主観である事を念頭にいれてお読みください。
色々と癖が強い作品である事が目につきます。
1.登場キャラが多い
これは普通は良い事なのですが、キャラが書ききれていない。
数が多すぎて出番の無いキャラが多い、一度でたらそれで終わりなキャラが多い。
ヒロインが多い様ですが、一度でて終わり、スポット参戦的に出て終わりです。
これならヒロイン扱いじゃなくても良いのではないかと思います。
あくまでもヒロインが物語の中核を支える存在として見た場合の意見です。
2.文章に癖がある
受け入れられる人には問題なのでしょうが、台詞や文章（いわゆる作品内での説明）に苛立つ事が出てきます。
説明不足もあるので理解出来てない所もありますし、一度説明していたとしても初期に出した説明で忘れている場合もあります。
そう言った部分でのおさらい的な説明もないので、極論
戦っているシーンを楽しめるかどうか、等の部分的な要素だけ楽しむ作品です。
3.主人公の考え方
アウトロー的な面が目立ちます。
他作品で例えるならバスタードのダークシュナイダーでしょうか、そう言った主人公を求めるのであれば面白い作品と思います。
掘り下げると色々でてくるのですが量が膨大になるのでこれでとりあえず一旦終わりにします。
とりあえず、人を選ぶ作品である事と、それが故に批判がでます。
戦闘描写が下手ですし、ワンパターンの展開、物語に起伏がありません。
それが楽しいのであれば、購入する価値はあると思います。
良い点も無論あります。
1巻はテンポも良く、強力過ぎる敵の一部と戦うなど、今後を楽しめそうな予感もありました。
残念ながらそれが続かなかったのが残念です。
嫌なら読むなという意見あります。
購入しての正直な感想に対して嫌なら読むなと封殺しようとする程に熱烈なファンがいる。
という裏返しでもあります。
そういった意味でも評価が両極端になる程読み手を選ぶ色物作品と言わざるを得ないかなと思います。
今後、自分の世界間を表現するのは作者の自由ですし自分の予定通り書くのは構わないと思いますが、
ゆえに色物作品として今後も続いて行くと思います。
いずれにせよ価格設定が少し高額なため（ラノベ二冊分）という面もあり、作品的にも批判は今後出るかと思います。
web版もよんでみましたが復讐を目指す正統派主人公を最強として書きたいのでしょうが疑問符がつきます。
ネタバレになるの言及しませんが全知全能などが最もたる例です。
偏在等の考え方、幼馴染に対する考え方等、バスタードの様な主人公と書いた点でもあります。
もう少しこの辺りを何とかしてほしいかと思います。
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