佐々美、美魚、謙吾の話が収録されています。
佐々美の話はEXの要素をしっかり使っています。
鈴を心配する恭介の姿が見られるのもいいです。
ただ、結局なぜ猫に変身するのかその辺の理由が語られなかったのが残念。
予想できなくはありませんが、突飛な話なのに話優先でそれに合わせた設定が作られていない。
美魚の話は謎解き要素があるなど、なかなか美魚に合った話。
肝心の謎解きが少し強引な気がしましたが…
キャラ崩壊もなくよくまとまっているのですが、それだけにあまり語るところがありません。
謙吾の話はそこまで面白くないという事はないのですが、正直イマイチ。
酷いキャラ崩壊はないのですが、ところどころ首を傾げる場面がありました。
また恭介と来ヶ谷（特に来ヶ谷）の完璧ぶりが鼻につく事もそこそこありました。
理樹に女装させておいて全然悪いと思わなかったり（原作もそうといえばそうですが）、中盤の佳奈多があからさまに悪役を押し付けられているなど不快に思う場面がちらほら。
内容紹介を見て佳奈多の剣道話に期待したのですが、結局そこに触れられる事はなかったのもかなり残念。
一応ただの堅物・悪役だけでは終わりませんが、中盤のあからさまな噛ませ犬ぶりなどが嫌でした。
恭介と来ヶ谷が鼻につく、というのもこの場面の印象が大きいです。
謙吾の話はともかく、佐々美と美魚の話はなかなかの話です。
ただこれといって飛び抜けているところもなく、タイトルに書いた通り「薄い」という印象です。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
