同名ゲームの公式ノベライズである「はぴねす!」とは
同じ著者が書いた「はぴねす!」の続編ともいえる内容で、
原作のメインヒロインである春姫は本作では『主人公である雄真の彼女』という設定になっているのですが
本作は『プロローグ以外は全て、春姫以外のキャラが主役』ともいえる内容になっており
作中で春姫が出てくることは殆どありません。
100あるボリュームの内の2~3が春姫の取り分で、それ以外は全て春姫以外のキャラに割り当てられている
と考えてもらえばイメージしやすいかと思います。
春姫に出番があってもせいぜいチョイ役や主役キャラの噛ませ犬な立ち位置くらいで
プロローグ以降は雄真と絡むことはありません。エピローグのラストも準に持ってかれてしまいます。
そのせいで前作からの(本作のキャラ紹介でも書かれている)『春姫は初恋の相手である雄真と遂に結ばれた』
という設定がほとんど死に設定みたいになってるのがとても残念でした。
これだったら前作とは繋がりのないパラレルワールドな設定の短編集にした方が良かったのでは?
と思わずにはいられなかったです。
雄真と結ばれた後の時系列での春姫のHシーンが目当ての私としては
とてもガッカリな内容でしたし、
もしこのレビューを読んでいる貴方が春姫目当てでこの作品の購入を考えているなら
相当に覚悟をしておいた方がいいと思います。
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もっと、はぴねす! (ハーヴェストノベルズ) 新書 – 2006/5/1
『はぴねす!』ファンに贈る1冊――。
魔法少女と主人公のマジカルな学園生活を描いた話題作『はぴねす!』。
本書は、そのお色気&面白エピソードを満載した短編副読本!
人気絵師のコラボによる素敵な挿絵の数々も超必見!
魔法少女と主人公のマジカルな学園生活を描いた話題作『はぴねす!』。
本書は、そのお色気&面白エピソードを満載した短編副読本!
人気絵師のコラボによる素敵な挿絵の数々も超必見!
- 本の長さ228ページ
- 言語日本語
- 出版社ハーヴェスト出版
- 発売日2006/5/1
- ISBN-104434077074
- ISBN-13978-4434077074
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登録情報
- 出版社 : ハーヴェスト出版 (2006/5/1)
- 発売日 : 2006/5/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 228ページ
- ISBN-10 : 4434077074
- ISBN-13 : 978-4434077074
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,563位ライトアダルトノベルス
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年9月10日に日本でレビュー済み
「はぴねす!」のトゥルーストーリー、すなわち、魔法科校舎倒壊事件や秘宝事件といった紆余曲折を経て、小日向雄真と神坂春姫が結ばれた後の後日談を短編形式で綴ったのが本書「もっと、はぴねす!」である。
本書は、とにかくエロス、というか、シモネタに重点が置かれている。何しろ、プロローグでいきなり雄真と春姫の初ラブホ体験から始まり、雄真は春姫という彼女がいながらも、もろもろの女性陣に囲まれ、巻き込まれるモテモテ(+ヘタレ)雄真のドタバタ本編とハーレムエピローグで締めくくられるという具合だ。しかし、読んでみると、ハーヴェストノベルズのもろもろのはぴねす!作品のどの本よりも、とにかく、面白く、笑えるのだ。それは、はぴねす!という作品のドタバタ特徴だからこそできるし許されるからなのだろう。
その本書で陰の主役として裏で糸を引いてるのは、他ならぬ準にゃんこと渡良瀬準である。プロローグ以外のすべての章に登場し、春姫以外のヒロインを陰でサポートし雄真の糸を引っ張るという非常に美味しい役をもらっちゃってるのだから、準にゃんファンにとってはそこがたまらないし腹抱えて笑っちゃうほど面白いのだ。
特に第四章では、小日向音羽と御薙鈴莉が、どちらが本当の雄真の母親なのか、中年女の意地をかけた激しい雄真争奪シモネタバトル(笑)が繰り広げられ、そのMCとして準にゃんが調子にノリノリなのがまたたまらない。そこがまた、はぴねす!のドタバタらしくて面白おかしくて本当に腹がよじれてくるくらいだ。
といった具合なので、トゥルーストーリー上のヒロインである春姫は、プロローグ以外では、エピローグでさえ完全に隅っこに置かれてしまってるので、「可哀相」と思えなくもないのだが、その辺はほとんど意識されておらず、春姫ファンにはあははと笑って流しておくのが精神衛生上よろしいかと思われる。プロローグでも春姫は「雄真はモテる」と言ってるので、春姫にとってもある程度は織り込み済みなのだろう。第四章でも、春姫は怒ったり泣いたりすることなく、ただ最後に絶句したとあるのみなので、春姫は芯の強い女の子だと思っておこう。
前述のように、本書ははぴねす!の春姫エンドの後日談短編集という位置づけなので、春姫エンドをノベライズした前作「はぴねす!」の知識が多少なりとも必要となってくるので、「はぴねす!」は一応読んでおいた方が本書を二倍以上楽しむためにはいいものと思われる。
おまけとして、カバー裏表紙には、準にゃんMCによる「第108回雄真争奪杯」の4コマ漫画付。
本書は、とにかくエロス、というか、シモネタに重点が置かれている。何しろ、プロローグでいきなり雄真と春姫の初ラブホ体験から始まり、雄真は春姫という彼女がいながらも、もろもろの女性陣に囲まれ、巻き込まれるモテモテ(+ヘタレ)雄真のドタバタ本編とハーレムエピローグで締めくくられるという具合だ。しかし、読んでみると、ハーヴェストノベルズのもろもろのはぴねす!作品のどの本よりも、とにかく、面白く、笑えるのだ。それは、はぴねす!という作品のドタバタ特徴だからこそできるし許されるからなのだろう。
その本書で陰の主役として裏で糸を引いてるのは、他ならぬ準にゃんこと渡良瀬準である。プロローグ以外のすべての章に登場し、春姫以外のヒロインを陰でサポートし雄真の糸を引っ張るという非常に美味しい役をもらっちゃってるのだから、準にゃんファンにとってはそこがたまらないし腹抱えて笑っちゃうほど面白いのだ。
特に第四章では、小日向音羽と御薙鈴莉が、どちらが本当の雄真の母親なのか、中年女の意地をかけた激しい雄真争奪シモネタバトル(笑)が繰り広げられ、そのMCとして準にゃんが調子にノリノリなのがまたたまらない。そこがまた、はぴねす!のドタバタらしくて面白おかしくて本当に腹がよじれてくるくらいだ。
といった具合なので、トゥルーストーリー上のヒロインである春姫は、プロローグ以外では、エピローグでさえ完全に隅っこに置かれてしまってるので、「可哀相」と思えなくもないのだが、その辺はほとんど意識されておらず、春姫ファンにはあははと笑って流しておくのが精神衛生上よろしいかと思われる。プロローグでも春姫は「雄真はモテる」と言ってるので、春姫にとってもある程度は織り込み済みなのだろう。第四章でも、春姫は怒ったり泣いたりすることなく、ただ最後に絶句したとあるのみなので、春姫は芯の強い女の子だと思っておこう。
前述のように、本書ははぴねす!の春姫エンドの後日談短編集という位置づけなので、春姫エンドをノベライズした前作「はぴねす!」の知識が多少なりとも必要となってくるので、「はぴねす!」は一応読んでおいた方が本書を二倍以上楽しむためにはいいものと思われる。
おまけとして、カバー裏表紙には、準にゃんMCによる「第108回雄真争奪杯」の4コマ漫画付。