上最大の悲劇ホロコーストの歴史を、ナチスの台頭からユダヤ人迫害と抵抗運動、強制収容所、そして開放まで余すところなく伝える。ホロコースト記念博物館の公式ガイド本。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 創元社 (1996/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1996/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 510ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4422300326
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4422300320
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 13個の評価

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マイケル・ベ−レンバウム
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上位レビュー、対象国: 日本

2011年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アドルフ・ヒトラー率いるナチスが今日においても史上特異な集団として注目されているのは
彼等が戦時中に主にユダヤ人を中心とした民族の絶滅・根絶を目的とした政策を国家規模で計画・実行したことである。

そもそもナチスの政策の中心になった「反ユダヤ主義」はヒトラーの産物ではなく、ヒトラー以前から欧州を中心に広く唱えられていたものである。何ゆえにユダヤ人は迫害されるのか?この謎を突き詰めていくと、キリスト教の教祖であるイエスをユダヤ人が裏切り死に追いやったことが永年に渡って教会を中心として歴史的に喧伝されてきたことがあるようだ。

近年になって教会側もそういった過激な迫害を諭すことは誤りだと認め始めていたのだが、ヒトラー政権獲得時には永年に渡って続けられ社会に公然と浸透していた風習のようになってきた「反ユダヤ主義」を変え難くなっていた。

ユダヤ人は各国の社会に同化し、それぞれの国の民族と交わり社会的な地位を占めるものも多かった。
第一次世界大戦で敗戦国となり、過酷な賠償金に苦しむドイツ国民は自信を喪失していた。
ヒトラーはユダヤ人という「敵」を強調することで国民の意欲・団結を強調するのに利用。政権を握った。
彼はアーリア人種を優等生のある民族とし、逆にユダヤ人やジプシーを劣等人種として「生きるに値しない命である」と価値付けた。

初期の段階ではナチスもユダヤ人の虐殺までは考えてはおらず、最初は自分たちの生存権である領土からの追放に留めようとしていた。
だが、戦時中による混乱や輸送手段の確保の難しさ、さらにはアメリカやイギリス・パレスチナ等の他国は政治的・経済的な理由から多くのユダヤ人移民を拒否。欧州にいた数百万ものユダヤ人・ジプシーたちの行き場はなかった。

そういったいわば「八方塞の状態」の末に「虐殺」という簡単かつ安易な手段が選ばれることになったのだ。
ナチスは欧州の各国に攻め込み、ユダヤ人を段階的に処理していった。
手順としては最初は緩やかに。徐々に厳しく、最終的には収容所への隔離の末に労働もしくはガスによる虐殺である。
まずユダヤ人たちの財産を奪い、職を奪い差別を増長させる。
その後、彼等を「ゲットー」というユダヤ人に隔離地区に押し込めて、過酷な環境で餓死・病死させる。
最終段階では生き残った人間を列車で強制収容所送りにするのである。
強制収容所では働けない女子供・老人・病人は到着してすぐにガス室送りになり殺される。
比較的元気で労働が出来るものだけが過酷な作業で働かされ、飢え・病気により死んでいくのである。

この殺人工場による組織的な殺害には占領下で多くのユダヤ人以外の住民が協力しており、彼等は反ユダヤ主義の蔓延によりユダヤ人たちに同情的ではなく、むしろ密告したりして積極的に彼等を追い詰めていくのだった。

だが、反ユダヤ主義にも温度差があり欧州でも「イタリア」「ブルガリア」「フィンランド」「デンマーク」などの国々では、元々人口に占めるユダヤ人の割合が少なく、ユダヤ人は他の住民たちと上手く付き合っていた歴史的な背景もあって、逆に住民に匿われたり逃げるための手助けをされたりして多くのユダヤ人の命が救われた事実もある。

