この著者の他の本を含め、
筋トレに関する本を何冊か買った中の一冊です。
これが一番、わかりやすい気がしました。
筋トレの原理も、やり方も。
クイック→スローとは、
小さめの負荷ですばやく行う筋トレで
筋繊維の微細な破壊を促し、
大きな負荷でゆっくり行う筋トレで、
化学的なストレス（乳酸の発生）を促し、
その相乗効果を狙おうとするものです。
たとえば、腕立て伏せ。
腕でジャンプする形式で行った後、
幅を広く取ってゆっくりと。
キツイですが、大胸筋が激しくパンプアップします。
理論的な説明は平易な文章で読みやすいですし、
写真が多いので、必要な動作もわかりやすいです。
効果を下げる原因となるような誤った動作の紹介も、
確かにやってしまいそうな例で、タメになります。
私はクイックでは関節を痛めそうなので、
この本の後半や他の本でもよく紹介されている
ハード＆スローでのトレーニングを進めています。
過去三十年の毎日のトレーニングでは起きなかった、
強烈な筋肉痛を楽しんでいます。
正しいメソッドに従った正しいトレーニング法、
重要だと思います。
売り文句として書かれている「1日10分」では
明らかにトレーニング量が不足すると思いますが、
この本に従えば効率のいい筋トレができることは確かです。
しっかり筋肉をつけて体脂肪率を下げたい方、
お勧めします。
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