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帰らざる日本人―台湾人として世界史から見ても日本の台湾統治は政策として上々だったと思います (シリーズ日本人の誇り 2) 単行本 – 2004/12/25
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私が生まれたのは日本統治時代の台湾です。平和で安定した社会でした。
教育は行き届き、町は綺麗で、泥棒も少ない、とても暮らしやすい社会だったのです。
また、私の父は土木技手で官庁に勤めていましたので、比較的裕福な中に育てられ、大変幸福な子供時代を過ごしました。
それが一九四五年、戦争の終結で全てが変わってしまいました。国籍が、それまでの日本人から中国人へと変わり、日本の教育を受けた私達よりも遥かにレベルの低い中国人が台湾を統治するようになったのです。
彼らは、過去の日本統治は全て悪であると、全くの嘘を宣伝し始めました。そうやって、日本を否定し、台湾を中国の支配下に置く計画でした。
しかし、台湾に住んでいた五十万人の日本人が帰国しても、残された、六百万人の台湾人はそう易々と変えることは出来ませんでした。二年後の二・二八事件がその証です。出鱈目な統治に耐えきれなくなり、台湾人が抗議に立ち上がったのです。しかしながら、外来政権が徹底的な虐殺と弾圧を行い、その後の白色テロの時代も合わせると、三万人とも、それ以上とも言われる自国民が殺されるという悲劇が起きたのです。
幸いにして、私達は子供の頃、教育勅語と武士道の躾の中に育てられました。この教育が苦しい時代にあっても、私の一生の助けとなりました。本当に、過去の日本の教育は立派でした。
戦後、日本人が帰国してしまっても台湾に残った私のような日本語族を「帰らざる日本人」と人は呼びます。
日本の教育を受けた私達の世代は、その日本精神によって、台湾をより良い国にしていく義務があると思って頑張っています。日本の若い人も、私の体験に耳を傾けて、昔の日本の素晴らしさにきちんと気付いて欲しいと思います。台湾と日本が、共に昔のような素晴らしい国になってくれるのが私の願いです。(はじめにより)
<著者略歴>
蔡敏三(さいびんぞう)
日本名:吉田政弘
大正14 (1925) 年、日本統治下の台湾・嘉義生まれ。土木技師として台南州庁勤務の父:蔡天助と母:黄氏怨の二男一女の長男として生まれる。台南市立末広公学校、台北工業学校(土木科)卒業。台北工業学校在学中の16歳の時に父を亡くし卒業後は一家の大黒柱として家族を支える。日本株式会社西松組勤務を経て、第二回海軍特別志願兵で召集され、敗戦までの1年半の間海兵団生活を送る。染料工場(副工場長)勤務の後、建築士として活躍する。敗戦後の大変な時を「日本精神」とキリスト教を心の拠り所として乗り切ってきた。現在も日本の書物で熱心に勉強している。辛口の人柄から日本に対して厳しい言葉もあるが、それも日本を愛するが故である。
<目次抜粋>
第一章日本統治時代の台湾に生まれて
第二章素晴らしかった日本教育
第三章戦争の時代に生きて
第四章戦後の混乱
第五章日本よ、再び立て
第六章台湾人として
シリーズ「日本人の誇り」刊行によせて
- 本の長さ245ページ
- 言語日本語
- 出版社星雲社
- 発売日2004/12/25
- ISBN-104434056263
- ISBN-13978-4434056260
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商品の説明
出版社からのコメント
日本統治時代を知る方は、ますますご高齢になり、数少なくなっています。日本と台湾の絆をより深めるためにも、ぜひ沢山の方に読んで頂けたら幸いです。
抜粋
敗戦と台湾独立
