先代吉田玉男さんのファンだったため、箕助さんのこのような本を読まずにきた事を後悔しました。
箕助さんの誠実な嘘のない人格からくる文章で
今更ながら戦前戦後の、三和会因会と分裂していた頃の実情、そして人形遣いとしての嘘偽りのない心情を知る感じる事ができました。
30年前の一冊ですが、箕助さんが引退された今読みますと感無量になります。
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頭巾かぶって五十年: 文楽に生きて ハードカバー – 1991/8/1
吉田 蓑助
(著)
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社淡交社
- 発売日1991/8/1
- ISBN-10447301200X
- ISBN-13978-4473012005
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
現代の文楽の女方を代表する簑助が、芸歴50年を機に、はじめて明かす半生記。そして、伝統と現代・人形遣いの知恵・女方の人形の型・文楽に生きる女たちなどをテーマに、簑助本人の体験をまじえて語る芸の話。
登録情報
- 出版社 : 淡交社 (1991/8/1)
- 発売日 : 1991/8/1
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 222ページ
- ISBN-10 : 447301200X
- ISBN-13 : 978-4473012005
- Amazon 売れ筋ランキング: - 737,482位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
吉田簑助の語り口で、子供時代から文楽一筋の人生をたどることができました。貴重な写真も多く、人形ならではの、人間以上の美しさ、哀れさ、情感に溢れた舞台を思い出しました。吉田簑助には、その後日経新聞の「私の履歴書」で語られた後半生もあり、そちらはまだ本になっていないようです。ぜひ世に出してくださる
出版社が出てくることを期待します。
出版社が出てくることを期待します。
2014年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発行当時は出版されたことを知りませんでした。アマゾンのお勧めでその存在を知り、購入に到りました。出会いに感謝します。
また、状態が良く、前の所有者、売った方、それから本屋さんが丁寧に扱っていらしたことがわかり、ありがたく思います。
吉田みの助さんは、主役のお人形を扱う方ですから、もう頭巾はかぶっていませんけれど、頭巾をかぶったように明かされなかった素顔が見れて面白かったです。戦中も上演されていたことや、戦後の分裂と和解の様子も興味深かったです。
これからもこのような貴重な本を市場に出して頂きたいです。
また、状態が良く、前の所有者、売った方、それから本屋さんが丁寧に扱っていらしたことがわかり、ありがたく思います。
吉田みの助さんは、主役のお人形を扱う方ですから、もう頭巾はかぶっていませんけれど、頭巾をかぶったように明かされなかった素顔が見れて面白かったです。戦中も上演されていたことや、戦後の分裂と和解の様子も興味深かったです。
これからもこのような貴重な本を市場に出して頂きたいです。
2004年12月13日に日本でレビュー済み
文楽に詳しい後輩にプレゼントしてもらった。順調に行って足10年、左10年の修行という世界で、50年を超えて今なお修行中、とおっしゃる著者は、決して謙遜ではないだろう。一生かかっても満足、慢心できないであろう芸の世界の奥深さを感じた。また、古典芸能である文楽も、時代につれて芸のあり方が変わるものなのだということを知ることができた。