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そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります 単行本 – 2006/11/1

4.0 5つ星のうち4.0 34個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ヒヨコ舎 (2006/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 223ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4434086367
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4434086366
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 34個の評価

著者について

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川上 未映子
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大阪府生まれ。2007年、デビュー小説『わたくし率イン 歯ー、または世界』で第1回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で第14回中原中也賞受賞。2010年、『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞受賞。2013年、詩集『水瓶』で第43回高見順賞受賞。短編集『愛の夢とか』で第49回谷崎潤一郎賞受賞。2016年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞受賞。「マリーの愛の証明」にてGranta Best of Young Japanese Novelists 2016に選出。村上春樹との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ』、『すべて真夜中の恋人たち』など著書多数。

2019年、第73回毎日出版文化賞受賞した『夏物語』は、20年ニューヨーク・タイムズが選ぶ「今年読むべき100冊」やTIMEの「今年のベスト10冊」などにも選ばれ、現在40カ国以上で刊行が進められている。

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
34グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ポップ的であったり埴谷さん的であったり、はたまた、ぷろぐれっしぶ的であったり、実験的要素がふんだんにあったりしてひらがな感や丸みをおびた感や関西弁感が溶け合って坦坦と続いていく様が独自のおもろい文体を創りだしていてあたらしさを感じ日本語の幅を広げてくれる。

病みつきになる文章でつぎはなんだろうとどんな球がくるのだろうかと焦燥感に駆られたり音楽的でリズム感が独特でイントネーション感があり心地良い。

ただの日常生活の延長上の描写に過ぎないがイロトリドリに色彩美に溢れており詩文に長じていて、何かフィギュアスケートの氷上の軌跡のように軽快で躍動感があり楽しい。

文芸で散財して放蕩息子の帰還を果たしそうで恐い、そんな気にさせてくれる一冊。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2024年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夢から覚める瞬間みたいな日本語だ
2010年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ブログという性質上、仕方のないことですが、ブログの原タイトル「純粋悲性批判」という言葉の印象とは離れた、とても日常的な日記だと感じました。文体が装飾過多で読みにくい割には、内容が普通…?ブログでは人に不快感を与えそうなことは書けないし、そもそも「日記」なので、私の期待の仕方に問題があったのかもしれません。共感できる部分もあります(それで十分なのかもしれません)が、深い洞察にまでは至らず…最後まで読み終わらなかったです。私がもっとのんびりした時間・精神状態の時に読めば、印象が違ったのかなぁ・・・
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
製品が綺麗でした
2019年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文章がちらかってて読みづらかったです。
読み慣れてないと言われたらそれまでですが、読み慣れないと行けないないようでもないかなと思ったので読むの土地でやめました。、
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サボコの話とかシルバニアファミリーの話とか面白かったです。
句読点が少ない自由で独特な文体で、やみつきになります。
賛否両論あるかと思いますが、私は好き!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
品と知識と狂気で日常的な笑話を綴る芸人さんですね。ボキャブラリーの豊富さもさることながら、言葉選びも突飛した滑稽なモノから情緒深い風情あるものもあり、ホントに素敵な手記でした。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者が2003年8月29日から2006年8月29日までの3年間の日記を選別・加筆修正したもの。

大阪弁で紡がれ、太宰、中原中也、三島、江藤淳、小林秀雄、ゴッホ等々の作家や表現者、音楽家の名前がうじゃうじゃ出てきて、私が心酔する人もいれば、名前だけ知ってる人、詩集を買ったけど未読な人、名前も全く知らない人(新しい出会いに感謝)もいます。

日記に出てきた「蒲生4丁目」は、昨日、退院した祖母を見舞った際に通った大阪市内の有名な交差点。大阪で育ち東京で仕事するという共通点を持つ著者が産み出した言葉の数々に強く引き込まれました。

ドメスティックバイオレンスな大阪の両親と本を一冊も読破しない姉を持ち、高卒で昼は書店、夜は北新地(大阪の高級クラブ街)でかつて働き、日記の文章から想像するに明らかに心を病み東京で働く読書家の文筆歌手、川上未映子氏の3年の軌跡。

日本人が今注目すべき(と思う)作家の辺見庸氏が芥川賞作家なので、同賞を受賞した著者の手掛けた本著を読みましたが、同じ2006年に発売された本著と辺見氏の著書に「自らの形骸を廃す」と遺書を残して自殺した江藤淳氏の名が上がるのも何かの必然でしょう。

辺見庸氏、ゴッホ、ベートーベン、三島の生き様と作品に強い重力を感じる私にとって本著は同様に強い重力を持って私の心を捉え、「あんた、後悔せえへん生き方しいや!」と言われた気がします。

芥川賞受賞の「乳と卵」も著者が手がけた音楽CDもまだ手にしていませんが、ゴッホの生き様に自分の生き様を少なからず重ね、表現せずには生きられないから表現する著者の生き様と作品を追いかけてみたいと思います。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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