アメリア・アレナス氏の鑑賞教育のメソッドや理念について、高知大学の上野行一氏が分析を行っています。日本と欧米の教育方法の違いに、教師と生徒間、生徒間同士のコミュニケーションの違いもあります。
鑑賞教育というと、美術史を中心とする作品解釈が中心になりやすい
のです。この著書では、個人的な体験や鑑賞者の主体性を大切にしながら、いかに自分で意図を見出すか、自分にとって美術が重要なものであるかについて考えるヒントを与えてくれると思います。
ただ「○○方式」のように形骸化したり、情操教育などに見られる、抽象的な目標下に置かれて解釈される懸念もあります。彼女のメソッドの背景にあるハウゼンのステージ理論など、注釈が不十分な面もあります。

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まなざしの共有: アメリア・アレナスの鑑賞教育に学ぶ 単行本 – 2001/3/1
付属資料:CD-ROM(1枚)
- 本の長さ181ページ
- 言語日本語
- 出版社淡交社
- 発売日2001/3/1
- ISBN-104473017974
- ISBN-13978-4473017970
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
対話ですすめる美術鑑賞が、いまなぜ必要なのか。アメリア・アレナスの対話型美術鑑賞法を、日本の教育に即した詳細な解説と、美術館や学校での実践レポートでわかりやすく紹介する。
著者について
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