無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
Cafeから時代は創られる 単行本 – 2008/9/1
- 本の長さ397ページ
- 言語日本語
- 出版社いなほ書房
- 発売日2008/9/1
- ISBN-104434122746
- ISBN-13978-4434122743
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
登録情報
- 出版社 : いなほ書房 (2008/9/1)
- 発売日 : 2008/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 397ページ
- ISBN-10 : 4434122746
- ISBN-13 : 978-4434122743
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,003,985位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,497位飲み物
- カスタマーレビュー:
著者について
カフェ文化、パブリック・ライフ研究家
早稲田大学在学中に、環境活動をする若者が集う場づくりを通じて、社会変革の場とは何かに関心を抱く。交換留学でパリ政治学院に行ったものの、世界のエリートたちとの圧倒的な差を感じ、避難所としてのカフェに1日3回通う。その頃、パリのカフェはフランス革命はじめ、社会変革の発端の場であったと知り、研究を始める。帰国後、京都大学の大学院で研究をすすめ「天才がカフェに集ったのではなく、カフェという場が天才を育んだのでは」という視点で2008年に『カフェから時代は創られる』の初版を出版。現在は、自分らしくリラックスした時を過ごせるインフォーマル・パブリック・ライフの重要性と、カフェから街が創られるという視点で2冊目の本を準備中。日本と世界との情報格差をなくし、かつてのパリのカフェのように世界の知に触れ、議論できる場を創ろうと、人生が変わる英文読解 ”World News Café”をオンラインで開催中。
https://www.la-terrasse-de-cafe.com/
Paris-Bistro.com日本版代表 https://jp.paris-bistro.com
World News Café https://www.worldnewscafe.net
東京大学情報学環 特任助教
instagram→cafe_tea_culture
カスタマーレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
お店からしたらやはり収益が大事であり、リピーターは収益に貢献するからこそ大事にされる。
サービス業を生業とする私にもこれは実感でき、納得できる。
だからこそ、カフェとサロンの違いも腑に落ちて理解でき、サロンの女主人の苦悩には同情する。
また、この本を読んでいると、19世紀前半のパリの光景がおぼろ気に頭に思い浮かぶ。
ブルトンがいたパリ、サルトルがいたパリ、ピカソがいたパリ。
はたしてcafeから時代が創られたのか、それともParisから時代が創られたのか。
そんな疑問も持ち上がる当書はいわゆるカフェ本ではない。
知的好奇心を満たすライススタイルを模索している方には、特におススメしたい。
カフェ好きな私には、お得な情報がたくさん詰まっていました。
まず、
自分と同じように、かつての大物たち、たとえば、ピカソ、モディリアーニ、フジタなども、つねに漠然とした不安を抱え、カフェへ通っていたという事実を知れたことです。
葛藤や不安をなだめ、創造的なエネルギーへ転換する場所は、どの時代に生きる人々にとっても必要で、そのための最適な場所として、カフェがあり続けてきたということを再認識しました。
二つ目は、そういう大物といわれる人たちも、はじめから、天才であるわけではなく、
そういう場所をよりどころとして成長してきたということです。自分自身をじっくりと見つめ、また、多種多様な人々との交流をカフェに求め、そこで自分を再認識し、切磋琢磨してきた様子が詳しく書かれており、生きる勇気をもらえました。
大物たちに時代を変革する力を与え続けてきたのがカフェなのだという事実は、驚きでした。
同時に、芸術家たちの人となりや交友関係にも触れることができ、私の美術館めぐりライフが豊かになりました。
カフェに興味がある方ならもちろん、絵や空間づくりに興味のある人は、ぜひ一読どうぞ。