文章がとにかくうまいのです。そしてきれいです。
何より感動したのが、旅の中で出会った人たちへの作者の目線がすごく優しいことです。
この本をチェジュの人たちが、そして韓国の人たちが読んだらきっとすごく嬉しいはずです。
日本の人が自分たちをこんな風に見ているんだと知ったら、日本にもっと親しみを感じてくれるでしょう。
この本は、ぜひ韓国語版を作ってほしいです。
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大人の遊園地 単行本 – 2009/6/22
後藤 裕子
(著)
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韓国・済州島の旅の物語。
平易で風通しのよい独特の文章世界によって、短い旅の時間が、仄かに私小説風のタッチで描き出されます。
重苦しい気持ちを抱え、気乗り薄で旅に出た「物書きの私」が、旅の終わりに見つけたものは?
済州島を訪れてみたくなる本。
旅に出てみたくなる本。
丹念に綴られた旅の情景は、ガイドブックでは決して分からない、済州島の空気と人々の佇まいを伝えます。
旅を通じて揺さぶられ、温められていく心のありさまは、旅することがもたらす解放と再生の力を伝えます。
読んで旅を感じる本です。
平易で風通しのよい独特の文章世界によって、短い旅の時間が、仄かに私小説風のタッチで描き出されます。
重苦しい気持ちを抱え、気乗り薄で旅に出た「物書きの私」が、旅の終わりに見つけたものは?
済州島を訪れてみたくなる本。
旅に出てみたくなる本。
丹念に綴られた旅の情景は、ガイドブックでは決して分からない、済州島の空気と人々の佇まいを伝えます。
旅を通じて揺さぶられ、温められていく心のありさまは、旅することがもたらす解放と再生の力を伝えます。
読んで旅を感じる本です。
- 本の長さ165ページ
- 言語日本語
- 出版社ブイツーソリューション
- 発売日2009/6/22
- ISBN-10443413289X
- ISBN-13978-4434132896
商品の説明
著者について
後藤 裕子
東京生まれ。東京大学文学部英語英米文学科卒。翻訳者として活動しつつ、韓国ドラマ、韓国語などをテーマに執筆を行なう。
著書に「愛の群像~ペ・ヨンジュンからの贈り物」、「愛の群像の歩き方」(上・下)。エッセイ「韓国語で探る『愛の群像』の世界」を韓流ムックに連載中。
東京生まれ。東京大学文学部英語英米文学科卒。翻訳者として活動しつつ、韓国ドラマ、韓国語などをテーマに執筆を行なう。
著書に「愛の群像~ペ・ヨンジュンからの贈り物」、「愛の群像の歩き方」(上・下)。エッセイ「韓国語で探る『愛の群像』の世界」を韓流ムックに連載中。
登録情報
- 出版社 : ブイツーソリューション (2009/6/22)
- 発売日 : 2009/6/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 165ページ
- ISBN-10 : 443413289X
- ISBN-13 : 978-4434132896
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自費出版本は、知り合いに頂くか、義理で購入がふつうかとおもうが、20年以上前に済州島に行ったことがあるので読んでみた。数時間で読み終えたので読みやすかったとは思う。昨今よくある韓流ドラマに触発されての韓国旅行。ドラマ評論の著書もある筆者の、ある意味仕事がらみのような前半は、何か正確を期さねばという思いからか文章が硬く一度中断。何か鬱々としたものが心にあるのだろうがそれは読者には明かされないので読んでいてもどかしく、独りごちているようで、わからない読者としては寄り添えない。年間数度も国内外を旅行するらしい旅慣れたシニア夫婦の、食べ物に関しての後半からは本領発揮。以前は日本人観光客に開放的では無かったところもあり、韓流が及ぼした影響は大きかったと思う。それにしても、積極的に自著を携えてコミニケーションを展開するところは意外と無邪気な方なのかもと思った。自費出版してでも書きたい、という切実な思いがどこからわき上がるのか。全く筆者と関わりのない読者としてはあくまで個人的な旅物語があまねく読者に普遍的に共感できるとは思えなかった。小説とも紀行文とも評し難い、あくまで上品な旅物語といったところか。
2009年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一気に読み終えて、静かな感動が起きました。チェジュの青い空と、碧い海を思いました。