日本が負けた後、アジアの各地で独立の動きがありました。台湾でも、九月二十日までトーチカを作り、台湾が独立するしないで揉めていました。台湾の知識層や支配層が、日本軍の将校達と協力して台湾を独立させようとしたのです。いわゆる八・一五独立運動です。同年兵達の間でも、独立の気運が高まっていました。しかし、当時の総督だった安藤利吉が反対しました。義理の兄がそのいきさつを本に書いています。憲兵だった私の義兄は、軍関係者に呼ばれ、どうすべきかと尋ねられ「戦争はやめた方がいい」と進言したそうです。結局、独立の動きはそこで立ち消えになりました。
その独立の動きに連座した罪で、日本時代に台湾屈指の大地主で政商となった辜顕栄さんの息子である辜振甫さんと、許炳さんの二人が逮捕されました。人生とは分からないもので、彼らは豚箱に入っていたために、その後に起きた二・二八事件の時に命拾いをすることになりました。そうでなかったら殺されていたに違いありません。
今だから言えることですが、台湾があの時、独立していれば、戦後の苦しみはなかったでしょう。でも、あまりにも、日本がおとなし過ぎました。
台湾を放棄せずに、ずっと守っていたら、蒋介石など来てはいませんでしたよ。インドネシアのように日本軍の協力があったら、独立も出来たかもしれません。日本は確かにアメリカには負けましたけれど、大陸では全然負けていなかったのですから。
最後の頃は皆、玉砕で、上の方の人も指揮系統などもどうなっていたのか。皆、自分が死んで責任をとれば、それで良いと思っていたのでしょうか。
でも、そのお陰で六百万人の台湾人は、やって来た中国人に酷い目に遭わされたのです。日本軍には残って台湾を守って欲しかったと思います。
しかし、まあ、これは後の歴史を見た今だから言えることです。当時としては、そういう気持ちはありません。日本人は引き揚げざるを得ないのだろうと思っていました。
著者について
蔡敏三(さいびんぞう)
日本名:吉田政弘
大正14 (1925) 年、日本統治下の台湾・嘉義生まれ。土木技師として台南州庁勤務の父:蔡天助と母:黄氏怨の二男一女の長男として生まれる。台南市立末広公学校、台北工業学校(土木科)卒業。台北工業学校在学中の16歳の時に父を亡くし卒業後は一家の大黒柱として家族を支える。日本株式会社西松組勤務を経て、第二回海軍特別志願兵で召集され、敗戦までの1年半の間海兵団生活を送る。染料工場(副工場長)勤務の後、建築士として活躍する。敗戦後の大変な時を「日本精神」とキリスト教を心の拠り所として乗り切ってきた。現在も日本の書物で熱心に勉強している。辛口の人柄から日本に対して厳しい言葉もあるが、それも日本を愛するが故である。
登録情報
- 出版社 : 星雲社 (2004/12/25)
- 発売日 : 2004/12/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 245ページ
- ISBN-10 : 4434056263
- ISBN-13 : 978-4434056260
- Amazon 売れ筋ランキング: - 411,136位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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台湾の人達は、元は、本当に、日本人であって、心の中まで、こんなに私達と同じなんだ、と思うと、涙が出てくる思いがします。
近頃の、中韓の反日ニュースにウンザリしている人には、是非読んで頂きたいです。「分かり合えない人達と、無理する必要ないんだな、日本を分かってくれる人たちは、ちゃんといるんだ」と思います。
それと同時に、近頃の、堕落した日本人を見たら、がっかりするだろうな、とも思い、襟を正さねば、とも思いました。
また、台湾に何かが合った時、私達も台湾の力になれるような国でなければならないな、と思いました。
日本で現在支配的な東京裁判史観が、誤りであることを明確に指摘している。
また、韓国が声高に叫ぶいわゆる従軍慰安婦が嘘の塊であることを指摘している。
