友達に薦められて購入しました。
この人の作品って、なんていうか現実にくっついてくるんですよ。
日常のすぐそばに転がっている恐怖、そんな感じなんですが…
読み終わった後、周りの世界が違って見える気持ちです。
私は特に「穴」という作品が気に入りました。
この作品では、受験生の主人公がふとしたことから部屋の壁に穴を開けてしまいます。
その向こう側には、殺人鬼のアジトがあったのです。。
主人公は殺人鬼と顔を合わせることはないのですが、
殺人鬼がいない間に夜食を置いておいたり、手紙を置いておいたり…
交流が始まります。
そして主人公は、殺人鬼にある「お願い事」をするのですが…。
このクライマックスは、ただひたすら感動でした。
人間ってなんてわがままなんだろうと思うと同時に
どんな人間も、心は綺麗なんだというか…とにかくせつなかったです。
こういう題材で、こういう物語で、こういうオチを作るというのは
すべてが予想外でした。もうひさびさに泣いてしまいました。
ちょっと恐いけれど、泣けます。感動します。
他の二つの短編は泣けるというか、じわじわ怖いって感じでした。
これはこれでどきどきしました。
とにかく、オススメの一冊です。
欲を言えば、この人のホラー以外の作品も読んでみたいですね。
個人的にホラーって苦手なので…
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! 単行本 – 2009/4/1
二宮 敦人
(著)
クラスメイト,穴,全裸部屋
- 本の長さ298ページ
- 言語日本語
- 出版社アルファポリス
- 発売日2009/4/1
- ISBN-104434131001
- ISBN-13978-4434131004
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登録情報
- 出版社 : アルファポリス (2009/4/1)
- 発売日 : 2009/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 298ページ
- ISBN-10 : 4434131001
- ISBN-13 : 978-4434131004
- Amazon 売れ筋ランキング: - 770,697位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 188,344位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
某サイトでこの方の作品を読みファンになりこの本を購入したのですが
…やはり面白いです
なにが、と言われると説明しにくいのですが、世界観と言うのでしょうか?それに引き込まれていく感じです
どこか不思議で、でも違和感がないです(なんか詰まるものはあるんですけど(笑))
読んでてどきどきです
いろんな意味で
好きな人は本当に好きになれるような本だと思います
気になったら読んでみることをオススメしますっ
…やはり面白いです
なにが、と言われると説明しにくいのですが、世界観と言うのでしょうか?それに引き込まれていく感じです
どこか不思議で、でも違和感がないです(なんか詰まるものはあるんですけど(笑))
読んでてどきどきです
いろんな意味で
好きな人は本当に好きになれるような本だと思います
気になったら読んでみることをオススメしますっ
2017年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
確かに面白い。面白いのは間違いない。ただ・・何故?って疑問がどうしてもつきまとう。観念的と言えばそれまでだが、ホラーでもミステリーでも、そこには「論理的理由」がないと読者は想像するしかないのだが、作者の想像力を見たい、と思うのはいけないことなのだろうか?
全裸部屋・・何故?何故?何故?最後が「死」ではなんだか狐に化かされた感が否めなかった。確かに面白いんですが・・。
全裸部屋・・何故?何故?何故?最後が「死」ではなんだか狐に化かされた感が否めなかった。確かに面白いんですが・・。
2014年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょっとシュールでおもしろかった
好き嫌いが分かれるところですね
好き嫌いが分かれるところですね
2021年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドールハウスの人々、18禁日記などを見て面白かったのでこちらの作品も購入させて頂いたのですが
うーん。微妙でした
1話目の話、ツッコミどころがありすぎてモヤモヤしました
他のレビューを見てみると最後の話がもっとモヤモヤするそうなのでとても読む気が起きないです
作者さんは好きなのですがこの本はハズレかもしれないです。
うーん。微妙でした
1話目の話、ツッコミどころがありすぎてモヤモヤしました
他のレビューを見てみると最後の話がもっとモヤモヤするそうなのでとても読む気が起きないです
作者さんは好きなのですがこの本はハズレかもしれないです。
2013年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
!!! (ビックリマーク3)をたまたま本屋で買って読んだので、購入しました。
面白かったです。
面白かったです。
2013年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とりあえずみんな死ぬのね...って感じです。殺害方法がやばい。変質者としか思えない。グロイ!アメリカ映画的殺人ホラーです。チェンソーの代わりにナイフや鉈で連続殺人。これはまると危険人物になりそうです。他に例の無い独特なタイプでした。面白かったです。シリーズで出ているので気になります。
2013年9月19日に日本でレビュー済み
それぞれの導入部はともかく、先の読める展開に、ホラーなのに淡々とした文章。
読むごとに期待が膨らむどころか疲れてくる有様で、最後の白い部屋の話は読み終わった後に怒りさえ沸いてきました。
これを読むなら乙一や小林泰三他、ミステリーの短編集を買った方がマシです。
わざわざコレを買わないと感じられない世界なんてありません。第一携帯サイトにほとんど全文が乗っているので、購入を検討している方はそちらを読んでからにした方が良いと思います。
読むごとに期待が膨らむどころか疲れてくる有様で、最後の白い部屋の話は読み終わった後に怒りさえ沸いてきました。
これを読むなら乙一や小林泰三他、ミステリーの短編集を買った方がマシです。
わざわざコレを買わないと感じられない世界なんてありません。第一携帯サイトにほとんど全文が乗っているので、購入を検討している方はそちらを読んでからにした方が良いと思います。