またドイツがソ連に攻め込んで独ソ戦が激しくなると、多くのソ連兵の捕虜たちも収容所送りになって殺害されたようだ。
同じ敵国でもイギリス・アメリカ兵に比してソ連兵の捕虜の死亡率が際立った高い背景には、やはりナチスによる民族的な政策があるよう。
東ヨーロッパに住むユダヤ人以外の民族も基本的には劣等民族と位置付けられて、最終的には「殺害の対象」とされたのだ。
ソ連兵は劣等民族であるうえに「共産主義者」ゆえに、二重の意味で「生きるに値しない命」という理屈なのだろう。

そんなナチスドイツと我々日本は「三国同盟」を締結して共に戦っていた。
日本自体はそもそも19世紀の半ばまで「鎖国」をしており、外国人との付き合いが薄かったから
「反ユダヤ主義」など全く理解できないものだったため、ユダヤ人の虐殺で責められることはなかった。
むしろ杉原千畝さんのように亡命パスポートは発行してユダヤ人を助けるために尽くした人間もいた。

ちなみにヒトラーは我々日本人を「二流民族」と位置付けており、本来ならば「日本などと同盟を組むのは本意ではない」と漏らしていたそうですよ。ヒトラーが世界征服を達成した暁には、我々日本人の祖先もおそらくは「強制収容所送り」になっていたであろうというお話です。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本はホロコースト全体像をまずつかむには最適な本でしょう。さらに深めるにはたくさんの本が出されていますので、興味を持った分野の本を選び、もっと深く、理解するようにすればよいと思います。いろんな本を読むほど深刻に今の日本の状態の危うさが、自分のものになると思います。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体像をイメージするには、各事柄について簡潔にまとめてあり、有効だと思われます。しかし、レジスタンスやユダヤ人に関する記載は、ただただ美文にまとめられてしまっているたいった印象が拭えません。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者はワシントンにある国立ホロコースト記念博物館の研究所所長であるマイケル・べーレンバウムです。1996年に発行された本書は過去の文献を余すところなくまとめ上げ、ホロコースト研究書としてこれまでで一番詳しいものです。
私は中国が、ドイツがホロコーストに対して国家賠償していない事、ドイツが行った保証はホロコーストにのみに対してである事を隠して、個人賠償している事だけをことさら取り上げドイツを見習えと主張する事に疑問を感じ、ホロコーストの全容を学ぶべく本書を読みました。原作の「THE WORLD MUST KNOW」に描かれるホロコースト内容はさすがに凄まじく、500ページにおよぶ大作でありますが、写真や資料も豊富で一気に読めてしまいます。
「アーリア人種は優秀な民族であることを運命づけられており、なかでもドイツ民族は人類のなかでももっとも優秀な人種」である(50ページ)。どこかで聞いたような中華思想に通じるフレーズ。ユダヤ人はキリスト教徒の子供を殺し、その血を使って祭りのための種なしパンを作るのだという根拠のない話が意図的に流布され(34ページ)、これによりユダヤ人に対する暴力行為が多発していきました。これも今の中国の反日暴動に通じるものがあります。
それにしても、アメリカがアウシュビッツを爆撃していたら、これほど多くのユダヤ人が殺される事はなかったと考えるのは歴史の傍観者ゆえのエゴでしょうが、アメリカ軍はなぜアウシュビッツを攻撃できる状況だったのに攻撃しなかったのでしょうか。ホロコースト研究はこのようにアメリカで進んでいても、原爆博物館(核兵器博物館)は2005年が「世界物理年」だからといって、アインシュタインの功績を称えるという趣旨でやっとラスベガスに出来たのも考えさせられます。核兵器は負の遺産でしかないのになぜ称える必要があるのか。キノコ雲をプリントしたTシャツやマグカップなども売られている。ともあれ、ドイツのみでなく中国・アメリカも視野に入れると益々視野が広がります。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年3月30日に日本でレビュー済み
 第二次大戦中、ドイツがユダヤ人を差別、迫害した事は明白な史実である。しかし、ドイツが、「ガス室」で殺人を行なったとする主張に、物証は有るのだろうか?
 皆さんは、テレビのドキュメンタリーなどで、第二次大戦末期から直後の時期に、ドイツの収容所で撮影された死体の山の映像を見た事がお有りだろうと思ふ。悲惨な映像である。あれらの悲惨な映像が、ユダヤ人が体験した悲劇の断面である事は論を待たない。しかし、ここで重要な事に気が付かねばならない。それは、あれらの映像は、もちろん、悲惨であるが、実は、発疹チフスなどの病死者の死体であって、「ガス室」で殺された犠牲者の死体ではなかったと言ふ事実である。詳細は、木村愛二著『アウシュヴィッツの争点』(リベルタ出版)や、ロジェ・ガロディー著『偽イスラエル政治神話』(れんが書房新社)等に譲るが、あれらの死体は、今日、「ガス室」による処刑は行なはれて居なかったとされて居る収容所で連合軍が撮影された映像であり、従って、「ガス室」の犠牲者の死体が含まれて居る筈が無いのである。では、ドイツが、「ガス室」で人々を殺したとする主張の物的証拠としての、何らかの毒ガスで死亡した死体が、何体確認されて居たかと言ふと、実は、一体も確認されて居ないのである。即ち、連合国側の病理学者、法医学者が、解剖によって、何らかの毒ガスで死亡したと確認した死体の記録は、無いのである。「ホロコースト」にはこうした未解明の点が沢山有る。しかし、この本は、それらの問題に答えて居るだろうか?

