この本は、いろんな読み方ができるという意味で古典的文献だと思う。たとえば、テレビを教育上有害だと考える人にとっては理論の補強となり、右脳活性を有力だと思っている人には批判的検討に値する本だといえる。
ところで、内容のほうは、10年以上前のアメリカで公教育のプログラムに耐えられない生徒が続出したのは、テレビと関係があるのではないかというところから考察が始まり、テレビの問題点、子供が能力を獲得するプロセス、脳の左半球・右半球について、新たなメディアに対する対応などについてである。
子供を育てている親御さんや、教育関係者などにとって必読文献だと考える。
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滅びゆく思考力: 子どもたちの脳が変わる 単行本 – 1992/5/1
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- 本の長さ377ページ
- 言語日本語
- 出版社大修館書店
- 発売日1992/5/1
- ISBN-104469211737
- ISBN-13978-4469211733
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
子どもたちは考えなくなった…。なぜ? 頭の構造が違ってきている!? 全米の教育現場からの報告と脳生理学・神経言語学の知見から浮かびあがるハイテク時代の子どもたちの姿は、そのまま日本の現在に重なる。今、親は教師は何をするべきなのか。
登録情報
- 出版社 : 大修館書店 (1992/5/1)
- 発売日 : 1992/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 377ページ
- ISBN-10 : 4469211737
- ISBN-13 : 978-4469211733
- Amazon 売れ筋ランキング: - 237,249位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年4月20日に日本でレビュー済み
現在(と言っても、書かれたのは90年だが)、アメリカの学生達の学力が低下しつつある。特に、論理的思考の基盤となるべき言語能力に関して大幅な低下が見られる。これは、脳の機能、そのものが変容しつつあるためであろう。この傾向に歯止めをかけるために、すべきことは何なのか?
簡単に内容を言えば、こういうことである。が、この書に書かれたことはどの程度まで正しいのだろうか?
まず、著者の経歴であるが、著者のハーリー氏は、「教育心理学専攻。30年間つとめた公立学校およびクリーブランド州立大学を退職し~」とある。これだけを見ると、「脳」の専門家ではなく、専門は「心理学」と言う事になる。
それで、である。内容に関してであるが、脳に関する記述も多いのだが、「ある調査で、○○という報告がされている」とか、「学者は△△と言っている」のような記述が多く、その調査の具体的内容であるとかが殆ど出てこない。科学的な装いをしている以上、読者としてもそれを判断して考えることが必要であるのに、そのデータは全て著者が握り、読者側はそのデータを元にして著者が考えた話のみ、というのは大きな減点材料と言えよう。(尤も、翻訳者のあとがきによると、本来は15章構成の大作であったものを、ページの都合などにより専門用語などの多い部分を削除して、10章に削減、内容的にも3分の2になってしまったとあり、その削除された部分にそのようなデータがあったのかも知れない。そうだとしたら残念なことである)
結論として出てくる、成長過程に合わせた教育を行う、読み書きなどの重視、様々なことを行って刺激を与える…などに反対する理由は無い。だが、この書を読み、その通りにしたからと言って、脳が正常に成長する(そもそも、子供の脳が違っている、ということすら、この書で証明されてはいない)というような事は言えないだろう。
簡単に内容を言えば、こういうことである。が、この書に書かれたことはどの程度まで正しいのだろうか?
まず、著者の経歴であるが、著者のハーリー氏は、「教育心理学専攻。30年間つとめた公立学校およびクリーブランド州立大学を退職し~」とある。これだけを見ると、「脳」の専門家ではなく、専門は「心理学」と言う事になる。
それで、である。内容に関してであるが、脳に関する記述も多いのだが、「ある調査で、○○という報告がされている」とか、「学者は△△と言っている」のような記述が多く、その調査の具体的内容であるとかが殆ど出てこない。科学的な装いをしている以上、読者としてもそれを判断して考えることが必要であるのに、そのデータは全て著者が握り、読者側はそのデータを元にして著者が考えた話のみ、というのは大きな減点材料と言えよう。(尤も、翻訳者のあとがきによると、本来は15章構成の大作であったものを、ページの都合などにより専門用語などの多い部分を削除して、10章に削減、内容的にも3分の2になってしまったとあり、その削除された部分にそのようなデータがあったのかも知れない。そうだとしたら残念なことである)
結論として出てくる、成長過程に合わせた教育を行う、読み書きなどの重視、様々なことを行って刺激を与える…などに反対する理由は無い。だが、この書を読み、その通りにしたからと言って、脳が正常に成長する(そもそも、子供の脳が違っている、ということすら、この書で証明されてはいない)というような事は言えないだろう。