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芭蕉の言葉: おくのほそ道をたどる 単行本 – 2005/3/1
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- 本の長さ249ページ
- 言語日本語
- 出版社淡交社
- 発売日2005/3/1
- ISBN-104473032299
- ISBN-13978-4473032294
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登録情報
- 出版社 : 淡交社 (2005/3/1)
- 発売日 : 2005/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 249ページ
- ISBN-10 : 4473032299
- ISBN-13 : 978-4473032294
- Amazon 売れ筋ランキング: - 512,930位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,123位日本文学(日記・書簡)
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2017年3月27日に日本でレビュー済み
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芭蕉の俳句を鑑賞するのに大変役立っています。期待通りでした。
2009年10月12日に日本でレビュー済み
芭蕉の【おくのほそ道】を辿る本で、しかも稲越さんの写真がまたとても綺麗です、静謐、という感じで捉えたくなる写真で綺麗ですし、佐佐木さんの【おくのほそ道】解説も、俳句を、芭蕉を知らない私でも充分面白く読めました。
当たり前ですが、その当時であっても巨人であった芭蕉の『旅』に対する心構えの強さは相当なものですし、そこまでに至る過程を「おくのほそ道」以外の資料も交えながら話されることでより理解しやすくなりました。芭蕉という人のことにも興味がより湧くようになりますし、こうであったのではないか?という姿勢が気持ちよいです。様々な写真を見ることで、その時の芭蕉の目に写ったものではないけれど、同じ光景に思いを馳せることが出来る写真がまた素晴らしいです。これが芭蕉のいう「古人の跡をもとめず、古人の求めたる所をもとめよ」だと思います。
芭蕉の言葉のキメ台詞のように、深く考えさせられる言葉が表題通りたくさん散りばめられていて、そこもまた良かったです。以下、読んでいただくと、より良いと思うのですが、私がくらっときた台詞は「不易流行」、「名人はあやふき所に遊ぶ」、「平生則ち辞世なり」、「事は卑俗の上に及ぶとも、懐かしくひとるべし(事柄は卑しい俗事をうたっても、卑俗ではなく、心親しく表現すべきだ=何をうたうかではなく、どううたうか?が重要なのだ)」などです。かなり深い(当たり前でしょうけれど)言葉の数々でした。特に「不易流行」は深いうえに考えてもさらに深く感じさせる言葉です。
また、同行者曾良(そら)と、途中で分かれていたとは知りませんでしたし、かなりフィクションを交えてまで「おくのほそ道」という作品の完成度を求めたところがまた感銘しました。最後の最後が旅立ちで、しかも書き上げた半年後に亡くなる(実際の紀行から5年後)なんていうのもまた凄いと思いました。
俳句に興味のある方、旅に興味ある方、真理をつく言葉に興味のある方に、そして写真に興味ある方にオススメ致します。
当たり前ですが、その当時であっても巨人であった芭蕉の『旅』に対する心構えの強さは相当なものですし、そこまでに至る過程を「おくのほそ道」以外の資料も交えながら話されることでより理解しやすくなりました。芭蕉という人のことにも興味がより湧くようになりますし、こうであったのではないか?という姿勢が気持ちよいです。様々な写真を見ることで、その時の芭蕉の目に写ったものではないけれど、同じ光景に思いを馳せることが出来る写真がまた素晴らしいです。これが芭蕉のいう「古人の跡をもとめず、古人の求めたる所をもとめよ」だと思います。
芭蕉の言葉のキメ台詞のように、深く考えさせられる言葉が表題通りたくさん散りばめられていて、そこもまた良かったです。以下、読んでいただくと、より良いと思うのですが、私がくらっときた台詞は「不易流行」、「名人はあやふき所に遊ぶ」、「平生則ち辞世なり」、「事は卑俗の上に及ぶとも、懐かしくひとるべし(事柄は卑しい俗事をうたっても、卑俗ではなく、心親しく表現すべきだ=何をうたうかではなく、どううたうか?が重要なのだ)」などです。かなり深い(当たり前でしょうけれど)言葉の数々でした。特に「不易流行」は深いうえに考えてもさらに深く感じさせる言葉です。
また、同行者曾良(そら)と、途中で分かれていたとは知りませんでしたし、かなりフィクションを交えてまで「おくのほそ道」という作品の完成度を求めたところがまた感銘しました。最後の最後が旅立ちで、しかも書き上げた半年後に亡くなる(実際の紀行から5年後)なんていうのもまた凄いと思いました。
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