「いい感じの距離感」のある本です。ビジネス書＋自己啓発の匂いがするかと思いきや、渡辺先生の「鈍感力」が結局の所、人生の生き方脱力系とするのなら、こっちはジョギング程度の健康リフレッシュ系という感じです。
著者の略歴をみると、「それって、エリートじゃないわけ？」という資格のオンパレードなんじゃないの？という気はするものの、マジメにやっている人が損するような世の中は、いけないわよね〜というのは、この本の急所かと思いますが、平凡に生きていけることこそ、実は人生の幸福なのだという答えを、読者のあなたが見いだせれば、それって最高の幸せなんじゃないの？といのが本書のメッセージかと思いました。
読む人によって、また２０代、３０代、４０代という世代の視点からみればそれぞれ違った自分なりの生き方が見えてくる「メッセージ」がこの本にはあります。
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