(西岡昌紀・内科医/パレスチナの土地の日に)
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2001年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は数あるナチによるユダヤ人の絶滅政策の中でもトップにランクされる本である。原書の「The World Must Know」(世界は知らなければならない)の方が正しい表現だろう。それほど、この本は啓蒙的である。他の追随を許さないほどの内容で、よくまとまっている。これほどのことをしでかしたドイツ人というものをドイツで6年以上を生活したことがある自分にはとても信じられないのだが。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年12月29日に日本でレビュー済み
 ワルシャワ・ゲットーのユダヤ人評議会議長アダム・チェルニアクフは,孤児のための施設を作り,食べ物と衣服を与え,教育を施していた。1942年,住民をトレブリンカへ移送する命令を受けると,命令書への署名を拒絶して,服毒自殺した。施設の子ども達は,その後,全員がトレブリンカの絶滅収容所に移送され,ガス室で殺された。
 ウーチ・ゲットーの議長ルムコフスキは,1944年9月,子どもと老人全員の引渡を求められると,彼は,「命を救うために,手足を切り落とさなければならないのです。子供たちを差し出さなければなりません。差し出さなければ他の者が犠牲になるのです」と主張し,求めに応じた。それから2年近く,ウーチからの移送は行なわれなかったが,1944年6月,移送が再開され,多くがヘウムノとアウシュヴィッツ第二収容所(ビルケナウ)で殺された。ルムコフスキ自身も,アウシュヴィッツに送られ,殺された。
 ルムコフスキを裏切り者と指弾することは容易いけれど,では,チェルニアクフの行動の方が正しかったのだろうか。
 筆者は書く。《歴史がいかなる判断を下そうとも,ルムコフスキに与えられていた権限が限られたものだったことは明らかである。彼には状況を変える権限も,政策決定の権限もなかった。実権を持っていたのはドイツ側監督のハンス・ビーボとその上官たちであり,彼らにとって「最終解決」こそが最優先事項だったのである。》(178〜179頁)
 
 分厚い本ではあるが,ユダヤ人虐殺の諸相が詳細・具体的に描写されており,あっという間に読み終わってしまった。強くお勧めしたい。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年5月10日に日本でレビュー済み
ホロコーストについて、ザッとだが各論点をかなりもれなくあつかった書籍。
一応の知識はあるが、もう少し突っこんだ本も読んでみたい、という人に
ピッタリの内容である。

ナチス占領下各国の状況なども解説されており、個人的にはドイツや東欧・ソ連の
状況はよく知っていたけれども、デンマークの話には仰天した。
それが何かは本書を読めばわかるが(この話を知らないで読んで、ビックリしない
人はいないだろう)、かなり複雑な駆け引きのあったドイツの同盟国ハンガリー
についてや、ユダヤ人以外の犠牲者にも言及されている。

概説書ではあるが、「全史」という名に恥じない内容。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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