文章が綺麗で、言葉がすっと心に染み渡りました。「静かな」と言うのは、どうしてだろうと考えました。それは、この本全体に流れる、寂寥感ではないかと。作品の終盤、「心の底から笑いながら、私は突然、猛烈に哀しくなった」とありました。「日本からずっと抱えてきた苦しさ。心の中の消えない冷たい石。」とも書かれています。私たち読者は、想像で計るしかないのですが、その寂寥感が、つむがれる言葉の数々で、静かな感動を呼んだのではないかと思うのです。作者の真摯な、言葉。これは、旅行本ではなく、紀行文ではなく、ひとつの、珠玉の物語です。チェジュの空と、海と、人々と、一人の作家の感性が、紡いだ、「物語り」だと思うのです。
文章が綺麗で、言葉がすっと心に染み渡りました。「静かな」と言うのは、どうしてだろうと考えました。それは、この本全体に流れる、寂寥感ではないかと。作品の終盤、「心の底から笑いながら、私は突然、猛烈に哀しくなった」とありました。「日本からずっと抱えてきた苦しさ。心の中の消えない冷たい石。」とも書かれています。私たち読者は、想像で計るしかないのですが、その寂寥感が、つむがれる言葉の数々で、静かな感動を呼んだのではないかと思うのです。作者の真摯な、言葉。これは、旅行本ではなく、紀行文ではなく、ひとつの、珠玉の物語です。チェジュの空と、海と、人々と、一人の作家の感性が、紡いだ、「物語り」だと思うのです。
2009年7月17日に日本でレビュー済み
昔の英国のことわざに「ユーモアあるところにペーソスあり。」がある。人生の機微を精緻に表現したり、伝えたりする事の限界が言葉には、常に存在する。人生の一部である仕事という局面での挫折、つまずき、、、解決には、多くのエネルギーが費やされる。この旅の記録もその一部であろう。自分の最も心温まるところへの訪問、旅情をかき立てられ、そして、そんな自分を溺愛する。
心のヒーリングの一つのパターンがよく書かれている。
残念ながら、済州島を訪問した事はないが、この筆者のような誰かが心を癒した場所だと知れば、人として訪問したくなる旅行記である。
済州島好きの旅行者には、その甘い思い出を反芻できるエッセイ記である。
夢心地のけだるい午後のお昼寝のお供に、お薦めの一冊!
<韓国料理大好き君>より
心のヒーリングの一つのパターンがよく書かれている。
残念ながら、済州島を訪問した事はないが、この筆者のような誰かが心を癒した場所だと知れば、人として訪問したくなる旅行記である。
済州島好きの旅行者には、その甘い思い出を反芻できるエッセイ記である。
夢心地のけだるい午後のお昼寝のお供に、お薦めの一冊!
<韓国料理大好き君>より
2009年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上品で美しい文章と共に、まだ見ぬ済州を旅した気分だ。著者には、何気ない人々、風景、事柄などに優しい目線がある。わかり易い文章を書いているが、この著者は豊富な品物が入った沢山の引き出しを持っているのではないか。 これを読んだ人は、世代を問わず私にとっての遊園地は何だろう?と考えるに違いない。勇気も貰える本だ。
2012年10月29日に日本でレビュー済み
以下は分散していた私のamazonレビューを1か所にまとめるために転載したものです。
大人の遊園地
後藤 裕子著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,260
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
以下は分散していた私のレビューを1か所にまとめるために転載したものです。
5つ星のうち 5.0 食事の場面が実にいい!, 2009/8/23
レビュー対象商品: 大人の遊園地 (単行本)
気取りも気負いもなく静かな語り口、読みやすくすーっと作者に沿って一緒に紀行している気分になってくる。やはり原点はあの俳優が厳前としてある。だが、それは単にあの俳優の残り香を追っかけるだけの旅ではなかった。作者の心のうちが散りばめられてくる。
そして同行の鹿男なる夫君。並みの観光とは違う妻の思考優先の3日間の旅に、その心の旅に退屈するでもなく一緒に楽しんでいる。実に羨ましい夫婦である。またこのエッセーで度々出てくる食事の場面が実にいい。済州の特産品を地酒の焼酎とともに食す場面は思わず、普段思い出したこともない八代亜紀の「舟歌」を思い浮かべてしまう。お酒が好きなのに普段このように嗜む機会のない自分が哀れに思えてくる。このようにお酒を楽しんでみたい!
