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オイラー: その生涯と業績 単行本 – 2002/4/1

3.4 5つ星のうち3.4 5個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

今日もその名を冠する業績を数多く遺した、18世紀の代表的数学者オイラー。生誕地スイスのオイラー研究の第一人者が、膨大な資料に基づいて著した、待望の伝記。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ シュプリンガー・フェアラーク東京 (2002/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 262ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4431709282
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4431709282
  • カスタマーレビュー:
    3.4 5つ星のうち3.4 5個の評価

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E.A.フェルマン
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何と言っても、ペテルブルグアカデミーの創成期を描いた36P~でしょう。
ピョートル大帝の偉大さが伝わります(プーチンとは大違い。プーチンはピョートルの足元にも及ばない)。
訳はそんなにひどくは無いです(日本語として、こなれてはいないですけど・・・)。
 オイラーの幼少期・青年期・老年期の内実的な話はP・ナーイン『オイラー博士の素敵な数式()小山信也訳』p185~に載っています。
又、プロ数学者によるオイラーの業績に基づいた年代記が『オイラーの主題による変奏曲(小野孝 実教出版)』に在ります。
2023年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リーマン予想とは、ざっくりと申すなら
「ゼータ関数の自明でない零点は、
ガウス平面で、実部が1/2である直線上に
存在する」という主張です。
リーマン予想は未解決の大難問であり、
現在リーマンのゼータ関数と呼ばれている
関数を最初に詳しく研究したのが
オイラー(1707-1783)です。
18世紀はまさにオイラーの世紀でしたし
オイラーは、アルキメデス、ニュートン、
ガウスと並ぶ史上、超弩級の数学者です。

米国のクレイ数学研究所が、2000年に発表
した「ミレニアム懸賞問題」には、上記の
リーマン予想が含まれています。
ポアンカレ予想が、グリゴリー・ぺレルマン
によって解決した現在、リーマン予想は
著名な数学者名がついた予想の最後の砦
と言えるかもしれません。

ミレニアム問題には
「ナヴィエ=ストークス方程式」の解が
ある条件下で存在するかどうか、
という問題もあります。
ナヴィエ=ストークス方程式は流体力学に
おける基礎方程式ですが、これを単純化して
粘性がゼロ、つまり完全流体で考えると、
「オイラーの運動方程式」となります。
このように、オイラーの数学は現代数学の
直接的萌芽であり、今なお汲み尽くすことの
できない源泉であると思います。

そういう期待のもとに本書を読みました。
本書の原書である、Fellmannの本は
岩波数学辞典(第4版)でも文献表に載って
おり、オイラーの伝記の第一選択である
ようです。しかし邦訳書である本書は
他のレヴューアーの方もご指摘の通り
訳文に重篤な瑕疵があり、とても読みづらく
なっています。その原因は
①文体
②漢字表記すべき単語の平仮名表記
に存在すると考えられます。

①の文体については半分は原文に問題がある
のかもしれません。他の評者のご指摘の通り
こなれた日本語とはとても申せません。
非常に読みにくいです(リズムに乗れない)。
このことは、同じオイラーの伝記を含む、
E.T.ベル『数学をつくった人々』(上下)
I.ジェイムズ『数学者列伝』(ⅠⅡⅢ)
と読み比べてみるとはっきりします。
ちなみにジェイムズの本は、副題が
「オイラーからフォン・ノイマンまで」で
第1巻の冒頭がオイラーの伝記です。

②の漢字表記すべき単語の平仮名表記は、
他の評者の方が詳述している通りです。
かつては「当用漢字」、今や「常用漢字」
というものがありますが、それを遵守する
必要は必ずしもない考えます。しかし
それにしても本書の無意味・無原則・不毛・
無秩序な平仮名表記は、度を越えています。
(実は読んでいて、途中で生理的に気持ちが
悪くなり、読むのを辞めました)
サスペンス・ミステリーなどの分野で、
「新訳」が出ると、漢字をむやみやたらに
削って、平仮名を多用する傾向があるやにも
思います。責任の一端は編集者・出版者にも
あるかもしれません。

本書のたまたま開いたページから、過剰な
平仮名表記を拾ってみます。
「ふくまれている」
「よみました」
「うけいれられた」
「のちにかかれた」
「くらしています」
「わらいものにする」
「わるい」「よい」
「よみとりかた」
「かいている」
……小学生でも知っている漢字を、あえて
平仮名表記にした目的が不明です。
漢字を減らして平仮名を多くしないと読者が
手に取ってくれないのではないか、
と考えたのであれば、愚の骨頂でしょう。
そのような読者がオイラーの伝記を読もうと
するとは考えられません。

国民的作家と呼ぶ人もいた、歴史小説家の
司馬遼太郎(1926-1996)は、本人が
書いた評論・随筆によれば、少なくとも
ある時期まで国語辞典を持っていなくて、
漢字表記にするか平仮名表記にするか、
恣意的に決めていた由です。司馬の場合
本人が「歴史ではなくてあくまで小説」
(細部は創作)と割り切っていますが
どこまでが史実で、どこからが創作かは
明確な線引きが呈示されませんでした。
やはり歴史ではなくて小説、という見方を
するのが学問的には正しいと思います。

本書の漢字表記すべき単語の平仮名表記の
氾濫は、数学史の本としての価値を下げ、
小説または娯楽的読み物と解される危険が
あるのではないかと危惧します。
改版のときには、適切な漢字表記を採用し
もってオイラーの真実に迫ることができる
よう、版元に期待しています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容以前に翻訳の質がひどい。
原文も難解なのかそれとも訳者の力量不足なのか、とにかく日本語になっていない。

また、漢字とひらがなの使い分けが微妙。
行くを「ゆく」
続くを「つづく」
行うを「おこなう」
従ってを「したがって」
設けたを「もうけた」
同じを「おなじ」
などひらがな表記して妙に読み難い。
その割には
「編纂(へんさん)」「一瞥(いちべつ)」「招聘(しょうへい)」「蝟集(いしゅう)」など難読(?)漢字も結構使っている。
一体どんな基準で漢字/ひらがな表記を区別したのか??

日本語で読める唯一と言っていいオイラーの伝記なのに、まことに残念である。

内容については、他書では見られない情報も満載ではあるものの、
オイラー以外の人物の伝記がなんか多い。
オイラーの数学の業績があまりかかれていない。
彼の数学が当時どれほどのインパクトを与えたのか、
それを知りたいと思って読んでいると、あっさりと肩透かしをくらう。

いろんな意味で残念な本であった。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年8月6日に日本でレビュー済み
辞書の訳語をそのまま当てたような訳になっている。
内容が面白いのに残念だ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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