著者の実直な姿勢を通じて、本の流通の前近代性が浮き彫りにされている好著。もちろん、ジュンク堂は20世紀型の本屋としては努力しているし、そこそこ今でも伸びているのだろう。
けれども、再版制度、寡占化された卸システム、返品制といった不透明な商慣行を維持したままでは、ジュンク堂であれ、他の巨大書店であれ、アマゾンにいずれ一蹴されてしまうだろう。ということがよく実感できる。
本の流通がいかに前近代的な非合理なものか、ということを真正面から語った本があんまりない中(そういう本は流通にのらないのでしょう)、この本を読んで初めて知ることは多かった。
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なぜ人はジュンク堂書店に集まるのか: 変わった本屋の元大番頭かく語りき 単行本 – 2002/7/1
渡辺 満
(著)
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- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社自由国民社
- 発売日2002/7/1
- ISBN-104426765013
- ISBN-13978-4426765019
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
デフレスパイラル、出版不況が喧伝されるなか、驚異の躍進を続ける書店・ジュンク堂。元大番頭が語る「変わった本屋」急成長の秘密。専門書の充実、椅子の設置…街の書店が生き残るための、小売のヒントがここにある!
登録情報
- 出版社 : 自由国民社 (2002/7/1)
- 発売日 : 2002/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 206ページ
- ISBN-10 : 4426765013
- ISBN-13 : 978-4426765019
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,481,242位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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2006年3月28日に日本でレビュー済み
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2015年10月20日に日本でレビュー済み
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左翼企業と分かりましたので
二度と買いません。
この本も胡散臭く見えてきました。
良い本だと思っていたのに残念です。
左翼企業と分かりましたので
二度と買いません。
この本も胡散臭く見えてきました。
良い本だと思っていたのに残念です。
2008年2月21日に日本でレビュー済み
ジュンク堂書店の社史、書店が抱える問題である万引き対策、出版社との関係についてのエピソードを元総務部長である著者が紹介。ジュンク堂書店の「表の顔」が書かれたもの。
社長のよいしょがややくどい…。ジュンク堂書店の就職説明会に行った気になれますが、それほど独創的なシステムでもないようでガッカリです。
ジュンク堂書店に就職したいかたは参考にしてみても良いかもしれませんが、そうでない方は時間の無駄ではないかと思います。「変わった本屋の元大番頭かく語りき」とあるように、関係者が語るものなので「表の顔」だけが語られていますが、書店で働くことの大変さや、言うほど従業員を大事にしていない様子が行間から少し垣間見れます。ジュンク堂書店はよく利用しますし、別に恨みがあるわけでもないのですが、こういう類のものを読まされるとげんなりしますね。Qなぜジュンク堂書店に人が集まるのか?A品揃えが豊富だから、で良かったんじゃない?
社長のよいしょがややくどい…。ジュンク堂書店の就職説明会に行った気になれますが、それほど独創的なシステムでもないようでガッカリです。
ジュンク堂書店に就職したいかたは参考にしてみても良いかもしれませんが、そうでない方は時間の無駄ではないかと思います。「変わった本屋の元大番頭かく語りき」とあるように、関係者が語るものなので「表の顔」だけが語られていますが、書店で働くことの大変さや、言うほど従業員を大事にしていない様子が行間から少し垣間見れます。ジュンク堂書店はよく利用しますし、別に恨みがあるわけでもないのですが、こういう類のものを読まされるとげんなりしますね。Qなぜジュンク堂書店に人が集まるのか?A品揃えが豊富だから、で良かったんじゃない?
2002年11月25日に日本でレビュー済み
「じっくりと専門書を選べる書店」というコンセプトは知らなかったが,これこそが私がジュンク堂を愛用している正にその理由だ.これがジュンク堂の他書店との差別化要因であり,それが成功の理由だというのなら学ぶべき物は多いだろう.本書でもう一つ特筆すべきなのは,再販制度に守られ,寡占状態で保護主義に染まっている現在の出版業界の問題点に触れている点.返本制度一つとって見ても,その損失はかなりのものになるのではないだろうか.オンライン書店の登場により事実上その独占が崩れ始めているとは言え,残念ながらその時代遅れの手法は,未だ健在らしい.このままでは日本の出版業界の未来が危ういという思いはないのだろうか.
2010年4月12日に日本でレビュー済み
ジュンク堂書店を立ち上げから支えていた著者が、定年退職後に出版した、体験集、なのだと思います。
ジュンク堂そのものの歴史(阪神・淡路大震災当時の事が印象的)が語られたり、サービスに対する信念だったり、万引き問題についてだったりが、語られています。
ジュンク堂にはなぜ椅子があるのか、その理由も分かります。
ジュンク堂そのものの歴史(阪神・淡路大震災当時の事が印象的)が語られたり、サービスに対する信念だったり、万引き問題についてだったりが、語られています。
ジュンク堂にはなぜ椅子があるのか、その理由も分かります。
2007年4月15日に日本でレビュー済み
パパママストアの本屋さんがつぶれていく中で、静かにそして大胆に神戸から、躍進を続けている書店の概略が良くわかる一冊です。田口久美子、福島稔という名物書店員のいる店とは?
2002年12月8日に日本でレビュー済み
どんな業界もそうなんですが、客として利用している立場からは見えない部分での戦いが実は面白かったりするんですよね。書店の舞台裏や、そのシステム、問題点に至るまで、ジュンク堂さんの生い立ちと共に語られていてとても読みやすかったです。
最近書店の仕事に関わり始め、この先一生この業界に関わっていきたいと考えている私にとって、良いバイブル的な本に出会えたと思っております。出始めの私にとっても共感できる部分があったりしますので、書店に関わっている方々、本好きな方々にお勧めの一冊です。
最近書店の仕事に関わり始め、この先一生この業界に関わっていきたいと考えている私にとって、良いバイブル的な本に出会えたと思っております。出始めの私にとっても共感できる部分があったりしますので、書店に関わっている方々、本好きな方々にお勧めの一冊です。