我々は嘘を嘘という勇気を持とうと思った次第。
この2冊の本の著者は年齢も性別も違うのだが、語彙や特徴のある言い回しなど、文体が全く同じ。同一人物が書いた文章にしか見えない。
二者にインタビューして第三者が纏めたということも考えられるが、そのようなことは記されていない。
帰らざる日本人とは、戦後、日本に帰国した日本人に対して、台湾
に残った、著者のような日本化された台湾人のことを呼ぶそうです。
台湾人の著者は、戦前の日本の統治が現在の台湾発展に繋がり、
日本時代の良かったことが身に沁みたと言います。一方で、戦後、
蒋介石ら中国人が、大陸からやってきた中国人のえげつない本性
をまざまざと見せつけられ、自分たちの精神の基盤は日本精神だ
と明確に意識した言います。このくだりには、本当に涙が出ました。
一方の日本では、マッカサーの戦争贖罪植え付け政策である、
"War Guilty Imformation Program" が猛威を振るい、台湾統
治の真実を知る人々でさえ、本当のことを語ることが憚られる世の
中になってしまいました。現在、正式な国交がない台湾に、日本に
親しみを抱いてくれている人がこんなに多く居ること自体、多くの日
本人は知りません。ところで中国は、台湾と日本に照準を向けた数
百発の核ミサイルを配備し、更なる領土拡大を虎視眈々と狙ってい
ます。今こそ台湾と日本が力を合わせて中国からの脅威に対峙す
ることが大切です。
戦前、戦中、戦後の状況が生き生きと伝わってくる。
著者は数え年十四のとき、昭和13~17(1938~1942)年、台北工業学校で学ぶという類稀な経歴を持つ。
そして当時の日本教育を絶賛している。曰く、
□ 教育勅語を軸とした精神修養が素晴らしかった
□ 聖職の呼び名にふさわしい教師だった(何より人格が優れていた)
□ 知識・技・ものの考え方をしっかり学べた
動乱の大東亜戦争、国民党統治時代も日本教育のおかげで乗り越えてこれたと言う。
著者の体験を理解した上で、今の日本の教育がどれだけ理念を失い、堕したものなのか・・・
教育関係者には是非とも一読、熟考をお願いしたい。
「戦争を美化云々」は脇に置き、教育論として学ぶだけでも本書の価値はある。
*******
結びに著者は日本精神の荒廃を嘆き、現代の日本人はもっとしっかりしなさいと呼びかける。
当時日本人だった方からのメッセージとして真摯に受け止めたい。
ルネサンス期のヨーロッパはアラビア経由でギリシャ哲学を逆輸入した。
日本においても戦後の偏向した言論では語られなかった真実がある。
日本精神の原形を、台湾の戦中世代の方々から逆輸入する価値はある。
本当の日本人の誇り、日本人らしい生き方をきっとあなたにも教えてくれる。
最近思う。
戦後知識人がいくら叫んでも遠く及ばないところに、歴史の真実はある。
一次史料、信頼のおける証言こそ学ぶ対象としてふさわしい。
日本は、戦後、戦前の日本を前面否定してしまった。 全てが悪かったわけではないだろうに、そのことを認識させて
くれます。 日本の台湾統治がインフラの整備・教育制度の充実等いかに優れていたか、日本の教育内容・道徳教育、
特に「公」の精神の大切さを日本の教育から学んだこと。 それが、ご自身の困難な時期を乗り越える糧になったことが
語られています。
戦時中の歴史についても、従軍慰安婦についても強制は無かったこと。 南京大虐殺は無かったこと。 東京裁判で
初めて出てきた言葉で国民党軍の軍事報告書には記録が無いこと。
著者の言葉
「今、個人の修養がなくなると同時に、公の精神といったものが日本から失われてしまったと言われます。 自由も
結構ですが、法治国家で公という精神が無くなれば、私利私欲に惑わされます。 其の部分の教育がしっかりしてい
ないと、国は駄目になるのでは無いのでしょうか。」
読んでて耳が痛かったですが、現役を引退された著者が、日本人に向けて真実を残そうとして書かれた本です。
読むだけの価値があります。