6項目中4項目が日本国憲法について記載されており残り2項が刑法について書かれています。
先生と生徒二人の会話にて説明がされているので飲み込みやすいと思われます。
日本国憲法については現役高校生の政治経済をとられている方、あるいは高校時代に政治経済を取られていた方にとっては当たり前のことが書いてあるので（統治機構や基本的人権など）
本当に「憲法ってなんなの？聞いたことはあるけど実際はどんなの？」という方にはうってつけかと。
刑法については基本的な構成要件などが記載されており例を挙げつつ結果無価値及び行為無価値について
記載していく形をとっています。
とはいってもこの項目で急に法律用語が多く出てきており
たとえば前述した結果無価値及び行為無価値などの「無価値」という意味説明は一切ありません。（ちなみに無価値というのはマイナスの行為価値という意味です）
刑法について知りたいといった方にはあまりお勧めできません。
おまけ要素だと思ってもいいかと思います。
日本国憲法の基礎中の基礎の本と認識されて問題ないかと思います。
「とりあえず憲法の基礎知識を身につけたい！」っという方にはお勧めの一冊です。
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