済州という土地そのものが作者にとっての「大人の遊園地」という。日本からずっと抱えてきた苦しさ。読み手にはどんな苦悩かは察することはできないが、それが夜の遊園地の一人乗りの宇宙船に乗ったことによって「不思議な夜の化学反応によって猛烈な勢いで気化し、その体積を何百倍にもして、噴水のように藍色の空に散っていく。」と表現されている。旅の一つのあり方を考えさせられた。
大人の遊園地
後藤 裕子著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,260
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
以下は分散していた私のレビューを1か所にまとめるために転載したものです。
5つ星のうち 5.0 食事の場面が実にいい!, 2009/8/23
レビュー対象商品: 大人の遊園地 (単行本)
気取りも気負いもなく静かな語り口、読みやすくすーっと作者に沿って一緒に紀行している気分になってくる。やはり原点はあの俳優が厳前としてある。だが、それは単にあの俳優の残り香を追っかけるだけの旅ではなかった。作者の心のうちが散りばめられてくる。
そして同行の鹿男なる夫君。並みの観光とは違う妻の思考優先の3日間の旅に、その心の旅に退屈するでもなく一緒に楽しんでいる。実に羨ましい夫婦である。またこのエッセーで度々出てくる食事の場面が実にいい。済州の特産品を地酒の焼酎とともに食す場面は思わず、普段思い出したこともない八代亜紀の「舟歌」を思い浮かべてしまう。お酒が好きなのに普段このように嗜む機会のない自分が哀れに思えてくる。このようにお酒を楽しんでみたい!
済州という土地そのものが作者にとっての「大人の遊園地」という。日本からずっと抱えてきた苦しさ。読み手にはどんな苦悩かは察することはできないが、それが夜の遊園地の一人乗りの宇宙船に乗ったことによって「不思議な夜の化学反応によって猛烈な勢いで気化し、その体積を何百倍にもして、噴水のように藍色の空に散っていく。」と表現されている。旅の一つのあり方を考えさせられた。
2009年8月10日に日本でレビュー済み
久々に「読むこと」と「旅すること」の幸せを感じました。
火山性の島、緑の森。おぼろげに霞む海。
静かな、なつかしい街並み。畑に植えられた葱坊主たち。そして出会う人々。
独特の暖かい目線で捕え、その土地の風を感じる、作者の旅の物語。自分の世界に入ってくるチェジュの風に驚き、更に、「どうか幸せでいてください」と祈る、作者の思いに胸を打たれます。描かれた景色は静かに美しく、モノ達も人々も、なんて愛しい出会いでしょうか。そして、旅をしながらも、生きることに懸命に向かい合う、健気で優しい、一人の女性。旅行記というよりは、深いメッセージの込められた小説、全ての大人にそっと贈りたい「心の花束」のような、珠玉の一冊です。
火山性の島、緑の森。おぼろげに霞む海。
静かな、なつかしい街並み。畑に植えられた葱坊主たち。そして出会う人々。
独特の暖かい目線で捕え、その土地の風を感じる、作者の旅の物語。自分の世界に入ってくるチェジュの風に驚き、更に、「どうか幸せでいてください」と祈る、作者の思いに胸を打たれます。描かれた景色は静かに美しく、モノ達も人々も、なんて愛しい出会いでしょうか。そして、旅をしながらも、生きることに懸命に向かい合う、健気で優しい、一人の女性。旅行記というよりは、深いメッセージの込められた小説、全ての大人にそっと贈りたい「心の花束」のような、珠玉の一冊です。
2009年7月2日に日本でレビュー済み
哀しみを持つことは不幸ではない。哀しみに背を向けず肯定することで、人は自らを救うことができるのだ、とチェジュの海、空、そして風が教えてくれる。
旅のもたらすくつろぎと興奮、そして食への飽くなきこだわり。島の食の紹介に終わらない、「食べることは生きること」というストレートなメッセージが小気味よい。
「エッセイスト」ゆこまるの再生だけでなく、新境地を拓く「作家」後藤裕子の新生を告げる作品。
旅のもたらすくつろぎと興奮、そして食への飽くなきこだわり。島の食の紹介に終わらない、「食べることは生きること」というストレートなメッセージが小気味よい。
「エッセイスト」ゆこまるの再生だけでなく、新境地を拓く「作家」後藤裕子の新生を告げる作品。